ドアの隙間風とカチャカチャ音…DIYで解決!レバー交換と調整方法

部屋のドアを閉めても、風が家のどこからか吹き込むとカチャカチャとアソビ音がして、とても不快で悩んでいます。グッと押すとカチッと閉まります。四角い穴ぼこの位置も厚紙等で位置の修正してみましたが、このような状況です。ノブというかレバーごと交換したほうがいいですか?穴の位置をずらすとドア本体が…DIYを試みたいと考えています。詳しい方のご意見・施工例・部品名など教えてください。

ドアのカチャカチャ音と隙間風、その原因と解決策

ドアを閉めても隙間風が入ってきて、カチャカチャと音がする…これは多くの家庭で起こるよくある悩みです。原因は様々ですが、主に以下の3点が考えられます。

  • ドアとドア枠の隙間:経年劣化や建物の揺れなどによって、ドアとドア枠の間に隙間が生じている。
  • ドアクローザーの不具合:ドアクローザー(自動でドアを閉める装置)の調整不良や故障によって、ドアが完全に閉まらない状態になっている。
  • ドアレバーの不具合:ドアレバーの取り付け位置がずれていたり、レバー自体に不具合がある。

質問者様のケースでは、グッと押すとカチッと閉まることから、ドアとドア枠の間に隙間があり、レバーの動作に問題がある可能性が高いと考えられます。厚紙で穴の位置を修正を試みられたとのことですが、一時的な改善策にしかならず、根本的な解決には至らなかったのでしょう。

DIYで解決!ドアレバー交換と調整方法

DIYで解決するには、以下の手順で進めてみましょう。

1. ドアレバーの分解と点検

まず、現在のドアレバーを分解して、内部の状態を確認します。ドライバーとペンチなどの工具が必要になります。レバーのネジを外し、内部の部品を取り出します。

  • ラッチボルトの確認:ラッチボルト(ドア枠に当たる部分)がスムーズに動くか確認します。動きが渋い場合は、潤滑油を塗布しましょう。
  • ストライクプレートの確認:ストライクプレート(ドア枠に取り付けられた金属板)の位置や状態を確認します。歪んでいたり、ドアとの隙間が大きすぎる場合は、調整が必要です。
  • レバーの軸の確認:レバーの軸にガタつきや破損がないか確認します。ガタつきがある場合は、レバーの交換が必要となる可能性があります。

2. ドアレバーの交換(必要に応じて)

点検の結果、レバー自体に問題がある場合は、交換が必要です。ホームセンターなどで、ドアの厚さに合ったレバーを購入しましょう。

  • レバーの種類:レバーハンドル、ドアノブなど様々な種類があります。既存のレバーと同じタイプを選ぶのが無難です。デザインや材質も豊富なので、インテリアに合わせて選びましょう。
  • 寸法の確認:ドアの厚さ、バックセット(レバーの取り付け穴の中心からドアの端までの距離)などを確認し、適切なサイズのレバーを選びましょう。
  • 取り付け方法:新しいレバーの取り付け方法は、商品に付属の説明書に従って行いましょう。不明な点は、ホームセンターの店員に相談するのも良い方法です。

3. ストライクプレートの調整

レバーの交換だけでは解決しない場合は、ストライクプレートの調整が必要となる可能性があります。ストライクプレートの位置を微調整することで、ドアとドア枠の隙間をなくし、カチャカチャ音を解消できます。

  • 位置の調整:ストライクプレートを固定しているネジを緩め、位置を調整します。ドアを閉めた状態で、ラッチボルトがストライクプレートにスムーズに当たる位置に調整しましょう。
  • 隙間パッキンの使用:ストライクプレートとドア枠の間に隙間がある場合は、隙間パッキンを使用することで隙間を埋め、隙間風を防ぎます。ホームセンターで様々な種類の隙間パッキンが販売されています。

4. 隙間風の原因究明と対策

レバーの調整や交換後も隙間風が気になる場合は、ドアとドア枠の隙間そのものを塞ぐ必要があります。

  • 隙間テープ:ドアとドア枠の隙間に隙間テープを貼ることで、隙間風を防ぎます。様々な素材と厚さの隙間テープがあるので、状況に合わせて選びましょう。
  • 気密材:より本格的な対策として、気密材を使用することもできます。気密材は、ドアとドア枠の隙間に注入することで、高い気密性を確保できます。
  • 専門業者への依頼:DIYで解決できない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、的確な原因究明と適切な対策を提案してくれます。

専門家の視点:ドアの調整は慎重に

ドアの調整は、素人には難しい部分もあります。無理に調整しようとすると、ドア本体を傷つけたり、逆に隙間を大きくしてしまう可能性があります。自信がない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。

まとめ

ドアのカチャカチャ音と隙間風は、DIYで解決できる可能性が高いです。しかし、作業には慎重さが求められます。手順を丁寧に守り、それでも解決しない場合は、専門業者に相談しましょう。快適な住空間を取り戻すために、ぜひチャレンジしてみてください。

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