ニトリの毛布から抜け毛が!原因と対策、おすすめ毛布をご紹介

毛布についての質問です。 ニトリで購入した毛布を2年間使用して3年目に入ります。 毎年1回(計2回)、毛布をしまう際に、近所のコインランドリーで 洗濯→高温乾燥→圧縮パックに保存していました。 今年、毛布を使用しはじめましたが抜け毛が多くなってしまい困っております。 ボサッと一度に多量に抜ける訳では無く 毛布を敷いたり畳んだりする際に細かい1本1本の毛が部屋を舞い散る感じです。 空気清浄機のフィルターはすぐに毛布の毛で覆われ 寝室に置いてある洋服にまとわりついてしまいます。 健康上も良くないと感じております。 抜け毛のない毛布などありませんでしょうか? その他、おすすめの品がございましたらご教示願います。

ニトリの毛布の抜け毛、その原因は?

2年間使用し、コインランドリーで高温乾燥を繰り返したニトリの毛布から抜け毛が増えたとのこと。これは、繊維の劣化が主な原因と考えられます。

高温乾燥によるダメージ

コインランドリーの乾燥機は高温で乾燥させるため、毛布の繊維に大きな負担がかかります。特に、アクリルやポリエステルなどの合成繊維は、高温乾燥を繰り返すことで繊維が傷み、毛羽立ちや抜け毛が発生しやすくなります。天然繊維であるウールや綿も、高温乾燥は劣化を早める原因となります。

圧縮パックによる影響

圧縮パックによる圧迫も、繊維のダメージに繋がります。長期間圧縮された状態では、繊維が変形したり、弱ったりすることがあります。特に、繊細な繊維の毛布は圧縮パックでの保管に適さない場合もあります。

使用頻度と経年劣化

2年間の使用に加え、毎日の摩擦や使用による摩耗も、繊維の劣化を進めます。これは、どんな素材の毛布でも避けられない経年劣化です。

抜け毛対策と、選び方のポイント

では、抜け毛の少ない毛布を選ぶにはどうすれば良いのでしょうか? 以下のポイントを参考に、自分に合った毛布を選んでみましょう。

素材選びが重要!

* 綿100%:天然素材で肌触りが良く、通気性も良好。しかし、乾燥機による縮みに注意が必要です。
* ウール:保温性が高く、肌触りも抜群。ただし、高価で手入れがやや難しい面があります。
* マイクロファイバー:軽くて柔らかく、保温性も高い。洗濯機で洗えるものが多く、お手入れが簡単です。ただし、静電気が発生しやすい場合があります。
* ポリエステル:耐久性が高く、お手入れが簡単。しかし、通気性がやや劣る場合があります。

おすすめは、マイクロファイバー素材の毛布です。洗濯機で洗え、乾燥機にも比較的強いものが多く、お手入れが簡単です。また、保温性も高く、価格も比較的リーズナブルです。ただし、静電気が気になる場合は、静電気防止加工が施されたものを選びましょう。

毛布の選び方

* 繊維の密度:繊維の密度が高いほど、抜け毛が少ない傾向があります。表示をよく確認しましょう。
* 加工:「抗ピリング加工」や「毛玉防止加工」が施されていると、毛玉や抜け毛の発生を抑える効果があります。
* 信頼できるブランド:品質管理がしっかりしているブランドの毛布を選ぶことで、耐久性や品質の面で安心できます。

具体的な対策とおすすめアイテム

既にニトリの毛布を使用している場合、抜け毛を完全に防ぐことは難しいかもしれません。しかし、以下の対策で抜け毛を軽減することは可能です。

1.丁寧な洗濯と乾燥

* 洗濯ネットを使用:洗濯機で洗う際は、必ず洗濯ネットを使用しましょう。
* 低温で乾燥:乾燥機を使用する場合は、低温設定を選び、乾燥時間を短くしましょう。自然乾燥が理想的です。
* 柔軟剤の使用:柔軟剤を使用することで、繊維の摩擦を軽減し、抜け毛を抑える効果が期待できます。ただし、使用しすぎると、逆に繊維が弱まる可能性があるので注意が必要です。

2.保管方法の見直し

* 圧縮パックは避ける:圧縮パックは繊維を傷めるため、使用を避け、風通しの良い場所で保管しましょう。
* 通気性の良いカバーを使用:保管時は、通気性の良いカバーに入れて保管することで、カビやダニの発生を防ぎます。

3.おすすめアイテム

抜け毛が少ない毛布を探しているなら、以下のブランドの毛布がおすすめです。

* 無印良品:シンプルで高品質な毛布が揃っています。綿やウール素材など、様々な素材から選べます。
* 西川リビング:寝具メーカーとして老舗の西川リビング。高品質な素材と丁寧な縫製で、長く使える毛布が期待できます。
* イケヒココーポレーション:様々なデザインと素材の毛布を取り揃えています。価格も比較的リーズナブルです。

これらのブランドでは、抗ピリング加工や毛玉防止加工が施された毛布も多く販売されています。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田先生に話を伺いました。

「毛布の寿命は、素材や使用頻度、お手入れ方法によって異なりますが、一般的には3~5年と言われています。高温乾燥を繰り返すと、繊維が傷み、抜け毛の原因になります。長く使うためには、適切な洗濯と乾燥、そして保管方法が重要です。また、素材選びも大切です。綿やウールなどの天然素材は、肌触りが良く、保温性も高いですが、お手入れが少し大変です。マイクロファイバーは、お手入れが簡単で、保温性も高いのでおすすめです。」

まとめ

ニトリの毛布の抜け毛は、高温乾燥や圧縮パックによる繊維の劣化が原因と考えられます。抜け毛を軽減するには、丁寧な洗濯と乾燥、適切な保管方法が重要です。そして、新しい毛布を選ぶ際には、素材や加工、ブランドなどを考慮して、自分に合った毛布を選びましょう。 今回ご紹介したポイントを参考に、快適な睡眠空間を実現してください。

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