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4~5畳の小さな部屋に最適な換気扇の選び方
4~5畳という小さな部屋でタバコの煙が充満し、他の部屋に煙が漏れるとのこと、換気扇の設置は有効な対策です。 しかし、換気扇の種類は様々で、どれを選べば良いか迷うのも当然です。 ご希望の「①小さな穴、②強力で静音、③逆流防止」を満たす換気扇選びと、設置におけるポイントを解説します。
換気扇の種類と特徴
まず、換気扇の種類をいくつかご紹介します。
- パイプファン:最も一般的なタイプで、コンパクトで価格も比較的安価です。排気能力は機種によって異なり、小さな部屋には十分な能力を持つものもあります。穴のサイズは比較的コンパクトに収まります。
- ロスナイ:三菱電機が製造する、熱交換型の換気システムです。排気と同時に外気を取り込み、室内の温度を保ちながら換気を行います。省エネルギーで快適ですが、価格が高めです。また、設置スペースもパイプファンより大きくなります。
- 浴室換気乾燥暖房機:浴室用ですが、強力な排気能力を持つ機種もあり、小さな部屋の換気にも有効です。ただし、デザインが浴室用なので、インテリアに合わない可能性があります。
- 天井埋込型換気扇:天井に埋め込むタイプで、見た目もスッキリしますが、設置には専門業者への依頼が必要となる場合が多いです。
4~5畳の部屋におすすめの換気扇
ご希望の条件を考慮すると、パイプファンが最も適していると考えられます。
* 穴のサイズ:パイプファンは、他のタイプと比べて壁への開口部を小さくできます。
* 排気力:高性能なパイプファンを選べば、4~5畳の部屋でも十分な排気力を得られます。風量(㎥/h)の数値を確認しましょう。
* 静音性:最近のパイプファンは静音設計のものが多く、就寝時にも気にならないレベルの製品が多数あります。騒音レベル(dB)を確認しましょう。
* 逆流防止:多くのパイプファンには逆流防止機能が備わっています。風圧で外気が逆流するのを防ぎ、冬場の冷気や夏の暑気の侵入を防ぎます。
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換気扇選びのポイント
換気扇を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
- 風量(㎥/h):部屋の広さとタバコの煙の量に応じて適切な風量を選びましょう。4~5畳の部屋であれば、風量100㎥/h以上のものを選ぶのがおすすめです。
- 騒音レベル(dB):静音性を重視するなら、20dB以下のものを選びましょう。数値が低いほど静かです。
- 消費電力(W):省エネ性を重視するなら、消費電力の低いものを選びましょう。
- サイズ:壁の開口部に合うサイズを選びましょう。事前に壁の厚さを測っておきましょう。
- 機能:タイマー機能や湿度センサー機能など、便利な機能が付いているものもあります。
換気扇設置における注意点と具体的なアドバイス
換気扇の設置は、DIYでも可能ですが、専門業者に依頼することを強くお勧めします。特に、壁に穴を開ける作業は、壁の構造を理解していないと、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
専門業者への依頼
専門業者に依頼するメリットは、以下の通りです。
- 適切な換気扇の選定:専門業者は、部屋の構造や状況を考慮して、最適な換気扇を選定してくれます。
- 安全な設置:壁に穴を開ける作業は、専門知識と技術が必要です。専門業者に依頼することで、安全に設置できます。
- アフターサービス:万が一、故障した場合でも、専門業者であれば迅速な対応が期待できます。
設置場所の検討
エアコンのコンセントがあるとのことですので、換気扇の設置場所も検討しましょう。コンセントの位置から配線距離を短くできる場所を選ぶことで、工事費用を抑えることができます。また、小窓の位置も考慮し、窓からの風の流れと換気扇の排気の流れが干渉しないようにしましょう。
タバコ臭対策としての追加対策
換気扇だけでは不十分な場合もあります。以下の対策も併用することで、より効果的なタバコ臭対策になります。
- 空気清浄機:タバコの煙に含まれる有害物質を除去する効果があります。特にHEPAフィルター搭載のものを選びましょう。
- 消臭剤:部屋にスプレータイプの消臭剤を使用するのも有効です。ただし、換気と併用することが重要です。
- 定期的な清掃:換気扇や空気清浄機は定期的に清掃することで、効果が持続します。
- 禁煙:根本的な解決策は禁煙です。禁煙を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
4~5畳の小さな部屋のタバコ臭対策には、静音性と排気力のバランスが良いパイプファンがおすすめです。 しかし、設置は専門業者に依頼することをお勧めします。 換気扇と併せて空気清浄機や消臭剤も活用し、快適な空間を手に入れましょう。