タワーマンション高層階居住のメリット・デメリット:北西角部屋の賢い選び方

タワーマンションの38階建ての9階の北西の角部屋を購入予定です。周りにはもうマンションは建つ予定はありません。もし同じ条件にお住まいの方がいらっしゃいましたら良い点、悪い点など、ご指導お願いします。補足 物件は駅から徒歩3分、住戸数445戸。タワーにしては珍しいファミリー多めのタワーマンションです!売る気は無いのですが、もし売る時はそんなに値段が下がる階数と方角なのでしょうか?

タワーマンション9階北西角部屋:メリットとデメリット

38階建てタワーマンションの9階、北西角部屋の購入をご検討とのこと、おめでとうございます!駅徒歩3分、ファミリー向けという点も魅力的ですね。高層階、特に角部屋は魅力的な反面、考慮すべき点もいくつかあります。同じ条件の住戸に住む方の経験談を交えながら、メリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット:眺望とプライバシー

  • 眺望:9階とはいえ、周囲に高い建物がないとのことですので、開放的な眺望が期待できます。特に、視界を遮るものが少ない北西方向は、空や遠くの景色を楽しめるでしょう。朝日は西側、夕日は北西方向から楽しめます。
  • プライバシー:角部屋は、隣接する住戸が少ないため、プライバシーが確保しやすいというメリットがあります。特に、高層階であれば、余計な視線を気にする必要も少なく、静かな生活を送れるでしょう。
  • 風通し:角部屋は、2方向から風が通り抜けるため、通風が良い傾向にあります。夏場の暑さ対策にも有効です。
  • 日当たり:北西向きの角部屋は、午前中は日差しが少なく、午後から西日が入ってきます。夏場は西日が気になるかもしれませんが、遮光カーテンなどを活用すれば問題ありません。冬場は、西日によって暖かく過ごせるでしょう。

デメリット:日照時間と眺望の制限

  • 日照時間:北西向きのため、日照時間は比較的短くなります。特に冬場は日照時間が短くなるため、室内が暗く感じることがあります。照明器具の選定や、明るい色のインテリアを選ぶことで、快適性を高める工夫が必要です。
  • 西日:西日は夏場、室温上昇の原因となります。断熱性の高い窓や、遮熱カーテン、ブラインドなどを活用することで、室温上昇を抑えることができます。また、植栽なども有効です。
  • 眺望の制限(一部):9階は、低層階に比べると眺望は良いですが、非常に高い建物に囲まれた場合とは違い、近隣の建物によっては眺望が制限される可能性があります。事前に現地で眺望を確認することをお勧めします。

売却時の価格について

タワーマンションの価格変動は、立地、築年数、階数、方角など様々な要素が複雑に絡み合っています。一般的に、高層階、特に眺望の良い部屋は人気が高く、価格が維持されやすい傾向があります。しかし、北西向きは、日照条件が他の向きに比べて劣るため、価格に多少影響する可能性は否定できません。

しかし、駅徒歩3分という好立地、ファミリー向けという希少性、そして周囲に建物が建つ予定がないという点は、価格を下支えする大きな要素となります。売却時の価格が大きく下がる可能性は低いと予想されます。ただし、具体的な価格については、不動産会社に査定を依頼する必要があります。

具体的な対策と工夫

北西角部屋のデメリットを軽減するための具体的な対策をいくつかご紹介します。

日照不足対策

  • 明るい色のインテリア:壁や家具に明るい色(白、アイボリー、ベージュなど)を使用することで、室内を明るく見せることができます。グレーの壁に、アイボリー色の家具を配置するなど、色の組み合わせにも工夫を凝らし、より明るく開放的な空間を演出しましょう。
  • 間接照明の活用:間接照明を効果的に使用することで、柔らかく温かみのある空間を作り出し、日照不足による暗さを軽減できます。ダウンライトやフロアライトなどを組み合わせ、空間全体を明るく照らす工夫をしましょう。
  • 大きな窓:窓から入る光を最大限に活かすため、カーテンやブラインドは、光を遮らない素材やデザインを選びましょう。レースカーテンなどを併用することで、プライバシーを確保しながらも、十分な採光を確保できます。
  • 鏡の活用:鏡を効果的に配置することで、光を反射させ、室内を明るく見せることができます。特に、日陰になりがちな場所に鏡を設置することで、効果的です。

西日対策

  • 遮熱カーテン:夏場の西日を効果的に遮断する遮熱カーテンを使用しましょう。遮熱効果の高いカーテンは、室温上昇を抑えるのに役立ちます。生地の色も、濃い色の方が効果的です。
  • ブラインド:ブラインドは、光の量を調整しやすいので、西日の強さに合わせて調整できます。アルミブラインドは、遮熱効果が高いのでおすすめです。
  • 外付けブラインド:外付けブラインドは、窓の外側に設置するため、室温上昇を抑える効果が高いです。ただし、設置には費用がかかります。
  • 植栽:窓の外側に植栽を配置することで、西日を遮ることができます。ただし、マンションによっては、植栽の制限がある場合がありますので、事前に管理規約を確認しましょう。

専門家の視点:不動産コンサルタントの意見

不動産コンサルタントの視点から見ると、この物件は非常に魅力的です。駅近、ファミリー向け、そして眺望が良い点は大きなメリットです。北西向きという点は、日照時間や西日を考慮する必要がありますが、適切な対策を講じることで十分に快適な生活を送ることができます。長期的な視点で見た場合、価格の下落リスクは低いでしょう。

まとめ

9階北西角部屋は、眺望とプライバシーという大きなメリットを持つ一方で、日照時間や西日などのデメリットも考慮する必要があります。しかし、適切な対策を講じることで、これらのデメリットを軽減し、快適な生活を送ることが可能です。今回の購入を後悔することは少ないと考えられます。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)