タバコ臭と有害物質から赤ちゃんを守る!マンションでの空気清浄機選びと対策

自宅のマンションは、玄関を入ってすぐに主人の仕事部屋があり、打ち合わせなどがあるときはそこで皆たばこを吸います。1メートルほどの短い廊下の奥に生活スペースがあるのですがそこまでけっこうタバコの臭いが来てしまって困ってます。私だけならいいのですが、生後間もない赤ちゃんがいるのでどうしても有害物質を吸わせたくありません。臭う=有害物質を吸ってしまっていると聞いたことがあります。主人の部屋は小さい窓が2つあり、開けて吸ってもらっているのですがダメでした。目上の方がいらっしゃる事もあり、ベランダや外に出て吸って下さいとは言えませんし、1日中仕事する日もあるので禁煙とも言えません。(ちなみに主人はタバコは吸いません)今主人の部屋にショボい空気清浄機しかないので、とりあえず良い空気清浄機を購入しようかと思ってます。おすすめの物があれば教えて下さい。また、空気清浄機以外にも良い対策があればご伝授ください。

タバコ煙と赤ちゃんの健康:深刻なリスク

タバコの煙には、ニコチン、タール、一酸化炭素など、赤ちゃんにとって有害な物質が数多く含まれています。これらの物質は、呼吸器系の発達に悪影響を与え、喘息や気管支炎などのリスクを高める可能性があります。また、受動喫煙は、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを高めるという研究結果もあります。臭いだけで済まず、目に見えない有害物質が赤ちゃんに深刻な影響を与える可能性があることを、まず認識しておくことが大切です。

空気清浄機選び:赤ちゃんがいる家庭のためのポイント

空気清浄機は、タバコ煙や有害物質を除去する上で重要な役割を果たします。しかし、全ての空気清浄機が同じ性能を持つわけではありません。赤ちゃんがいる家庭では、以下の点を考慮して空気清浄機を選びましょう。

1. 適用床面積と部屋の広さ

まず、主人の仕事部屋の広さに合った適切な適用床面積の空気清浄機を選びましょう。小さすぎる空気清浄機では、効果が十分に発揮できません。部屋の広さを測り、製品仕様の適用床面積と比較することが重要です。

2. HEPAフィルターと活性炭フィルターの搭載

HEPAフィルターは、0.3μm以上の微粒子を99.97%除去できるフィルターです。タバコの煙に含まれる微粒子を効果的に除去するために必須です。活性炭フィルターは、ニオイや有害ガスを吸着する効果があります。タバコ臭を軽減するためには、活性炭フィルターも搭載されている機種を選びましょう。

3. 清浄能力と風量

清浄能力(CADR値)が高いほど、短時間で空気をきれいにすることができます。風量も重要で、広い部屋を効率的に清浄するには、高い風量が必要になります。赤ちゃんがいる場合は、静音性も考慮しましょう。

4. メンテナンスの容易さ

フィルター交換の頻度や交換の手軽さも重要なポイントです。頻繁にフィルター交換が必要な機種は、ランニングコストが高くなる可能性があります。フィルターの交換時期を知らせる機能が付いている機種も便利です。

5. 安全性

赤ちゃんが触れても安全な設計であるかを確認しましょう。角が丸くなっているか、転倒防止機能が付いているかなど、安全面にも配慮した機種を選びましょう。

空気清浄機のおすすめ機種例

具体的な機種名は、市場の状況や新製品の登場によって変化するため、ここでは選び方のポイントを重視しました。家電量販店やオンラインショップで、上記のポイントを参考に、ご自身の予算や部屋の広さに最適な機種を選んでください。 各メーカーのウェブサイトで詳細な仕様を確認し、口コミなども参考にすると良いでしょう。

空気清浄機以外の対策

空気清浄機だけでは不十分な場合もあります。空気清浄機と併用することで、より効果的な対策が期待できます。

1. 換気

窓を開けて換気をすることは、タバコ煙を排出する上で非常に有効です。主人の仕事部屋に小さな窓が2つあるとのことですが、天気の良い日には、窓を2つとも最大限に開けて換気をしましょう。換気扇があれば、併用するとさらに効果的です。

2. タバコ臭を吸着するグッズ

消臭スプレーや消臭剤、脱臭剤などを活用することも有効です。ただし、赤ちゃんがいる場合は、赤ちゃんにも安全な成分であることを確認することが重要です。天然成分を使用したものや、赤ちゃん用品として販売されているものを選びましょう。

3. 室内空気の循環

サーキュレーターを使用することで、空気の循環を促進し、空気清浄機の効果を高めることができます。空気清浄機とサーキュレーターを組み合わせることで、部屋全体を効率的に清浄できます。

4. タバコを吸う場所の変更

可能であれば、タバコを吸う場所を変えることを検討してみましょう。ベランダや屋外で吸ってもらうのが理想的ですが、状況から難しいとのことですので、せめて玄関から離れた場所、もしくは換気が良い場所を検討してみましょう。

5. 専門家への相談

どうしてもタバコ臭が気になる、または赤ちゃんの健康が心配な場合は、小児科医や環境衛生の専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対策を立てることができます。

まとめ

赤ちゃんがいる家庭では、タバコ煙による有害物質への対策は非常に重要です。空気清浄機は有効な手段ですが、適切な機種選びと、換気などの併用対策が不可欠です。 ご自身の状況に合わせて、最適な対策を講じることで、赤ちゃんを有害物質から守り、健康な環境を確保しましょう。

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