ダークブラウンのワンルームに白っぽいナチュラル系のベッドは合う?インテリアコーディネーターが解説

こんな感じの似たような色合いの部屋(ワンルーム)に住んでいます。ベッドを買おうと思うのですが、白っぽいナチュラル系の色がいいなと思っております。ダークブラウンで揃えているので揃えた方が一体感はでるんでしょうが、ベッドが暗めの色だと部屋が狭くみえるかなと思っています。ただちぐはぐになるくらいなら、ダークブラウンのベッドにするつもりです。インテリアに詳しい方はこの部屋にナチュラル系な色のベッドはどう思いますか?ちなみにベットカバーはフリル付きで足あたりまで隠れるとは思います。ベッド参考 http://www.bellemaison.jp/ep/srvlt/EPFB00/EPFB0005/dProdDtlShow?BELN_SHOP_KBN=100&SHNCRTTKKRO_KBN=0H&KAT_BTGO=B13865_200_2017_A

ダークブラウンのワンルームに白っぽいナチュラル系のベッドは合うのか?

ダークブラウンを基調としたワンルームに、白っぽいナチュラル系のベッドを導入するかどうか迷っているとのことですね。一体感を重視するならダークブラウン、部屋を広く見せるならナチュラル系と、相反する魅力に悩まれていると思います。結論から言うと、適切なコーディネートによって、両立は可能です。 ポイントは、ベッド以外の家具や小物とのバランス、そしてベッドカバーの選択です。

白っぽいナチュラル系ベッド導入のメリット・デメリット

まず、白っぽいナチュラル系ベッドの導入によるメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット

* 空間の明るさアップ: ダークブラウンの家具が多い空間では、白っぽいベッドが視覚的なアクセントとなり、部屋を明るく、広く見せる効果があります。圧迫感を軽減し、開放的な雰囲気を演出できます。 * リラックス効果: ナチュラル系の素材や色は、リラックス効果が高いと言われています。落ち着いた眠りにつきやすく、快適な睡眠空間を創り出せます。 * コーディネートの幅広さ: ナチュラル系は他の色との相性が良く、様々なインテリアスタイルに合わせやすいのが特徴です。ダークブラウンとの組み合わせも、適切な工夫で調和のとれた空間を演出できます。

デメリット

* 汚れが目立ちやすい: 白っぽい色は汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、こまめな掃除が必要になります。 * 素材によっては耐久性に欠ける場合も: ナチュラル系の素材の中には、耐久性に欠けるものもあります。長く使用することを考えると、素材選びは慎重に行う必要があります。 * ダークブラウンとの色のバランスが難しい: ダークブラウンとナチュラル系の色の組み合わせは、バランスが難しく、失敗するとちぐはぐな印象になる可能性があります。

ダークブラウンとナチュラル系の調和を実現するための具体的な方法

では、どのようにすればダークブラウンとナチュラル系のベッドを調和させ、魅力的な空間を演出できるのでしょうか?具体的な方法をいくつかご紹介します。

1. ベッドカバーで統一感を出す

質問にもあるように、足元まで隠れるフリル付きのベッドカバーは、ベッド全体の印象を大きく変える効果があります。ダークブラウンの要素を取り入れたカバーを選ぶことで、ベッドと部屋全体の統一感を高めることができます。例えば、 * ダークブラウンのストライプ柄のカバー: ナチュラル系のベッドにダークブラウンのストライプ柄のカバーを掛けることで、ダークブラウンの家具と調和させつつ、明るさを保てます。 * ブラウン系の落ち着いた色の無地カバー: シンプルな無地のカバーでも、ダークブラウンに近い落ち着いた色を選ぶことで、統一感を出しつつ、ナチュラルな雰囲気も残せます。 * ダークブラウンのアクセントカラーを取り入れたカバー: 例えば、アイボリーのベースにダークブラウンの刺繍や柄が入ったカバーなど、さりげなくダークブラウンを取り入れるのも効果的です。

2. その他のインテリアでつなぎ役となる色を取り入れる

ベッドと既存の家具の色のギャップを埋めるために、クッションやラグ、カーテンなどのインテリア小物でつなぎ役となる色を取り入れるのも有効です。ベージュやアイボリーといった中間色を使うことで、自然なグラデーションを作り出し、全体的な調和を図ることができます。

3. 照明で空間を調整する

照明は、空間の印象を大きく左右する重要な要素です。間接照明を効果的に使うことで、部屋の明るさを調整し、ナチュラル系のベッドが持つ明るさを引き立てつつ、ダークブラウンの家具とのバランスを取ることができます。

4. 植物を取り入れる

観葉植物などのグリーンを取り入れることで、空間全体に自然な柔らかさを加えることができます。ダークブラウンとナチュラル系の色のコントラストを和らげ、よりリラックスできる空間を演出できます。

5. 素材感の調和に注目する

ベッドの素材と既存の家具の素材感を意識することも重要です。例えば、ダークブラウンの家具が木製の温かみのある素材であれば、ベッドも木製のナチュラルな素材を選ぶことで、統一感のある空間を作ることができます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ダークブラウンのワンルームに白っぽいナチュラル系のベッドは、十分に実現可能なコーディネートです。ポイントは、全体のバランスと、それぞれのアイテムの素材感・色合いの組み合わせです。 「ちぐはぐ」にならないためには、上記で述べたような工夫を凝らすことで、洗練された空間を演出できます。 重要なのは、「統一感」と「アクセント」のバランスです。 完全に統一感だけを追求すると、単調な空間になりがちです。 一方、アクセントを強くしすぎると、まとまりのない空間になってしまいます。 そのバランスをうまく取ることが、成功の鍵となります。

まとめ

ダークブラウンのワンルームに白っぽいナチュラル系のベッドを導入することは、適切なコーディネートによって、十分に可能です。 ベッドカバーの選択、その他のインテリア小物との組み合わせ、照明、植物の配置などを工夫することで、明るく、広く、そしてリラックスできる空間を創り出すことができます。 今回のアドバイスを参考に、あなただけの理想の空間を実現してください。

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