チワワのトイレトレーニング:布製品と布団への排泄対策

もうすぐ生後4ヶ月になるチワワのトイレについて質問です。基本はケージ飼いをしていて、ケージの中にはトイレとハウスがあります。部屋で遊ばせる時はケージとは別のトイレが部屋にあります。そしてケージでも部屋で遊ぶ時もほぼ100%トイレで大きい方も小さい方もちゃんとやるいい子です。最近までトイレの躾で困ったことはありませんでした。トイレの躾方法はある本を参考にしました。その本には子犬は最初トイレの場所をおぼえる時は、臭いと足の裏の感触で判断すると書いてありました。そこで部屋には布製品を一切置かないで躾ていました。布団も犬を出すときは毎回クローゼットの中に入れていました。しかし布製品や布団が部屋にあるとそこにしてしまうのです。どうしたらトイレと布製品の違いを教えられますかね?毎晩愛犬と布団で寝たいのですがトイレをしてしまうのでできません。なにかアドバイスをお願いします。

問題点:なぜ布製品で排泄してしまうのか?

生後4ヶ月でトイレトレーニングがほぼ成功しているのは素晴らしいですね!しかし、布製品があるとそこで排泄してしまうという問題は、単に「トイレと布製品の違いが分からない」というよりも、犬の行動の背景にあるいくつかの要因が考えられます。

1. 匂いの魅力:

犬は嗅覚が非常に優れています。布製品、特に布団は犬にとって魅力的な匂いが付着している可能性があります。あなたの匂い、食べ物の匂い、その他様々な匂いが、犬にとって「安心できる場所」「自分の匂い」と認識され、排泄場所として選んでしまう可能性があります。

2. 吸水性:

布製品は吸水性が高いです。犬は排泄後、足の裏を拭うような行動をとることがあります。布製品はそれを可能にするため、排泄場所として適していると感じている可能性があります。

3. 場所の関連付け:

これまで布製品を完全に排除していたため、犬は布製品=排泄してはいけない場所という認識がまだ定着していない可能性があります。逆に、布団と睡眠の関連付けが強く、布団の上でリラックスして排泄してしまうという行動パターンが形成されている可能性も考えられます。

4. 年齢と発達:

生後4ヶ月はまだ幼犬です。膀胱や腸の制御が完全に発達しておらず、我慢ができない状況で、たまたま布製品の上で排泄してしまった経験が、その場所を排泄場所として記憶させてしまっている可能性があります。

解決策:段階的なトレーニングと環境調整

解決策は、以下の段階的なトレーニングと環境調整を組み合わせることです。

1. 徹底的な清掃:

まず、布団や布製品に付着している尿や糞の匂いを完全に除去することが重要です。市販のペット用消臭剤を使用し、念入りに清掃してください。匂いが残っていると、犬は再び同じ場所で排泄しようとしてしまいます。酵素系消臭剤が効果的です。

2. 布製品の管理:

布団や布製品を完全に排除するのではなく、犬がアクセスできないように管理しましょう。例えば、犬が触れない高い場所に収納したり、犬が入り込めない部屋にしまうなどです。

3. 代替場所の提供:

犬が安心して排泄できる場所を明確に示す必要があります。ケージ内と部屋のトイレ以外にも、犬が落ち着ける場所(例えば、犬用のベッド)を用意し、そこに排泄しないようにトレーニングします。

4. ポジティブトレーニング:

トイレで排泄したらすぐに褒めてご褒美を与えましょう。これは、トイレでの排泄を肯定的に強化する効果があります。逆に、布製品で排泄した場合、叱るのではなく、すぐに掃除をして、犬をトイレに誘導します。

5. 段階的な慣れ:

完全に布製品を排除した状態から、徐々に布製品を部屋に導入していきます。最初は小さな布切れから始め、犬が問題なく過ごせることを確認してから、徐々に大きな布製品、そして最終的に布団を導入します。この過程で、犬が布製品で排泄しようとした場合は、すぐにトイレに誘導し、褒めてご褒美を与えます。

6. 専門家への相談:

もし上記の対策でも改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や獣医師に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、犬の行動の背景にある問題を特定し、より効果的な解決策を見つけることができます。

具体的なアドバイス:

* トイレの場所を固定する:トイレの位置は常に同じ場所にしましょう。犬は場所を覚えることでトイレトレーニングがスムーズになります。
* トイレの種類を見直す:犬が使いにくいトイレを使用している可能性もあります。サイズや素材、形状など、犬にとって使いやすいトイレを選んであげましょう。
* トイレの清潔さを保つ:トイレは常に清潔に保ちましょう。汚れたままにしておくと、犬は別の場所で排泄しようとする可能性があります。
* 規則正しい生活リズム:犬は規則正しい生活リズムを好みます。散歩や食事、睡眠時間を決めて、トイレのタイミングも予測しやすくしましょう。
* 我慢させる練習:幼犬は我慢が苦手です。少しずつ我慢時間を長くする練習をしましょう。最初は数分間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。
* サプリメントの活用:獣医師に相談の上、犬の膀胱や腸の健康をサポートするサプリメントを使用するのも有効な手段です。

インテリアとの調和:

トイレトレーニングと並行して、インテリアとの調和も考えましょう。犬用のトイレは、デザイン性の高いものも多く販売されています。お部屋のインテリアに合うトイレを選ぶことで、生活空間の美しさを保ちながら、犬の快適性も確保できます。例えば、ブラウン系の家具が多いお部屋であれば、ブラウン系のトイレを選ぶことで、自然な一体感を演出できます。

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