ニッセンのすのこベッドから気になる臭い…ホルムアルデヒド?対策と対処法

1ヶ月程前に、ニッセンで、すのこベッドを購入したのですが、鼻を突くようなツンとした臭いが消えません。またベッドの置いてある部屋に入ると咳込んだり、呼吸が苦しくなったりと、健康面でも影響がでてきました。これは、ホルムアルデヒドなどによる過敏症なのでしょうか。また同じ部屋では子供も寝ているため心配なのですが、何か対策はないでしょうか?ニッセンに問い合わせた方がよいのでしょうか?どうか、回答宜しくお願いします

気になる臭いの原因:ホルムアルデヒドの可能性

新築の住宅や新しい家具から発生するツンとした臭いは、ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)が原因である可能性が高いです。特に、合板やパーティクルボードなどの木材加工製品には、接着剤としてホルムアルデヒドを含むものが使用されることがあり、ニッセンのすのこベッドも同様の可能性があります。 ホルムアルデヒドは、目や鼻の刺激、咳、呼吸困難などの症状を引き起こすことが知られており、お子様がいるご家庭では特に注意が必要です。 ご自身が感じている症状は、ホルムアルデヒドによるシックハウス症候群の一種である可能性があります。

まずは換気を徹底!臭い対策の基本

まず、最も重要なのは換気です。窓を開け放ち、常に新鮮な空気を部屋に取り入れるようにしましょう。特に、朝と夜、そして就寝前には必ず換気を実施してください。 サーキュレーターなどを活用して、部屋全体の空気を循環させるのも効果的です。 可能であれば、ベッドのある部屋の窓を常に少し開けておくことも検討してみてください。ただし、防犯面にも配慮が必要です。

吸着・分解で臭いを軽減するアイテム

換気だけでは不十分な場合は、以下のアイテムを活用してみましょう。

活性炭

活性炭は、優れた吸着能力を持つ素材です。活性炭入りの空気清浄機や、活性炭フィルターを備えた空気清浄機、あるいは活性炭バッグなどを活用して、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着させましょう。 活性炭は定期的に交換する必要がある点に注意してください。

消臭スプレー

市販の消臭スプレーも有効です。ただし、ホルムアルデヒド対策に特化した製品を選ぶことが重要です。 成分表示をよく確認し、天然成分を使用したものや、ホルムアルデヒドを分解する効果のあるものを選びましょう。 ただし、スプレーの使用頻度が多いと、逆に化学物質過敏症を引き起こす可能性もあるため、使用は控えめにしましょう。

植物の力

観葉植物の中には、空気中のホルムアルデヒドを吸収する効果があるものがいくつかあります。観葉植物を置くことで、室内の空気環境を改善する効果が期待できます。 ただし、植物だけで完全にホルムアルデヒドを除去することは難しいので、あくまで補助的な対策として考えてください。 おすすめは、サンスベリアポトスなどです。

専門家への相談も視野に

症状が改善しない場合、または症状が深刻な場合は、医師や専門機関への相談をおすすめします。 シックハウス症候群の診断や、適切な治療法の提案を受けることができます。 また、環境測定機関に依頼して、部屋内のホルムアルデヒド濃度を測定してもらうのも有効です。

ニッセンへの問い合わせ

ニッセンに問い合わせることも検討しましょう。製品に問題がある可能性があることを伝え、交換または返金を依頼することができます。 問い合わせの際には、症状の詳細や写真などを添えて、状況を正確に伝えましょう。 問い合わせ窓口はニッセンのウェブサイトで確認できます。

子供への影響と対策

お子様は大人よりもホルムアルデヒドの影響を受けやすいです。 そのため、お子様の寝室には特に注意を払い、換気や消臭対策を徹底しましょう。 お子様がベッドで寝ている間は、空気清浄機を稼働させるのも効果的です。 また、お子様の症状にも注意し、異変を感じたらすぐに医師に相談しましょう。

インテリア選びのポイント:安全な素材を選ぶ

今回の経験を踏まえ、今後のインテリア選びでは、安全な素材を選ぶことを心がけましょう。 家具を選ぶ際には、ホルムアルデヒドの放散量が少ない製品を選ぶことが重要です。 製品のラベルやカタログに、ホルムアルデヒドの放散量に関する情報が記載されている場合がありますので、確認してみましょう。 また、天然木無垢材を使用した家具を選ぶのも良い選択肢です。

まとめ:多角的なアプローチで快適な睡眠環境を

ニッセンのすのこベッドから発生する臭いによる健康被害は、深刻な問題です。 換気、消臭アイテムの活用、専門家への相談など、多角的なアプローチで問題解決に取り組みましょう。 そして、今後のインテリア選びでは、安全な素材を優先し、快適で健康的な睡眠環境を確保してください。 お子様がいるご家庭では、特に注意が必要です。

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