チワワの急激な態度変化…警戒から懐くまで|信頼関係と犬の行動を読み解く

春に1歳になるチワワの男の子飼ってます。26日から祖母の家にお泊まりをしていて、私、家族、叔母さん(祖母の姉)、叔父さんも泊まっています。☆が警戒心が強いのですが叔父さんにはとても懐いたみたいで、かなり顔を舐めまわしていて、叔父さんの事好きなんだなぁーと微笑ましく思っていたのですが、不安なのは1週間目の昨日まで叔母さん(犬好き)を警戒していて、叔母さんが何度も抱っこしてもテンション低かったのに、夕方から別犬のようになりました。切っ掛けは私が抱っこしている時に、叔母さんが抱っこしようと手を伸ばしたのですが、身を退きました。『抱っこしたいから渡して』と言われ渋々渡しました。警戒しているし渡さないべきだったのでしょうか?もしそうなら☆に悪い事をしてしまいました…15分程抱っこし叔母さんがハウスに戻しました。それ以降叔母さんがハウスに近づいたり、横を通るだけでとても喜んで100㌫どんな時でも仰向けになって待つようになりました。仰向けも叔母さんがいればいつまでもずっとやっていますし、大人しくしているんです。私や私の家族にも仰向けになって喜んではくれますが、どんな時でもじゃありません。留守にしていた、お風呂に入っていた、他の部屋に何時間も籠もっていた、寝起き、などの時だけです。それに私たちの時は最初は大人しいので撫でますが、だんだん手を噛み噛み…(甘噛み)手足バタバタ…と暴れてくるので撫でれなくなります(嫌なんでしょうか?)長文すみません。続きます。補足まとめるとずっと警戒していたのに、何故突然☆の態度が変わったのでしょうか?何ヵ月も一緒にいた私たちより1週間程しかいない叔母さんに何故こんなにも仰向けになるのでしょうか?私や親より叔母さんの方が信頼されているという事ですか…?叔母さんが飼い主だと思ってるのでしょうか?

チワワの行動変化の理由を探る:警戒から信頼への転換

愛犬の急激な態度変化は、飼い主さんにとって大きな不安材料になりますよね。特に、長年一緒に過ごした家族よりも、短期間で親しくなった叔母さんに懐く様子は、戸惑いを覚えるのも当然です。しかし、ご心配なく。犬の行動には、私たち人間には理解しにくい部分も多いですが、その背景には必ず理由があります。

今回のケースでは、叔母さんとの接し方、そしてチワワの性格やコミュニケーションの仕方が大きく関わっていると考えられます。

叔母さんとの出会い:きっかけとなった「抱っこ」

ポイントは、叔母さんが抱っこした15分間です。 チワワの☆は警戒心が強いとありますが、叔母さんの抱っこを渋々受け入れた後、態度が大きく変わりました。これは、「抱っこ」という行為が、☆にとって、叔母さんとの信頼関係を築くきっかけになった可能性が高いです。

犬は、特に警戒心が強い犬種の場合、直接的なスキンシップよりも、間接的なアプローチの方が効果的な場合があります。 直接抱き上げるのではなく、まず距離を縮め、匂いを嗅がせ、ゆっくりと触れ合うことから始めるのが理想的です。しかし、今回は既に抱っこされてしまった状況ですが、叔母さんが優しく、穏やかに接したことで、☆は安心感を覚え、信頼関係を築き始めたのでしょう。

仰向けになる行動の意味:安心と信頼の証

犬が仰向けになるのは、相手への絶対的な信頼の表れです。 お腹を晒す行為は、非常に無防備な状態であり、危険を冒してまで信頼している相手に対してのみ見せる行動です。 ☆が叔母さんの前でだけ、いつでも仰向けになるのは、叔母さんに対して深い信頼と安心感を持っている証拠です。

家族との接し方の違い:甘噛みとバタバタの理由

一方、ご家族との接し方では、甘噛みと手足バタバタが見られます。これは必ずしも嫌がっているとは限りません。 興奮や喜びの表現、または遊びの誘いとして行っている可能性があります。 ただし、噛みつきは危険なため、遊び方によっては注意が必要です。

ご家族との間では、すでに信頼関係が築かれているため、より活発にコミュニケーションを取ろうとしている可能性があります。 仰向けになるのは安心している時、甘噛みとバタバタは興奮している時と、状況によって異なる反応を示していると考えられます。

犬の行動を読み解く:専門家の視点

犬の行動学の専門家によると、犬は人間のように言葉で意思表示ができないため、ボディランゲージや行動で感情や意思を伝えます。 今回の☆の行動変化は、叔母さんの穏やかな対応と、抱っこという行為が、☆の警戒心を解き、信頼関係を築く上で重要な役割を果たしたと考えられます。

また、犬は一貫性のある行動を好みます。 普段から優しく接し、信頼関係を築いていれば、突然の行動変化は少ないです。 今回のケースでは、叔母さんの行動が、☆にとって予想外の出来事であった可能性があります。 しかし、その予想外の出来事が、結果的に良好な関係を築くきっかけになったと言えるでしょう。

具体的なアドバイス:犬との良好な関係を築くために

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犬の気持ちを理解する努力をする

犬の行動は、必ずしも人間の感情と一致しません。 犬の行動を読み解くためには、観察力と知識が必要です。 犬のボディランゲージや行動パターンを理解することで、犬の気持ちに寄り添うことができます。 犬のしぐさや表情をよく観察し、何が原因でそのような行動をとっているのかを分析してみましょう。

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一貫性のある接し方をする

犬は一貫性を好みます。 家族全員で、同じルールと接し方で犬と接することが大切です。 例えば、抱っこをするにしても、許可なく抱き上げるのではなく、犬が自ら近づいてきた時や、落ち着いてから優しく抱き上げるようにしましょう。

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無理強いをしない

犬が嫌がることを無理強いしないようにしましょう。 犬が警戒している時は、無理に近づいたり、触ったりしないことが大切です。 まずは距離を保ち、犬が安心できるまでゆっくりと時間をかけて接しましょう。 今回のケースでも、もし☆が叔母さんの抱っこを嫌がっていたら、無理強いせずに、様子を見ていた方が良かったかもしれません。

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褒めて育てる

犬が望ましい行動をとった時は、たくさん褒めてあげましょう。 褒めることで、犬は自分が正しい行動をとったことを理解し、同じ行動を繰り返すようになります。 褒め方は、言葉だけでなく、優しく撫でたり、ご褒美を与えたりと、様々な方法があります。

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専門家の意見を参考に

どうしても不安な場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談してみましょう。 専門家は、犬の行動を分析し、適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ:信頼関係は時間と愛情で育む

犬との信頼関係は、一朝一夕で築けるものではありません。 時間と愛情をかけて、ゆっくりと信頼関係を築いていくことが大切です。 今回のケースでは、叔母さんの行動が、結果的に☆との信頼関係を築くきっかけになったと言えるでしょう。 しかし、すべての犬が同じように反応するとは限りません。 それぞれの犬の性格や特性を理解し、適切な接し方をすることが重要です。 ご家族皆で、☆と楽しく暮らせるよう、これからも愛情をかけて接してあげてください。

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