ツバメの巣が壊された!原因と対策、羽根の片付け方

ツバメの巣が壊されています。まだ巣作りをしている段階の状態でした。夜にはペアで仲良く一緒にいたのに、朝、見ると半壊していて大量の羽根が散乱していました。殺されたのではないかと思う羽根の量でした。それから2日ほどツバメを見かけなくなったのですが、また戻ってきて半壊の巣を修正し始めました。そして昨夜も仲良く二羽を見かけたのに。今朝になって、今度は巣が丸ごと落ちていました。また、同じ場所に大量の羽根が散乱して不気味でなりません。しかし、今日はツバメが来ています。ウチは二階の部屋のベランダなのでヘビやネコは考えられません。二度も起きているので怖いです。カラスの羽根が落ちていることもなく、何が起きたのか。羽根の散乱の片付けが気持ち悪いです。考えられる事を教えてください。

ツバメの巣が壊れた原因を探る

ご自宅のベランダに巣を作ったツバメの巣が壊れてしまい、非常に心配されていることと思います。二度も巣が壊れてしまったとのこと、本当にショックですよね。しかも、大量の羽根が散乱していて、不気味に感じられるのも無理はありません。まずは、考えられる原因をいくつか見ていきましょう。

1. 強風や雨などの自然現象

ツバメの巣は、泥や小枝、枯れ草などを唾液で固めて作られます。そのため、強風や大雨など、自然現象による影響を受けやすいのが事実です。特に、巣作りがまだ途中であれば、強度が弱く、簡単に壊れてしまう可能性があります。

* 強風:特に突風が吹いた日などは、巣が吹き飛ばされたり、損傷したりする可能性があります。
* 大雨:雨水が巣に浸透し、重みで崩落することもあります。
* 地震:小さな揺れでも、巣が落下する可能性があります。

2. 天敵による攻撃

ヘビやネコは二階のため考えにくいとのことですが、他にも天敵となる可能性のある生き物がいます。

* カラス:カラスはツバメの卵や雛を襲うことがあります。巣自体を壊すこともあります。ただし、カラスの羽根がないとのことですので、可能性は低いでしょう。
* ハクビシン:夜行性で、高い場所にも登ることができ、ツバメの巣を襲う可能性があります。
* ムクドリ:他の鳥の巣を乗っ取る習性があり、ツバメの巣を破壊することがあります。

3. 人為的な要因

意図せず巣を壊してしまった可能性も考えられます。

* 洗濯物干しのポールや物干し竿:風で揺れて巣に当たって壊れてしまった可能性があります。
* ベランダの手入れ:掃除機やホウキなどで誤って巣を壊してしまった可能性があります。
* 近隣住民:故意ではないにせよ、何らかの作業中に巣を壊してしまった可能性も考えられます。

ツバメの巣の再建と保護

ツバメは何度も巣作りを繰り返すことがありますが、何度も失敗すると、繁殖に失敗する可能性があります。ツバメが安心して巣作りを続けられるよう、できる限りの配慮が必要です。

ツバメが安心して巣を作れる環境づくり

* 巣の場所の確認:巣の周辺に危険な物がないかを確認し、必要に応じて撤去しましょう。
* 安全な場所の確保:ツバメが安心して巣を作れる場所を確保しましょう。例えば、ベランダにツバメの巣箱を設置するのも良いでしょう。
* 騒音の軽減:ツバメは騒音に敏感です。ベランダでの大きな音を出さないように注意しましょう。
* 周辺環境の整備:ツバメが餌となる昆虫を捕まえやすいように、周辺環境を整備しましょう。

専門家への相談

どうしても原因が分からず、ツバメの保護に不安がある場合は、野鳥保護団体や専門機関に相談することをおすすめします。彼らは専門的な知識と経験を持っており、適切なアドバイスやサポートをしてくれるでしょう。

羽根の片付け方

大量の羽根の片付けは気持ち悪いと感じるのも当然です。以下に、羽根の片付け方を紹介します。

1. 感染症予防

ツバメの羽根には、鳥インフルエンザなどのウイルスが付着している可能性があります。素手で触らず、マスクと手袋を着用して作業を行いましょう。

2. 丁寧な回収

羽根を丁寧に集め、ビニール袋などに入れて密封します。

3. 適切な廃棄

自治体の指示に従って廃棄しましょう。燃えるゴミとして処理できる場合が多いですが、念のため、自治体にご確認ください。

まとめ:ツバメとの共存を目指して

ツバメの巣が壊れる原因は様々です。自然現象、天敵、人為的な要因など、様々な可能性が考えられます。大切なのは、ツバメが安心して巣作り、子育てができる環境を作ることです。そして、もし再び巣が壊れてしまった場合は、専門家への相談も検討しましょう。ツバメとの共存を目指し、穏やかな気持ちで観察を続けましょう。

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