トイレの水量調整とトラブルシューティング

トイレの排水するときの水の量を調節するのはどこ? タンクに水を送るネジ? タンクの中にあるネジ? (浮き輪に繋がってる) どうしたら調節出来ますか? ちなみに、ネジ弄ったら タンクの水のキレが悪く いつまでも水が落ちる音がして煩くて困ります こういうのも分かりますか?

トイレの水量調整方法

トイレの水量調整は、トイレの種類によって方法が異なります。一般的に、タンク内部にある「水位調整ネジ」または「フロート調整ネジ」を調整することで、排水量を調節できます。このネジは、タンク内の浮き球(フロート)に繋がっていることが多いです。

1. トイレの種類を確認する

まず、ご自宅のトイレが「ロータンク式」か「ハイタンク式」かを確認しましょう。ロータンク式はタンクが便器の後ろに低く設置されているタイプで、ハイタンク式はタンクが便器の上部に高く設置されているタイプです。調整方法は、それぞれ多少異なります。

2. 水位調整ネジの位置を確認する

タンクの蓋を開けて、内部を確認します。多くの場合、浮き球(フロート)に繋がった調整ネジが見つかります。これは、タンクに給水する水の量を調整することで、最終的に排水量を調整する仕組みです。ネジの種類は、プラスドライバーで回せるものや、特殊な工具が必要なものなど様々です。

3. 水位調整ネジの調整方法

  • プラスドライバーで調整できるタイプ: ネジを時計回りに回すと水位が下がり、排水量が減ります。反時計回りに回すと水位が上がり、排水量が増えます。少しずつ調整し、排水量を確認しながら最適な位置を探しましょう。
  • 特殊な工具が必要なタイプ: この場合は、取扱説明書を確認するか、専門業者に相談することをお勧めします。無理に調整すると、トイレの故障につながる可能性があります。

4. 調整後の確認

調整後、数回トイレを流して排水量を確認しましょう。排水音が気になる場合は、水位を少し下げて調整してみてください。それでも改善しない場合は、次のトラブルシューティングを試みましょう。

トイレの水切れが悪い、排水音が気になる場合のトラブルシューティング

トイレの水が切れが悪く、排水音が気になる場合、以下の原因が考えられます。

1. 水位調整ネジの調整ミス

水位調整ネジを回しすぎて、水位が上がりすぎている可能性があります。この場合は、ネジを時計回りに少しづつ戻して、水位を調整しましょう。

2. フロートの故障

浮き球(フロート)が劣化したり、破損したりしている可能性があります。フロートが常に水を吸い込んでいる状態になっていると、水が切れにくくなります。この場合は、フロートの交換が必要となる場合があります。ホームセンターなどでフロートを購入し、自分で交換することもできますが、不安な場合は専門業者に依頼しましょう。

3. 止水弁の故障

タンクに給水する止水弁が故障している可能性もあります。止水弁が完全に閉まらず、水が流れ続けていると、排水音が継続します。この場合も、止水弁の交換が必要となる場合があります。

4. 便器内部の詰まり

便器内部に何かが詰まっていると、排水がスムーズに行われず、音が長く続く場合があります。便器の詰まりを解消する必要があります。ラバーカップ(ゴム製の吸盤)を使って詰まりを取り除くか、専門業者に相談しましょう。

5. その他の部品の故障

ボールタップ、フラッパーバルブなどの部品が故障している可能性も考えられます。これらの部品は、トイレの排水機構に重要な役割を果たしています。故障している場合は、部品の交換が必要です。

専門家の視点:トイレの水量調整は慎重に

トイレの水量調整は、一見簡単そうですが、不適切な調整はトイレの故障や水漏れにつながる可能性があります。特に、特殊な工具が必要なタイプのトイレや、調整に自信がない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。専門業者であれば、適切な調整方法を熟知しており、故障の原因を的確に特定し、修理や交換を行うことができます。

まとめ:トイレの水量調整とトラブルシューティング

トイレの水量調整は、水位調整ネジを調整することで行えます。しかし、調整ミスや部品の故障によって、排水音が気になるといったトラブルが発生する可能性があります。トラブルが発生した場合は、上記のトラブルシューティングを試してみましょう。それでも改善しない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。 適切なメンテナンスを行うことで、トイレを長く快適に使用することができます。

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