トイプードルの子犬のトイレトレーニング:リビングのテーブル下への排泄対策

トイプードルの生後2ヵ月♀を引き取ってから10日。ケージ内ではしっかりとトイレで出来ています。ですが、ケージから出すと、最初は甘えてくるのですが、突然スイッチが入って猛ダッシュ、リビングの端に置いてある低いテーブルの下にもぐりこみ、オシッコやウンチをしてしまいます。ケージのすぐ外にもトイレを設置しているのですが、そこでの成功率は1割くらい。ちゃんと出来た時には褒めてあげています。なんか、人に見られる場所だと、トイレはちゃんと出来ないのでしょうか?テーブルは重量のあるもので、他の部屋とかに移動する事が出来ません。何か、良い方法はないでしょうか?テーブル下は20センチくらいの高さです。補足です。最初、ウンチをする時は、カーペットの臭いを嗅ぎながらクルクル回りだす前兆があり、こちらも対応出来たのですが、今はダッシュして即ウンチです。オシッコはほぼ秒速です!!

問題行動の原因を探る:なぜテーブルの下で排泄するのか?

生後2ヶ月のトイプードルは、まだトイレトレーニングの初期段階です。ケージ内では成功していることから、トイレの場所を理解している可能性が高いです。しかし、ケージの外、特にリビングのテーブル下で排泄するのは、いくつかの理由が考えられます。

1. 隠れ場所としてのテーブル下

犬は、不安や恐怖を感じると、隠れる場所を探します。テーブル下は、子犬にとって安全で落ち着ける隠れ場所として認識されている可能性があります。特に、急にダッシュして排泄する様子から、何かを恐れて隠れている可能性が高いと考えられます。

2. 興奮とストレス

ケージから解放された時の興奮や、新しい環境へのストレスが排泄につながっている可能性も考えられます。子犬は、感情の表現として排泄を行うことがあります。

3. 排泄のタイミングと場所の関連性

以前は、ウンチをする前にカーペットの臭いを嗅いでクルクル回る前兆があったとのことですが、それが無くなっていることから、子犬が排泄のタイミングをコントロールできていない可能性があります。 秒速で排泄する様子からも、子犬自身が排泄を我慢することが出来ていないことが伺えます。

効果的な解決策:具体的なステップ

テーブルを移動できない状況を踏まえ、以下の対策を段階的に試してみてください。

1. テーブル下のトイレ設置:試行錯誤は必要

質問にある通り、テーブル下にトイレトレイを設置してみることは有効な手段です。しかし、20cmの高さは子犬にとって少し高いかもしれません。低いタイプのトイレトレイを選ぶか、段ボールなどで高さを調整して、子犬が楽にアクセスできる高さにすることが重要です。

成功のポイント: トイレトレイの位置を数日間変えながら、子犬が最も落ち着いて排泄できる場所を見つける必要があります。 最初は、テーブルのすぐ近くにトイレを置き、徐々にテーブルの下に近づけていく方法も有効です。

2. 環境の整備と安心感の提供

子犬が安心できる環境を作ることは、トイレトレーニング成功の鍵となります。

  • ケージの場所: ケージは、リビングの落ち着ける場所に置きましょう。人通りの少ない場所が理想的です。
  • 安全な空間の確保: リビングに、子犬が自由に動き回れる安全なスペースを確保しましょう。子犬が落ち着ける場所(ベッドやマットなど)を用意し、遊びや休息の場所とトイレの場所を明確に区別しましょう。
  • 刺激の軽減: テレビの音や人の話し声など、子犬が興奮するような刺激を極力減らしましょう。落ち着いて過ごせる環境を作ることで、排泄の失敗を減らすことができます。

3. トイレトレーニングの徹底

  • 頻回なトイレ誘導: 子犬は、まだ膀胱や腸の容量が小さいので、頻繁にトイレに誘導する必要があります。食事後、睡眠後、遊びの後など、こまめにトイレに連れて行きましょう。
  • 成功時の褒め方: トイレで成功したら、すぐに褒めてあげましょう。言葉だけでなく、おやつや撫でるなど、子犬が喜ぶ褒め方を工夫しましょう。
  • 失敗時の対応: 失敗した場合は、叱らずに、落ち着いてトイレに誘導しましょう。叱ると、子犬は恐怖心からさらに隠れて排泄するようになる可能性があります。
  • エンザイム系クリーナーの使用: 排泄物の臭いを完全に除去するために、エンザイム系クリーナーを使用しましょう。一般的な洗剤では、臭いの元となる成分を完全に除去できない場合があります。

4. 専門家への相談

状況が改善しない場合は、獣医や動物行動学者に相談することをお勧めします。 病気や、他の行動上の問題が隠れている可能性もあります。

専門家の視点:動物行動学者のアドバイス

動物行動学者によると、子犬のトイレトレーニングは、忍耐と継続的な努力が必要です。 叱ることは逆効果になることが多いので、常にポジティブな強化を心がけましょう。 また、子犬の年齢や性格を考慮し、トレーニング方法を調整することも重要です。 例えば、遊びやトレーニングを組み合わせることで、子犬のモチベーションを高めることができます。

まとめ:継続的な努力で成功を掴む

トイプードルの子犬のトイレトレーニングは、時間と根気が必要なプロセスです。 しかし、適切な方法と継続的な努力によって、必ず成功に導くことができます。 上記の対策を参考に、子犬とじっくり向き合い、安心できる環境を築いてあげましょう。 そして、成功体験を積み重ねることで、子犬はトイレの場所を理解し、適切な場所で排泄するようになります。

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