ダイニングテーブルと椅子の選び方:丸型テーブル導入における注意点と解決策

ダイニングテーブルと椅子について、アドバイスいただきたいです。現在、長方形のダイニングテーブル(180×80)に、椅子(4本脚)を5脚使用しています。(1脚は、80センチの方で使用しています。)テーブルを使用しない時は、椅子がテーブルの下にほぼスッキリ収まっている状態です。最近、丸型のダイニングテーブルが欲しくなり、検討中なのですが、大きさは直径120センチ程度で充分だと思っているのですが、現在使用している椅子の前の脚の幅が50センチ程あり、テーブルの中へ収めようとすると、他の椅子の脚と干渉してしまう可能性があり、干渉しないようにすると、椅子がかなりテーブルから出る形になります。要は、椅子はほんの15センチ程、テーブルの中へ収めた位の状態になりそうです。(表現力が乏しく、すみません)ただ、これは大きな紙を直径120センチの円にして作り、シュミレーションしただけなので、実際テーブルと椅子を置いてみたらどうなるか、分かりません。ただ、丸型テーブルだと、中で椅子の脚が干渉する事は多いと思うのですが(かなり脚の間が狭い椅子でない限り)現在、丸型のダイニングテーブルを使用されている方、椅子の収まり方はどんな感じでしょうか?若しくは、インテリアに詳しい方、テーブルを使用しない時、椅子が少ししか収まらないのは、見栄え的に変でしょうか?欲しいと思っているのは、このようなテーブルです。テーブルの脚が外側に4本だと、椅子を5脚使用するのは難しいと思うので、この形が良いと思っています。

丸型ダイニングテーブル導入における課題と解決策

長方形テーブルから丸型テーブルへの変更をご検討中とのこと、ワクワクしますね! しかし、椅子の収納に不安を感じていらっしゃるのもよく分かります。直径120cmの丸テーブルに、脚幅50cmの椅子5脚を収納するのは、確かにスペース的に厳しいかもしれません。紙でのシミュレーションでは限界がありますので、具体的な解決策を提案させていただきます。

1. 椅子とテーブルの寸法を正確に測る

まず、現状の椅子と、検討中のテーブルの寸法を正確に測りましょう。椅子の脚の幅だけでなく、奥行き、高さ、そして椅子の座面から床までの高さも計測します。テーブルについても、直径だけでなく、天板の厚さ、脚の太さ、脚の形状なども記録しておきましょう。これらの情報を元に、より正確なシミュレーションを行いましょう。定規やメジャーだけでなく、できればデジタルノギスを使うとより正確な数値が得られます。

2. 椅子を配置するシミュレーション方法

紙によるシミュレーションでは限界があります。より正確なシミュレーションには、以下の方法をお勧めします。

  • 家具配置シミュレーションアプリの活用: Roomstyler 3D Home Planner、Planner 5Dなどのアプリを活用しましょう。これらのアプリでは、家具の寸法を入力して配置をシミュレートできます。実際の部屋の寸法を入力すれば、よりリアルなシミュレーションが可能です。椅子を配置して、脚の干渉やテーブルからの飛び出し具合を確認できます。
  • ダンボールを使った実物大シミュレーション: 検討中のテーブルと椅子の寸法を元に、ダンボールで実物大の模型を作成します。これにより、実際の空間での配置をより正確にシミュレーションできます。特に、椅子の脚の干渉具合を視覚的に確認できるのが大きなメリットです。
  • 家具店での実物確認: 可能であれば、検討中のテーブルと似たモデルが展示されている家具店を訪れ、実際に椅子を置いてみることをお勧めします。店員に相談すれば、配置に関するアドバイスをもらえるかもしれません。

3. 椅子選びの見直し

現在の椅子がテーブルに収まりにくい原因の一つは、椅子の脚の幅が広いことでしょう。もし、テーブルの変更を検討するなら、椅子も同時に検討するのも良いでしょう。

  • 脚の細い椅子を選ぶ: スリムな脚の椅子を選べば、テーブルへの収納性が向上します。脚が細く、かつ安定感のある椅子を選びましょう。金属製の脚の椅子は、デザイン性も高く、空間をすっきり見せる効果があります。
  • 折りたたみ椅子を検討する: 使用しない時は折りたたんで収納できる椅子は、省スペース化に役立ちます。様々なデザインの折りたたみ椅子があるので、インテリアに合うものを選びましょう。
  • スタッキングチェアを検討する: スタッキングチェアは、椅子を積み重ねて収納できるため、省スペース化に最適です。デザインも豊富で、様々なインテリアスタイルに合わせやすいのが魅力です。

4. テーブルのサイズの再検討

直径120cmのテーブルは、5脚の椅子を置くには少し小さすぎる可能性があります。

  • テーブルサイズを大きくする: 直径130cmや140cmのテーブルを検討することで、椅子の収納スペースを確保できる可能性があります。ただし、ダイニングスペースの広さを考慮する必要があります。
  • テーブルの脚の形状に注目する: 脚が外側に配置されているテーブルは、椅子の配置に自由度があります。脚が内側に配置されているテーブルは、椅子の収納スペースが狭くなる傾向があります。

5. 椅子が少ししか収まらない場合の見栄え

椅子がテーブルの下に少ししか収まらない場合、見栄えが悪いと感じる方もいるかもしれません。しかし、これは必ずしも問題ではありません。

  • 空間演出の工夫: テーブルの下に収納できない椅子は、ダイニングテーブルの近くに配置することで、空間演出の一部として捉えることができます。例えば、テーブルの横にベンチを置いて、そこに椅子を置くのも良いでしょう。
  • 収納スペースの確保: ダイニングテーブルとは別に、椅子を収納できるスペースを確保するのも一つの方法です。例えば、収納付きベンチや、クローゼットなどを活用しましょう。
  • デザイン性の高い椅子を選ぶ: 収納性だけでなく、デザイン性にも優れた椅子を選ぶことで、テーブルの下に収納できない椅子もインテリアの一部として楽しめます。例えば、デザイン性の高い椅子をダイニングテーブルの近くに配置することで、空間のアクセントになります。

インテリアのプロからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、丸型テーブルは空間を柔らかく見せる効果があり、家族団らんを演出するのに最適です。しかし、椅子の収納性は長方形テーブルに比べて劣る傾向があります。そのため、テーブルと椅子の組み合わせを慎重に選ぶ必要があります。 重要なのは、全体のバランスです。 テーブルと椅子のデザイン、色、素材などを考慮し、統一感のある空間を演出しましょう。 また、ダイニングスペース全体の広さ、収納スペースの有無なども考慮し、最適な組み合わせを選び出すことが大切です。

まとめ

丸型ダイニングテーブルへの変更は、空間の雰囲気を一新する素晴らしい機会です。しかし、椅子の収納性については、事前に綿密な計画が必要です。今回ご紹介した方法を参考に、最適なテーブルと椅子の組み合わせを見つけて、素敵なダイニング空間を実現してください。

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