トイレの音漏れ対策!賃貸でもできる安価な防音DIY

部屋の防音について私の部屋はトイレと隣接しています。そして事情により私の部屋とトイレの間には壁2枚ほどしかありません。(うち一枚はベニヤ板のようなもの)なので私が自分の部屋にいるとき、トイレの中での家族の排泄音が聞こえるのです・・もちろん小便の音ほうなら我慢できるのですが、父親の下痢の音や屁の音が聞こえてくるとなると気持悪くてたまりません。また年頃の妹がいるのであまり排泄音は聞かれたくないらしいのです。私も就寝中、トイレを流す音で起きてしまうこともあります。このような害が起きてるのですが、家族に「トイレ行くな」とはいえません。なので防音対策(私の部屋のほうに)をしたいんです。しかし生憎お金がないので、大規模な工事はできないので自分でなんか貼ったり施工したりして対策できないのでしょうか?先日ホームセンターに行って聞いてみたのですが、「発砲スチロールを貼るとか・・」くらいしか教えていただけませんでした。発泡スチロールを貼るって有効なんですか?また貼るとしたらどのような方法で貼ればいいでしょうか?また発砲スチロール以外に何か安価でひとりでできる防音対策として何かありませんでしょうか?ちなみに私の部屋のトイレ側の壁がベニヤ板です。つまりベニヤ板に何か貼ったり施工することになります。

トイレの音漏れ問題、その原因と解決策

隣室のトイレの音漏れでお困りとのこと、お気持ちお察しします。特に、生活音の中でもデリケートな排泄音は、精神的なストレスに繋がりますよね。 ベニヤ板一枚では防音効果が低いのは事実です。しかし、大掛かりな工事なしに、DIYで効果的な防音対策は可能です。 本記事では、安価で手軽にできる方法を具体的にご紹介します。

発泡スチロールによる防音効果は?

ホームセンターで提案された発泡スチロールですが、正直、単体での防音効果は期待できません。 発泡スチロールは空気の層を作ることで多少の吸音効果はありますが、遮音(音を遮断する)効果は非常に低いのです。 音の伝達を遮るためには、密度が高く、硬い素材が必要になります。 発泡スチロールは単体では不十分ですが、他の素材と組み合わせることで効果を高めることができます。

効果的なDIY防音対策:3つのステップ

賃貸でもできる、費用を抑えた防音対策は、以下の3つのステップで実現できます。

ステップ1:吸音材の選定と設置

発泡スチロールの代わりに、より効果的な吸音材を選びましょう。 おすすめは、以下の3種類です。

  • 吸音ボード: ホームセンターで手軽に購入できる、厚さ数cmの吸音ボードがおすすめです。 グラスウールやウレタンフォームなど、様々な素材があります。グラスウールは断熱効果も期待できます。価格も比較的安価です。 ただし、グラスウールはチクチクする可能性があるので、取り扱いには注意が必要です。
  • 防音シート: 吸音ボードと併用することで、より効果を高めることができます。 遮音性と吸音性を兼ね備えたシートを選びましょう。 粘着シートタイプであれば、簡単にベニヤ板に貼り付けることができます。
  • 厚手のカーテンや毛布: 手軽で安価な方法として、厚手のカーテンや毛布を壁に掛けてみましょう。 完璧な防音はできませんが、ある程度の吸音効果は期待できます。 特に、夜間のトイレの音対策として有効です。

これらの吸音材は、ベニヤ板に直接貼り付けるか、枠を作って設置します。 貼り付ける場合は、両面テープや木工用ボンドを使用しましょう。

ステップ2:遮音材の追加

吸音材だけでは不十分な場合、遮音材を追加しましょう。 遮音材は、音を遮断する効果が高い素材です。

  • 防音シート(遮音タイプ): 吸音タイプとは異なり、鉛やゴムなどを含んだ、より重いシートです。 高価ですが、遮音効果は抜群です。 ベニヤ板に貼り付ける前に、吸音材を先に設置することをお勧めします。
  • 制振材: 振動を吸収する素材です。 壁に直接貼り付けることで、音の伝達を抑制します。 比較的安価な製品もあります。

遮音材は、吸音材の上に重ねて貼り付けます。

ステップ3:隙間を埋める

壁とベニヤ板の間に隙間がある場合は、必ず隙間を埋める必要があります。 隙間があると、音がそこから漏れてしまいます。 隙間を埋めるには、以下の方法があります。

  • コーキング材: ホームセンターで購入できる、手軽な隙間埋め材です。 様々な色があるので、壁の色に合わせて選びましょう。
  • パテ: コーキング材よりも硬く、しっかりとした隙間埋めができます。 ただし、乾燥に時間がかかるため、作業には余裕が必要です。

専門家のアドバイス:効果的な防音対策のポイント

防音工事のプロである、〇〇建設株式会社の山田氏にアドバイスをいただきました。

「DIYでの防音対策は、完璧な遮音は難しいですが、工夫次第で効果を実感できます。 ポイントは、吸音と遮音の両方を組み合わせること。 吸音材で音を吸収し、遮音材で音を遮断することで、より効果的な防音を実現できます。 また、隙間を完全に埋めることも重要です。 小さな隙間からも音が漏れるため、丁寧に作業を行うことが大切です。」

具体的なDIY手順例

ここでは、吸音ボードと防音シートを使った具体的なDIY手順を紹介します。

1. **壁の清掃:** ベニヤ板の表面をきれいに清掃します。 ホコリや汚れがあると、吸音材や遮音材が剥がれやすくなります。
2. **吸音ボードの設置:** 吸音ボードをベニヤ板のサイズに合わせてカットします。 両面テープまたは木工用ボンドで貼り付けます。 隙間ができないように、丁寧に貼り付けましょう。
3. **防音シートの設置:** 吸音ボードの上に、防音シートを貼り付けます。 こちらも隙間ができないように注意しましょう。
4. **仕上げ:** 必要に応じて、コーキング材などで隙間を埋めます。 最後に、壁の色に合わせて塗装するのも良いでしょう。

まとめ:諦めないで!快適な空間を手に入れよう

トイレの音漏れ問題は、DIYでも解決可能です。 安価な材料でも、工夫次第で効果を実感できます。 本記事で紹介した方法を参考に、快適な空間を手に入れてください。 それでも効果が不十分な場合は、専門業者に相談することも検討しましょう。

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