ツーバイシックス住宅の耐震性と断熱材選択:関東地方での新築を検討中の方へ

関東地方で住宅を新築予定です。地震がこわいので、主に耐震性をあげたい為、当初ツーバイシックス・断熱材はグラスウールにする予定だったのですが、断熱材をフォームライトSLに変更することなりました。それにあたって、ハウスメーカーの営業さんから『フォームライトSLは断熱性能が優れており、ツーバイシックスにするとお金が勿体ないので、ツーバイフォーの方が良いです。耐震性も結局合合板で支えているだけなので、シックスもフォーも変わりありません。』というアドバイスをいただきましたが、ちょっと疑問です。ツーバイシックスを扱っているどこのHPを見ても、ほぼ、断熱性・耐震性を謳っています。あと壁(うちの場合は外側だけで、部屋は狭くなりません)と基礎も厚いと見た目にも安心感があるのですが。。見た目だけ?耐震性はツーバイシックスもツーバイフォーも変わらないのでしょうか…。調べても疑問だらけなので、どなたか教えて下さい。宜しくお願い致します。

ツーバイシックスとツーバイフォーの耐震性:本当に差がないのか?

ハウスメーカーの営業担当者からのアドバイスに疑問を感じるのは当然です。ツーバイシックスとツーバイフォーの耐震性については、単純に「変わらない」と断言することはできません。確かに、どちらも構造用合板で面材を構成し、壁の強度を確保する点は共通しています。しかし、重要な違いがいくつか存在します。

木材のサイズと剛性

ツーバイシックスはツーバイフォーに比べて木材の断面積が大きいため、剛性(変形しにくさ)が高くなります。これは、地震による揺れに対して、より抵抗力を持つことを意味します。特に、大きな地震力を受けた際の変形量を抑える効果が期待できます。

壁倍率の考え方

耐震性を評価する上で重要な指標となるのが「壁倍率」です。壁倍率は、建物の耐震性を表す数値で、高いほど耐震性が高いとされています。ツーバイシックスは、ツーバイフォーよりも壁倍率が高くなる傾向があります。これは、より少ない壁面積で高い耐震性を確保できることを意味します。

接合部の強度

ツーバイシックスとツーバイフォーでは、部材同士の接合方法にも違いがあります。適切な設計と施工が行われれば、どちらも高い強度を確保できますが、ツーバイシックスの方が部材が大きい分、接合部の強度を確保しやすいというメリットがあります。

断熱材の変更と耐震性の関係

断熱材をグラスウールからフォームライトSLに変更することと、ツーバイシックスの耐震性とは直接的な関係はありません。フォームライトSLは高性能断熱材であり、断熱性能の向上に寄与しますが、耐震性には影響しません。営業担当者の発言は、断熱性能の向上を理由にツーバイフォーを推奨しているように聞こえますが、耐震性の観点からは必ずしも正しいとは言えません。

ツーバイシックスのメリット:耐震性以外にも

ツーバイシックス住宅は、耐震性以外にも多くのメリットがあります。

  • 高い遮音性:厚い壁により、外部からの騒音を効果的に遮断します。
  • 優れた耐久性:木材の断面積が大きいため、経年劣化による強度低下が少なく、長寿命です。
  • 快適な室内環境:優れた断熱性能により、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境を実現できます。
  • デザイン性の高さ:厚い壁は、デザイン性の面でも優れており、重厚感ある外観を実現できます。

専門家の意見:構造設計士の視点

構造設計士に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。構造設計士は、建物の構造計算を行い、最適な設計を提案します。ツーバイシックスを採用するメリット・デメリットを専門家の視点から客観的に評価してもらうことで、より安心できる選択ができます。

具体的なアドバイス:後悔しない家づくりを

* 複数のハウスメーカーと比較検討する:複数のハウスメーカーから見積もりを取り、それぞれの提案内容を比較検討しましょう。
* 構造計算書を確認する:耐震性能を客観的に評価するために、構造計算書を確認しましょう。
* 専門家への相談:建築士や構造設計士に相談し、専門的なアドバイスを受けましょう。
* 自分の予算と希望を明確にする:予算と希望を明確にすることで、最適な住宅を選ぶことができます。
* モデルハウスを見学する:実際にツーバイシックス住宅を見学することで、そのメリット・デメリットを実感できます。

まとめ:後悔のない家づくりに向けて

ツーバイシックス住宅は、耐震性、断熱性、遮音性など、多くのメリットを持つ優れた住宅です。しかし、ハウスメーカーの営業担当者の意見だけに頼らず、複数の情報源から情報を収集し、専門家の意見も参考にしながら、ご自身の判断で最適な選択をしてください。 見た目だけでなく、構造や性能についても十分に理解した上で、後悔のない家づくりを進めていきましょう。

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