トイプードルの態度が人によって違う!原因と解決策

トイプードルの態度が人によって変わります。 トイプードルの生後2ヵ月半の♀。 家に来てから3週間弱なのですが、八方美人というか、人によって態度があまりに違うのでビックリしています。 うちは4人家族なのですが、父(オヤツをあげる役)、母(ブラッシング役)、妹(エサをあげる役)、私(トイレの後始末役)と分担性で面倒をみています。ケージで寝かす事を基本とし、適度に出して遊んであげています。 家に迎えた当時は愛嬌を振りまいていたものの。。。最近、私にだけ態度が変わるようになりました。 父・母・妹にはベタベタとしているのですが、私の側に来ると、急に目付きが、いかにもイタズラをするぞという輝きになり、手・腕・足・唇・耳などそこらじゅうに噛み付いてきます。甘噛みではなく、本気噛みです!!この前はイタズラをした時にケージに戻そうと、抱えあげたら”悪そうな表情(あきらかに普段と違う表情)”を浮かべながら、オシッコをしました。私に直撃です(涙)。 普段、遊んでいる時間とかでいうと、妹、母、私、父の順です。 智恵袋を参考にさせて頂き、噛み付くなど悪い事をした時には、無視やケージに戻すといった事をしています。 これは順位を自分より下に見ていると認識してよろしいのでしょうか? ちなみに、毎日、私の前でお腹は見せています。補足皆様、早速のご回答ありがとうございます。 昨晩は、うんちをしたので片付けていたところ、私のすぐ横にきて、うんちをしました(したばかりなのに。。。)。 チャックがあって、中に人間が入っているのではないかとも思えるほどの意地悪さです!! まずは皆様の言う通り、分担制はやめてみようと思います。

トイプードルの多様な態度、その原因を探る

生後2ヶ月半のトイプードルが、家族によって異なる態度を示すのは、犬の社会性と学習能力、そして飼い主との関係性の複雑さを示しています。 単に「順位」の問題だけでなく、いくつかの要因が重なっている可能性が高いです。 質問者様の記述からは、以下の点が考えられます。

1. 分担制によるコミュニケーションの不足

現在、家族で役割分担をして犬の世話を行っているとのことですが、これがかえって問題を生んでいる可能性があります。 犬は、一人の人間と深い絆を築くことで安心感を覚えます。 役割分担によって、犬は各家族メンバーとの接し方を個別に学習し、その結果、人によって異なる態度をとるようになるのです。 特に、トイレの後始末という役割は、犬にとってネガティブな体験と結びつく可能性があり、その担当者である質問者様に対して、不信感やストレスを抱えている可能性があります。

2. 遊び方と注意のバランス

遊んでいる時間の順序が「妹、母、私、父」であること、そして質問者様に対しては「本気噛み」をするという記述から、遊びの質と量、そして注意の仕方に偏りがあることが推測されます。 犬は遊びを通して社会性を学び、飼い主との信頼関係を築きます。 しかし、遊びすぎたり、適切な注意を与えられなかったりすると、犬は興奮状態になり、コントロールを失うことがあります。 質問者様への噛みつきは、遊びの延長線上にある可能性もありますが、適切な注意や境界線を教えることが重要です。

3. 不安とストレス

犬がお腹を見せる行動は、安心している状態を示す場合もありますが、同時に不安やストレスを抱えている場合もあります。 特に、トイレの後始末や叱責と結びついていると、質問者様に対して警戒心を抱き、攻撃的な行動に出る可能性があります。 オシッコやウンチを質問者様のすぐ近くでする行動も、ストレスの表れと考えられます。 これは、犬なりの「コミュニケーション」であり、注意が必要です。

具体的な解決策とアドバイス

上記の点を踏まえ、具体的な解決策を提案します。

1. 分担制の見直し:一人の担当者を決め、一貫した接し方を

まず、最も重要なのは分担制をやめることです。 一人の担当者を決め、その担当者が犬の世話を中心に行うことで、犬は一貫した接し方、ルールを理解しやすくなります。 これは、犬にとって安心感と安定感を与え、ストレスを軽減する効果があります。 他の家族は、遊びやコミュニケーションを通して犬との関係性を築くようにしましょう。

2. ポジティブな強化:褒めて育てる

犬の行動をコントロールする際は、罰を与えるよりも褒めることを中心にしましょう。 良い行動をしたらすぐに褒めて、ご褒美を与えましょう。 これは、犬にとってポジティブな経験となり、良い行動を繰り返すように促します。 特に、トイレトレーニングは、成功したら必ず褒めて、ご褒美を与えましょう。 これは、トイレトレーニングの成功率を高めるだけでなく、質問者様への信頼感も高めます。

3. 適切な遊び方:興奮させすぎない

遊びの際は、犬の興奮度合いを常にチェックしましょう。 興奮しすぎると、コントロールを失って噛みつく可能性があります。 遊びの終わりは、犬が落ち着いている時に終了し、ケージに戻すなど、明確な区切りをつけることが重要です。 また、噛みつき防止のため、おもちゃを使うなど、適切な遊び方を心がけましょう。

4. 専門家のサポート:必要に応じて

状況が改善しない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、犬の行動の根本原因を特定し、適切な解決策を見つけることができます。 また、しつけ教室に参加するのも有効です。

5. 生活空間の見直し:安全で快適な環境を

犬にとって安全で快適な環境を整えることも重要です。 ケージは、犬が安心して休める場所として、適切なサイズと配置を心がけましょう。 また、犬が自由に動き回れるスペースを確保し、ストレスを軽減しましょう。 必要に応じて、犬用のベッドやおもちゃなどを用意し、快適な空間を演出しましょう。

まとめ:信頼関係の構築が鍵

トイプードルの態度が人によって違うのは、様々な要因が複雑に絡み合っている可能性があります。 しかし、最も重要なのは、犬との信頼関係を築くことです。 分担制の見直し、ポジティブな強化、適切な遊び方、そして専門家のサポートなどを活用することで、犬との良好な関係を築き、問題を解決できる可能性が高まります。 焦らず、根気強く、犬と向き合っていくことが大切です。 犬の行動をよく観察し、そのサインを理解することで、より良いコミュニケーションを築けるでしょう。

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