ダークブラウンの建具と白壁のリビングに合うナチュラルな家具選びとカーテンの選び方

床・建具ダークブラウン(まん中にガラスが入って重厚な感じの扉)・壁白・食卓テーブルはナラ材の無垢(ナチュラル色)です。今から電話台やTVボードやリビングテーブルをナチュラルモモという白い家具(パイン材の無垢)で揃えようと思っています。ナラ材の食卓テーブルは60万したので大切に使っていくつもりです。ナチュラルなお部屋にしたいのですが、建具が重厚すぎて、バランスが取れるか分かりません。カーテンの色も教えて下さい。今は麻ですが、色が暗いので、部屋が暗い感じがします。日は、西日しか入らないので余計に重い感じです。アドバイスお願いします。

重厚なダークブラウンの建具と白い家具の調和:ナチュラル空間のバランス調整

60万円もするナラ材の無垢テーブルを大切に使い、ナチュラルな空間を実現したいというご希望、よく分かります。ダークブラウンの建具と白い家具の組み合わせは、一見すると対照的な印象を受けますが、適切なバランスと工夫で、魅力的なナチュラル空間を演出できます。建具の重厚感を活かしつつ、軽やかさを加えることで、洗練された空間に仕上げましょう。

ポイント1:家具の配置とサイズ感で軽やかさを演出

白い家具(パイン材)で統一することで、空間全体に明るさと軽やかさを与えることができます。しかし、重厚なダークブラウンの建具とのバランスを考慮する必要があります。

* 家具のサイズ感:圧迫感を避けるため、電話台、TVボード、リビングテーブルは、それぞれ適切なサイズを選びましょう。大きすぎると重く、小さすぎると貧弱に見えてしまいます。空間の広さと家具の配置を考慮し、バランスの良いサイズを選びましょう。例えば、TVボードは、テレビのサイズに合わせた適切な幅を選び、圧迫感を軽減する工夫が必要です。
* 家具の脚:脚付きの家具を選ぶことで、床との間に空間が生まれ、軽やかさを演出できます。脚の高さが揃っていることで、統一感も生まれます。
* 配置:家具の配置は、空間の広さや窓の位置などを考慮して、バランスよく配置しましょう。壁際に寄せすぎると圧迫感を感じやすいため、適度な間隔を空けることが重要です。

ポイント2:素材感の調和:無垢材の温かみを活かす

ナラ材のテーブルとパイン材の家具はどちらも無垢材であるため、素材感の調和は自然と取れます。無垢材の温かみと自然な風合いを活かすことで、統一感のある空間を演出できます。

* 共通点:ナラ材とパイン材はどちらも木目の美しい無垢材です。この共通点を活かし、素材感を強調することで、自然で温かみのある空間を演出できます。
* 違い:ナラ材は硬く、重厚感があります。一方、パイン材は比較的柔らかく、軽やかな印象です。この違いを理解した上で、家具の配置やサイズ感を調整することで、バランスの良い空間を作ることができます。

ポイント3:カーテンで西日を和らげ、明るさをプラス

西日の影響を受けやすいお部屋では、カーテン選びが非常に重要です。麻のカーテンが暗い印象を与えているとのことですので、素材と色を検討しましょう。

* 素材:遮光性と透光性のバランスが良いカーテンを選びましょう。麻のカーテンのように、光を完全に遮断するのではなく、程よく光を通す素材がおすすめです。リネンやコットンなどの天然素材は、通気性も良く、ナチュラルな雰囲気を演出できます。
* 色:西日の影響を受けやすいお部屋では、明るい色を選ぶことが重要です。白やアイボリー、ベージュなどの淡い色を選べば、部屋全体が明るくなります。また、ブルーやグリーンなどの寒色系は、西日の暑さを和らげる効果もあります。ただし、白すぎると、西日が反射して眩しく感じる可能性もありますので、適度な明るさのものを選びましょう。
* 柄:柄は、シンプルなものや、自然をモチーフにしたものがおすすめです。派手な柄は、部屋を狭く感じさせる可能性があります。

ポイント4:アクセントカラーで個性をプラス

全体をナチュラルカラーで統一する中で、アクセントカラーを取り入れることで、より個性的な空間を演出できます。

* クッションやラグ:ソファや床に置くクッションやラグに、アクセントカラーを取り入れることで、空間のアクセントになります。例えば、グリーンやブルーなどの自然の色を取り入れると、よりナチュラルな雰囲気を演出できます。
* グリーン:観葉植物を置くことで、空間のアクセントになり、より自然な雰囲気を演出できます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ダークブラウンの建具と白い家具の組み合わせは、コントラストが強いため、バランスが重要です。白い家具の素材感やデザイン、配置によって、空間全体の印象が大きく変わります。例えば、白い家具に木目の見えるデザインを選ぶことで、ダークブラウンの建具との調和を図ることができます。また、家具の脚の高さを揃えることで、統一感を持たせることができます。カーテンは、西日対策と明るさを両立させるため、遮光性と透光性のバランスが良い素材を選ぶことが重要です。

まとめ:ナチュラルな空間を実現するための具体的なステップ

1. 家具のサイズと配置を検討する:圧迫感を与えないよう、家具のサイズと配置を慎重に計画しましょう。
2. 素材感を活かす:ナラ材とパイン材の無垢材の温かみを活かし、統一感のある空間を演出しましょう。
3. カーテン選び:西日対策と明るさを考慮し、素材と色を慎重に選びましょう。リネンやコットンなどの天然素材で、白やアイボリー、ベージュなどの淡い色を検討しましょう。
4. アクセントカラーを取り入れる:クッションやラグ、グリーンなどを活用し、個性を加えましょう。

これらの点を考慮すれば、重厚なダークブラウンの建具と白い家具が調和した、明るく温かみのあるナチュラルなリビング空間を実現できるでしょう。

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