タンスの衣類・バッグのカビ対策:徹底除去と再発防止ガイド

タンス内の洋服やバッグについた白カビ、洗濯や拭き取りで完全に取れますか? マンション北側の部屋に洋服タンス2本を置き、その中に手持ちの洋服とバッグ等ほぼ全てを収納していました。 出産、子育てで、しばらく外出の機会が減っていたので、防虫剤や防虫カバーの取り替え以外での洋服の出し入れの回数が以前よりは減っていました。 そのすきに・・・ 先日ふと手に取ったズボンにカビ(白)が点在しているのを発見し、これはまずいと他を見てみると・・・ カビが付着した洋服やカバンが次から次へと出てきました。 特に目立ったのは、スエード素材のカバンやカバンの内布。ブランドカバンの外布袋。つるっとした化学繊維の黒いお洋服。ひどい箇所が一部ありましたが、全体的に見つかりました。 タンス自体は見た感じカビは付着していませんが、内部はわかりません。 お洋服やカバンが趣味であり、なかにはそれなりのお値段がしたものもありますし、自分の財産だと思っていましたので、かなりショックです。しかし、自分がアレルギー体質であることと、乳幼児がおりますことを考えても、カビと共存することは考えられません。 そこで、処分や復旧作業について質問です。 カビが目に見えて付着しているお洋服は捨てるようにと考えています。 しかし、そのすぐ近くや隣に置いてあったお洋服、目ではカビが確認できなくても、付着しているのではないかと思うと、そのまま持っていたら、またカビが湧いてでてくるのではないかと不安に思っています。 布の収納仕切りも、怖いくらいカビでびっしり水玉模様で、その中にいれていたニットなど、目ではカビが見えなくても、カビにやられていないと安易に思えません。 ①洗えるものは自宅で洗濯、洗えないものはクリーニングや日に干すことで、どこかにひそんでいるやも知れないカビを完全に退治できるものでしょうか。 ②シャネルやエルメスのバッグの革に少しですが、小さなカビを発見しました。乾いた布で拭いたら見えなくなりましたが、コレでOKなのでしょうか。 新しくこれからお洋服を買ったとして、それと一緒に入れると、またいつか全てがカビだらけ・・・なんてことにならないかと思うと恐ろしくて全品すてなくてはならないのか、そんな事を考えると気が気でなりません。 タンスは購入したお店に見に来てもらって、処分なり考えています。 どうか、知識をお持ちの方、ご教授下さい。

カビ発生の原因と状況把握

まず、カビが発生した原因を特定することが大切です。質問文から、以下の点が考えられます。

* **湿気:** マンションの北側部屋は日当たりが悪く、湿気がこもりやすい環境です。
* **通気性の悪さ:** 洋服を詰め込みすぎていると、空気の循環が悪くなり、湿気が溜まりやすくなります。
* **収納方法:** 防虫剤や防虫カバーを使用していたものの、衣類の出し入れ頻度が減っていたことで、湿気がこもりやすくなった可能性があります。
* **素材:** スエードや革、布地など、通気性の悪い素材はカビが発生しやすいです。

カビの状況を詳しく把握するために、以下の点を確認しましょう。

* **カビの種類:** 写真を撮って、専門家に見てもらうと正確な種類が分かります。白カビは比較的対処しやすいですが、種類によっては専門業者への依頼が必要な場合もあります。
* **カビの広がり:** カビの付着範囲を把握し、被害の程度を評価します。
* **タンスの状態:** タンス内部の湿気やカビの有無を確認します。

カビの除去方法:洗えるものと洗えないもの

洗える衣類:

* **洗濯方法:** 洗濯機で洗濯できる衣類は、中性洗剤を使用し、十分にすすいで乾燥させましょう。漂白剤の使用は、衣類を傷める可能性があるため、避けた方が無難です。
* **乾燥方法:** 乾燥機を使用する場合は、低温設定で乾燥させます。天日干しは、紫外線による殺菌効果も期待できます。完全に乾燥させることが重要です。
* **複数回洗濯:** カビが完全に除去できない場合は、数回洗濯を繰り返すか、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤を試してみましょう。

洗えない衣類とバッグ:

* **クリーニング:** 高価な衣類やバッグは、専門のクリーニング店に依頼しましょう。カビの除去に特化したクリーニング業者も存在します。
* **陰干し:** クリーニングに出せない場合は、風通しの良い場所で陰干しします。直射日光は色褪せの原因となるため避けましょう。完全に乾燥させることが重要です。
* **専門業者への相談:** 特に革製品や高級ブランド品は、自己判断での処理は避け、専門業者に相談することをお勧めします。

シャネルやエルメスのバッグについて

乾拭きでカビが消えたとしても、カビ菌は完全に除去されていない可能性があります。 革製品はデリケートなため、自己処理はリスクを伴います。専門業者に相談し、適切な処置を受けましょう。

カビの再発防止策

カビを完全に除去した後も、再発防止策を講じる必要があります。

* **通気性の確保:** 洋服を詰め込みすぎず、衣類と衣類の間に隙間を作るようにしましょう。
* **除湿対策:** 除湿機を使用したり、除湿剤をタンス内に設置したりすることで、湿気を防ぎます。
* **定期的な清掃:** タンス内部を定期的に掃除機で掃除し、湿気を溜めないようにしましょう。防虫剤や防虫カバーは定期的に交換しましょう。
* **収納方法:** 通気性の良い素材の収納ケースを使用したり、防カビ剤入りの収納ケースを使用するのも効果的です。
* **風通しの良い場所に配置:** タンスを置く場所も重要です。風通しの良い場所に配置し、定期的に窓を開けて換気しましょう。
* **衣類の乾燥:** 洗濯後の衣類は、完全に乾燥させてから収納しましょう。

タンスの処分

タンス自体にカビが発生している可能性がある場合は、処分を検討しましょう。購入店に相談し、適切な処置を相談することもできます。

専門家の意見

カビ問題は、放置すると健康被害にもつながります。アレルギー体質の方や乳幼児がいるご家庭では、特に注意が必要です。カビの除去や再発防止に不安がある場合は、専門業者(ハウスクリーニング業者やカビ対策業者)に相談することをお勧めします。彼らは適切なアドバイスと処置を提供してくれます。

まとめ

タンス内のカビ問題は、湿気と通気性の悪さが主な原因です。適切な清掃と乾燥、そして再発防止策を講じることで、大切な衣類を守り、健康的な生活空間を維持することができます。 カビの除去は、徹底的に行うことが重要です。少しでも不安がある場合は、専門家の力を借りましょう。

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