ダイニングテーブルの高さが70cm…座高が高すぎる?快適な食事のための解決策

インテリア詳しい方、または建築関係の方へ。気に入っている食卓テーブルの高さが70センチです。どうも当方座高が高いのでしょうか?(背は160センチ、中肉中背かと思います)。食事するとき必ずお椀の上げ下げが、随分、不自然な気がします…。インテリア詳しい方教えてください。このテーブル気に入っているので、使わないわけにはいかないのです。【泣】

70cmのダイニングテーブルで、お椀の上げ下げが不自然に感じる…お気持ち、よく分かります。テーブルの高さと座高のバランスは、食事の快適さに大きく影響します。背筋を伸ばして自然な姿勢で食事ができる高さは、個人差があり、身長だけでなく、座椅子や椅子の高さ、そして個人の座り方によっても変わってきます。

なぜ70cmのテーブルで不自然に感じるのか?

身長160cm、中肉中背の方にとって、70cmのテーブルの高さが必ずしも不適切とは言い切れません。しかし、不自然さを感じる原因として考えられるのは、以下の点です。

  • 座高が高い:身長だけでなく、脚の長さや体格によって座高は個人差が大きいです。標準的な座高よりも高い場合、70cmのテーブルは低く感じてしまう可能性があります。
  • 椅子の高さ:テーブルの高さだけでなく、ダイニングチェアの高さも重要です。椅子が高すぎると、テーブルとのバランスが悪くなり、猫背になったり、お椀を上げ下げしにくくなったりします。逆に低すぎても、姿勢が悪くなります。
  • テーブルの形状:テーブルの天板の厚さや脚の形状によっても、体感的な高さは変わります。厚みのある天板や、脚が太いテーブルは、実際よりも高く感じることがあります。
  • 個人の座り方:姿勢が悪かったり、深く腰掛けすぎたりすると、テーブルの高さが低く感じられることがあります。正しい姿勢を意識することで、快適さが変わる可能性があります。

快適な食事のための解決策

気に入っているテーブルを使い続けながら、快適な食事を実現するための具体的な解決策を提案します。

1. 座椅子の見直し

まず、ダイニングチェアの高さを確認しましょう。座面の高さが適切かどうかを確認し、必要であれば調整するか、新しい椅子を検討しましょう。座面の高さが調整できる椅子も販売されています。座面の高さとテーブルの高さを合わせて、膝が90度になるように調整するのが理想的です。 専門店でアドバイスを受けるのも良い方法です。

2. 座布団やクッションの活用

新しい椅子を購入する前に、手軽に試せる方法として、座布団やクッションを活用することをお勧めします。厚手の座布団やクッションを使用することで、座面の高さを上げ、テーブルとのバランスを調整できます。色々な厚みのクッションを試してみて、最適な高さを見つけましょう。 低反発クッションなど、座り心地にもこだわって選んでみてください。

3. テーブルの高さを測り直す

テーブルの高さが本当に70cmなのか、正確に測り直してみましょう。メジャーを使って、床から天板の上面までの高さを複数箇所で測定し、平均値を求めます。誤差がある可能性も考慮しましょう。

4. 専門家の意見を聞く

それでも改善が見られない場合は、インテリアコーディネーターや建築士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、あなたの体格や生活スタイルを考慮した上で、最適な解決策を提案してくれるでしょう。 費用はかかりますが、より確実な方法です。

5. 食事スタイルの見直し

テーブルの高さを変えることが難しい場合は、食事スタイルを見直すことも検討しましょう。例えば、低い椅子に座って、ローテーブルのように使う方法もあります。 また、お椀ではなく、深皿を使うなど、食事のスタイルを変えることで、不自然さを軽減できるかもしれません。

事例:異なる身長とテーブルの高さと椅子の組み合わせ

例えば、身長170cmの方と150cmの方では、同じ70cmのテーブルでも、快適に感じる椅子の高さが異なります。身長170cmの方は、座面高45cm程度の椅子の方が、身長150cmの方は座面高40cm程度の椅子の方が、より自然な姿勢で食事ができるでしょう。 これはあくまで目安であり、個人の体格や座り方によって最適な高さは変わってきます。

専門家の視点:エルゴノミクスと快適性

エルゴノミクス(人間工学)の観点から見ると、快適な食事のためのテーブルと椅子の高さは、個人の体格や姿勢に最適化されている必要があります。 長時間座っていても疲れにくい、自然な姿勢を保てるように、テーブルと椅子の高さを調整することが重要です。 専門家であれば、あなたの体格を測定し、最適な高さの椅子やテーブルを提案してくれるでしょう。

まとめ:快適なダイニング空間を目指して

70cmのダイニングテーブルでも、適切な椅子選びや工夫によって、快適な食事空間を実現できます。 今回ご紹介した解決策を参考に、あなたにとって最適な方法を見つけてください。 気に入っているテーブルを長く使い続けるために、ぜひ試してみてください。

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