トイレトレーニングと多頭飼いの悩み:犬が部屋を自由に動き回っても大丈夫?

トイレについて教えてください。我が家は現在主にサークル飼いですが、いずれ長時間部屋に放し、自由にさせてあげればと思っています。(理想はサークルの扉を開けっ放し。)そこで心配なのは、トイレです。現在はサークル内(トイレと寝床がセパレートタイプ)のトイレを覚え、80%はそこでします(あとの20%は相手にしてほしい時いたずら感覚でわざと寝床でします)。部屋に放した際、ちゃんとサークルに戻って用を足すか…心配です。外にトレーをもう一つとも考えてみたんですが、置き場がないので、できればいつものサークル内のトイレで、というのが希望なのですが。それと、部屋にずっと放しているご家庭の方に聞きたいのですが、きちんとトレーで用を足しても、オシッコがかかった足で部屋を歩きまわることに抵抗はないですか?

犬のトイレトレーニング:サークルから部屋への移行

愛犬がサークル内でトイレトレーニングを80%成功しているのは素晴らしいですね!しかし、サークルから部屋への移行は、犬にとって大きな環境の変化です。今まで安全な空間だったサークルから、自由に動き回れる広い部屋へ変わることで、トイレの場所を認識しにくくなる可能性があります。

部屋への移行:段階的なアプローチ

いきなりサークルの扉を開け放しにするのではなく、段階的に部屋への適応を進めることをお勧めします。

  • 段階1:サークルから少しだけ部屋へ:最初はサークルの扉を少しだけ開けて、犬が自由に部屋に出入りできるようにします。この段階では、犬が部屋に興味を示すかどうか、そしてトイレをサークル内で済ませるかどうかを観察します。数時間だけ扉を開けて様子を見てみましょう。
  • 段階2:滞在時間の延長:段階1で問題がなければ、サークルから部屋への滞在時間を徐々に長くします。最初は1時間、次に2時間、と徐々に時間を延ばし、犬が部屋で過ごすことに慣れていくのをサポートします。この間も、トイレの場所を常に確認し、必要に応じてサークルに戻します。
  • 段階3:サークル内のトイレを目立つ場所に:サークル内のトイレの位置を、犬が部屋からでもすぐに認識できるような、目立つ場所に移動してみましょう。視覚的な手がかりを増やすことで、トイレの位置を覚えやすくなります。
  • 段階4:褒めて強化する:サークル内でトイレを済ませたら、必ず褒めてご褒美を与えましょう。ポジティブな強化は、トイレトレーニングの成功に大きく貢献します。おやつや言葉で褒めてあげましょう。
  • 段階5:完全に開放:全ての段階をクリアしたら、サークルの扉を完全に開け放ちます。それでも問題なくトイレを済ませるようであれば、成功です!

もし部屋でトイレをしてしまったら…

部屋でトイレをしてしまった場合は、決して叱らないようにしましょう。叱ると、犬はトイレをする行為自体を怖がるようになり、隠れてトイレをするようになってしまいます。代わりに、すぐにトイレを片付け、サークル内のトイレに誘導し、そこでトイレを済ませたら褒めてあげましょう。

追加のトイレトレー設置の検討

置き場所がないとのことですが、工夫次第で設置できるかもしれません。

コンパクトなトイレトレー

通常のトイレトレーよりもコンパクトなサイズのものもあります。壁際や家具の隙間など、今まで気づかなかった場所に設置できるかもしれません。

壁掛け式のトイレトレー

壁掛け式のトイレトレーも選択肢の一つです。場所を取らず、清潔に保ちやすいというメリットがあります。ただし、設置場所の壁の強度などを確認する必要があります。

オシッコがかかった足で部屋を歩き回ることに抵抗?

これは、飼い主さんの性格や生活スタイルによって大きく異なります。

清潔さを重視する方への対策

オシッコがかかった足で部屋を歩き回ることに抵抗がある場合は、以下の対策が有効です。

  • こまめな足拭き:トイレの後、すぐに犬の足を拭いてあげましょう。ペット用のウェットティッシュやタオルなどを用意しておくと便利です。
  • 足洗い:トイレの後、ぬるま湯で軽く足を洗ってあげましょう。汚れが気になる場合は、ペット用のシャンプーを使用しても構いません。
  • 防水性の高い床材:フローリングなどの防水性の高い床材を使用することで、万が一オシッコをこぼしてしまっても、すぐに拭き取ることができます。また、カーペットやラグは、汚れが目立ちやすく、清潔さを保つのが難しいので、極力使用を避けることをお勧めします。
  • 犬用ソックス:犬用のソックスをはかせることで、オシッコが床に付着するのを防ぐことができます。

抵抗がない方の場合

抵抗がない場合は、特に特別な対策は必要ありません。ただし、定期的に床の掃除をすることは、清潔さを保つために重要です。

専門家の視点:獣医さんやドッグトレーナーの意見

トイレの失敗は、犬の年齢や性格、健康状態など様々な要因が関係しています。どうしても改善しない場合は、獣医さんやドッグトレーナーに相談することをお勧めします。専門家から適切なアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。

まとめ:愛犬との快適な生活のために

サークルから部屋への移行は、犬にとっても飼い主さんにとっても大きな変化です。焦らず、段階的に進めていくことが大切です。愛犬の様子をよく観察し、必要に応じて調整しながら、愛犬と快適な生活を送れるよう工夫していきましょう。 ベージュのインテリアは、落ち着きがあり、犬にとってもリラックスできる空間作りに役立ちます。

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