トイプードルの子犬のしつけ:落ち着きのない子犬との上手な付き合い方

お願いいたします。トイプードル(♂)3ヶ月についてお聞きします。日中はゲージで飼っていてトイレはトレーでしてくれるのですが、ゲージから出すと部屋中を走り回り、その走り方が猛獣のようにうなりながら走るので、お手やらおすわりを教えようと思うのですが、落ち着きがないというのか、ゲージに入れても暫くは興奮状態で中の敷物とかをくわえて振り回しながらうなっています。噛み癖もあるので、色々と試してますがなかなか直ってくれません。相手にしないでほっとくと、あきらめて疲れ果てたように伸びています。毎回このような感じなので、こちらが少し疲れています。何ヶ月ぐらいになったらゲージから出ても歩くようになってくれるのでしょうか?YouTubeなんかを見たら、同じ3ヶ月でも動き方が違うようで…このままだと他所の子供にでも噛み付いたらと不安になります。しつけ教室とかに連れて行った方が良いのかと家族で話していますが、アドバイスお願いします。補足:ゲージから出す時間2、3時間おきに出して20分ぐらいと決めています。6回ぐらい出しますね。トイレはすぐに覚えてくれて、ほとんど失敗はないです。大変失礼ですが、私はこちらに同じような子犬を育てた方がおられればご意見をと思い出しました。おいくつの方か存じませんが、「やれ」「やれ」と命令口調はやめていただきたい。上から目線するほどあなたは立派に育てたのでしょうか?だいたいの想像はつきますが…

3ヶ月の子犬の行動と、飼い主さんの不安

3ヶ月の子犬は、まさにやんちゃ盛りの時期です。ゲージから解放されると、 pent-up energy(溜まったエネルギー)を爆発させるように走り回る、うなる、噛むといった行動は、子犬にとってごく自然な反応です。 YouTubeなどで見る子犬と異なる行動も、個体差によるものなので心配する必要はありません。大切なのは、この活発なエネルギーをどのようにコントロールし、適切なしつけを行うかです。飼い主さんが疲れてしまうのも無理はありません。しかし、焦らず、段階的にしつけを進めていきましょう。

子犬の落ち着きのなさを改善するための具体的なステップ

1. エネルギー発散のための運動

子犬の活発さを活かし、適切な運動でエネルギーを発散させることが重要です。20分間の放出時間は短いかもしれません。ゲージから出してすぐは興奮しているので、まずは落ち着くまで少し待ち、その後、短い時間でも良いので、リードをつけて散歩に行きましょう。 公園などで他の犬と安全に交流できる機会を作るのも効果的です。ただし、他の犬との接触は、ワクチン接種が完了し、獣医師の許可を得てから行いましょう。

  • 散歩の頻度を増やす: 2~3時間おき、20分間という時間配分は、3ヶ月の子犬にとっては少し短い可能性があります。1回あたりの時間を長くしたり、回数を増やしたりすることを検討してみましょう。例えば、30分~1時間程度の散歩を、1日3~4回行うなどです。ただし、子犬の体力に合わせて調整することが大切です。
  • 室内での遊び: 散歩以外にも、室内で安全なボールやぬいぐるみを使った遊びを取り入れましょう。短い時間でも、子犬は十分に楽しめ、エネルギーを発散できます。引っ張りっこ遊びなども良い運動になります。
  • 嗅覚遊び: トイプードルは嗅覚が優れているため、嗅覚を使った遊びもおすすめです。おもちゃに少量のフードを隠したり、地面にフードを散らしたりして、子犬に探させることで、運動と同時に精神的な刺激を与えられます。

2. しつけのポイント:褒めて伸ばす

「お手」や「おすわり」などの基本的なコマンドは、短時間で複数回繰り返し行うのが効果的です。一度に長時間行うよりも、5分程度の短いトレーニングを1日に複数回行う方が、子犬の集中力を維持しやすくなります。成功したら必ず褒めてあげましょう。

  • ご褒美:おやつや言葉の褒め言葉で、良い行動を強化しましょう。おやつは、小さく刻んで与えるのがおすすめです。
  • ポジティブな強化:叱るよりも、良い行動を褒めることに重点を置きましょう。子犬は、褒められることで、何が正しい行動なのかを理解しやすくなります。
  • タイミング:コマンドを実行した直後に褒めることが重要です。少し時間が経ってしまうと、子犬は自分が何をしたのか分からなくなってしまいます。

3. 噛み癖への対処法

噛み癖は、子犬の遊びの一環であることもありますが、適切な対処が必要です。

  • 噛まれた時の対処法:噛まれた時は、「痛い!」と声を出し、子犬から離れましょう。無視するのではなく、明確に嫌なことを伝えることが重要です。
  • 噛みやすいおもちゃの提供:噛むことが好きな子犬には、安全で丈夫なおもちゃをたくさん与えましょう。これにより、家具や私物を噛むことを防ぐことができます。
  • 「ダメ」の合図:噛もうとした瞬間に「ダメ」とハッキリ言い、おもちゃを与えましょう。

4. ゲージトレーニングの見直し

ゲージは、子犬にとって安全な空間であり、休息場所でもあります。ゲージの中で落ち着いて過ごせるように、快適な環境を整えてあげましょう。

  • ゲージの広さ:子犬が自由に寝返りを打て、立ち上がって座れる程度の広さが理想的です。
  • 快適な寝床:柔らかく、清潔な寝床を用意しましょう。
  • お気に入りの玩具:ゲージの中に、子犬のお気に入りの玩具を入れてあげましょう。

5. しつけ教室の検討

しつけ教室は、プロのトレーナーから適切なアドバイスを受けられる良い機会です。特に、噛み癖が強い場合や、飼い主さんだけで解決が難しい場合は、しつけ教室の利用を検討してみましょう。

専門家の視点:獣医やドッグトレーナーへの相談

子犬の行動に不安を感じたり、しつけに困ったりする場合は、獣医やドッグトレーナーに相談することをお勧めします。彼らは、子犬の年齢や性格、行動パターンなどを考慮した上で、適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ

3ヶ月の子犬の落ち着きのなさは、成長過程においてよくあることです。焦らず、適切な運動、しつけ、そして、必要に応じて専門家のサポートを受けながら、ゆっくりと時間をかけて、子犬との信頼関係を築いていきましょう。 飼い主さんの愛情と忍耐が、子犬の健やかな成長を促します。

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