トイプードルの問題行動改善ガイド:食糞、噛みつき、吠えを解決する具体的な方法

飼っているトイプードルの女の子に関して質問させていただきます。今、10ヶ月になるトイプードル飼っていますが、小さいころから気が小さくて初めてのことにはいつもびびって手がかかるけど、大人しい子でした。でも今はしつけがなっていなく食糞をする、嫌なことがあると手を本気で噛む唸る、部屋から出て行く、もしくは出掛ける時ものすごい勢いで吠えるという3つのことに悩まされています(>_<) 『犬のきもち』や知恵袋もたくさん見ましたがなかなか直らないのでみなさんのお力をお借りしたいと思って質問させていただきました。まとめると、1、部屋に出している時はいいのですがゲージの中に入れていると、知らないうちに食糞してしまう。2、出掛けるときにキャンキャンと高い声で吠える。3、リードをつけようとしたり、手や足を洗ってあげようともちあげたり、服を着せようとすると唸って本気で噛んできます。とても怖いです。叱っても何をしても分かっていないようで、直りません。散歩を行くにもリードが付けられなくて困っています(>_<) 怪我をしてしまうので、噛むのが一番困っています。なんとか主従関係を築きたいです… よろしくお願いします(´・_・`) 補足いっぱい褒めているつもりなんですが…難しいですよね、リードをつけるとき、おすわりさせても横目でちらちらリードを見てつけようと首輪をもった途端暴れて唸って噛んでくるんです(´・_・`)

1. 食糞の問題:原因と解決策

10ヶ月という年齢は、子犬期から成犬期への移行期にあたります。この時期は、ホルモンバランスの変化や精神的な不安定さから、様々な問題行動が現れることがあります。食糞もその一つです。

食糞の原因

* 栄養不足:食事の内容や量が不足している可能性があります。高品質なドッグフードを選び、適切な量を与えるようにしましょう。
* 消化不良:消化に悪いフードを与えている、または食べ過ぎている可能性があります。フードの種類を見直したり、少量ずつ複数回に分けて与えることを検討しましょう。
* ストレスや不安:ゲージでの長時間拘束、環境の変化、家族の不在など、様々なストレスが原因となる場合があります。
* 注意不足:飼い主が見ていない隙にこっそり食べている可能性があります。
* 病気:まれに、膵炎などの病気によって食糞が起こる場合があります。獣医に相談しましょう。

食糞の解決策

* 食事の見直し:高品質なドッグフードを選び、1日の必要摂取カロリーを獣医に相談して決めましょう。
* ゲージ環境の改善:ゲージ内を快適な空間にしましょう。おもちゃやベッドなどを用意し、安心できる場所にしてあげることが重要です。
* ストレス軽減:散歩の時間を増やす、おもちゃで遊んであげるなど、ストレスを軽減する工夫をしましょう。
* 監視:食糞する時間帯や場所を把握し、その時間帯は常に犬の様子を観察しましょう。
* 消化酵素サプリメント:消化不良が原因の場合、獣医に相談の上、消化酵素サプリメントを試してみましょう。
* 獣医への相談:上記の方法を試しても改善が見られない場合は、獣医に相談しましょう。病気の可能性もあります。

2. 吠えの問題:トリガー特定と対処法

出かける時に吠えるのは、分離不安の可能性が高いです。犬は飼い主と離れることに強い不安を感じているのです。

吠えの原因

* 分離不安:飼い主と離れることに対する不安が主な原因です。
* 興奮:お出かけへの期待感や興奮から吠える場合があります。
* 注意喚起:吠えることで飼い主の注意を引きつけようとしている可能性があります。

吠えの解決策

* 徐々に慣れさせる:最初は玄関で少しだけ待つ練習から始め、徐々に時間を長くしていきましょう。
* 無視:吠えても全く反応しないようにしましょう。注意を払うと、吠えることで目的が達成できると学習してしまいます。
* 安心できるアイテム:お気に入りのぬいぐるみやタオルなどをゲージに入れてあげましょう。
* サプリメント:獣医に相談の上、鎮静効果のあるサプリメントを試すのも有効です。
* トレーニング:専門のトレーナーに相談し、しつけのトレーニングを受けるのも良いでしょう。

3. 噛みつき問題:恐怖と信頼関係の構築

リードをつけたり、体を触ろうとすると噛みつくのは、恐怖や嫌悪感からくる反応です。犬は、自分の身を守るために噛みついているのです。

噛みつき原因

* 恐怖:リードやブラッシングなどの行為が恐怖心を引き起こしている可能性があります。
* 痛み:過去に痛い思いをした経験がトラウマになっている可能性があります。
* 資源防衛:自分の体を触られること、またはリードをつけられることに対する抵抗です。

噛みつき解決策

* 恐怖軽減:まずは、犬に恐怖心を与えないように、ゆっくりと距離を縮めていきましょう。
* ポジティブな強化:リードをつけたり、体を触る前に、おやつを与えたり、褒めて良い経験を積ませることで、ポジティブな反応を促しましょう。
* トレーニング:専門のトレーナーに相談し、適切なトレーニングを受けましょう。
* ボディランゲージ:犬のボディランゲージを理解し、犬が恐怖を感じているサインを察知できるようにしましょう。
* 無理強いしない:犬が嫌がっていることを無理強いしないことが大切です。

4. 主従関係の構築

主従関係とは、犬が飼い主をリーダーとして認め、指示に従う関係のことです。しかし、これは支配的な関係ではなく、信頼関係に基づいたものです。

主従関係構築のポイント

* 一貫性のあるしつけ:家族全員で同じルールを守り、一貫性のあるしつけを行いましょう。
* 褒めて育てる:良い行動には必ず褒めて強化しましょう。
* リーダーシップを発揮:犬にとって安全で安心できる環境を提供し、リーダーシップを発揮しましょう。
* 適切なトレーニング:専門のトレーナーに相談し、適切なトレーニングを受けましょう。
* 忍耐と愛情:しつけには時間がかかります。根気強く、愛情を持って接することが大切です。

専門家の視点

動物行動学の専門家によると、これらの問題行動は、幼少期の社会化不足や、適切なトレーニング不足が原因であることが多いそうです。早期の社会化と、ポジティブな強化に基づいたトレーニングが、問題行動の予防と改善に非常に効果的です。

まとめ

トイプードルの問題行動改善には、時間と忍耐が必要です。しかし、適切な方法で対応することで、必ず改善が見られます。上記のアドバイスを参考に、犬との信頼関係を築き、幸せな生活を送ってください。もし、改善が見られない場合は、獣医や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。

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