タカラスタンダードのクオーツストーンとアイカ工業のフィオレストーン:耐久性と選び方のポイント

タカラスタンダードのクオーツストーンってどうですか?クオーツストーン(アイカ工業のフィオレストーン)が気になっています。その人の使い方次第とは思いますが、人工大理石と、フィオレストーンの持ちは違うものでしょうか?元々白い人工大理石を使う自信がなく、耐久性の高いステンレス希望だったのですが、見積もりをしたところ、同じ価格だったため、ストーンも検討にいれました。ところが、実際目にすると、機能性のことはさておき見た目がすっかり気に入ってしまいました。元々インテリアに興味があり、予算は多めにとっておいたものの、とにかく高価なので迷うところです。ただ、ペニンシュラ予定で面積も広いし、見るだけでなく作業するところにお金をかけるのもアリかな(後付けです笑)、他を削減して思いきって採用してしまおうかと思ったりもします。ワークトップの耐用年数は一般的に10~20年とのことですが、実家や主人の実家でもステンレス天板は30年以上使っています。手入れに気を付ければ、人工大理石や人造大理石(ストーン)でも長年使えるものなのでしょうか。ある程度のメリットデメリットは頭に入れたつもりですが、比較的新しい材料で長年使っている方の実際の口コミなどは分からず、迷うところです。何かご意見いただければと思います。

クオーツストーンとフィオレストーン:素材の特徴と比較

タカラスタンダードの「クオーツストーン」とアイカ工業の「フィオレストーン」は、どちらも天然石のクォーツ(石英)を主成分とした人工石(人造石)のキッチンワークトップです。 どちらも高い耐久性と美しい見た目が特徴ですが、若干の違いがあります。

クォーツストーンの特徴

タカラスタンダードのクオーツストーンは、90%以上のクォーツを含み、非常に硬く、傷つきにくいのが特徴です。耐熱性、耐水性にも優れており、キッチンワークトップとして理想的な素材と言えるでしょう。 また、豊富なカラーバリエーションと、美しい光沢感も魅力です。 ただし、価格はやや高めです。

フィオレストーンの特徴

アイカ工業のフィオレストーンも、クォーツを主成分とする人工石ですが、クォーツストーンと比較すると、若干価格が抑えられている傾向があります。 カラーバリエーションも豊富で、デザイン性も高いです。 耐久性も高く、日常使いで問題なく使用できます。

人工大理石との耐久性比較

天然石を混ぜ込んだ人工大理石と、クォーツストーンやフィオレストーンを比較した場合、クォーツストーンやフィオレストーンの方が耐久性が高いと言えます。 人工大理石は、比較的柔らかく、傷つきやすいというデメリットがあります。 一方、クォーツストーンやフィオレストーンは、硬度が高いため、傷がつきにくく、長期間にわたって美しい状態を保ちやすいです。 ただし、極端に重いものを落としたり、鋭利なもので傷つけたりすれば、いずれの素材も傷つく可能性があります。

ステンレスとの比較と価格

ご質問にあるように、ステンレスも耐久性が高い素材です。 しかし、ステンレスは、どうしても無機質な印象になりがちです。 一方、クォーツストーンやフィオレストーンは、天然石のような高級感と、デザイン性の高さが魅力です。 見積もりで同じ価格だったとのことですが、これは、使用する面積やデザイン、施工費などによって変動します。 デザイン性を重視するなら、クォーツストーンやフィオレストーンを選ぶ価値は十分にあります。

ワークトップの耐用年数とメンテナンス

ワークトップの耐用年数は、素材や使用頻度、メンテナンス状況によって大きく異なります。 一般的に、ステンレスは30年以上、人工大理石は10~20年と言われています。 クォーツストーンやフィオレストーンも、適切なメンテナンスを行うことで、20年以上使用できる可能性が高いでしょう。

長持ちさせるためのメンテナンス

  • こまめな清掃: 調理後すぐに汚れを拭き取ることで、汚れが固着するのを防ぎます。 中性洗剤と柔らかい布を使用しましょう。
  • 熱湯や高温の鍋を直接置かない: 急激な温度変化は、ワークトップにダメージを与える可能性があります。 鍋敷きを使用しましょう。
  • 鋭利なものを直接置かない: ナイフやフォークなどを直接置くと、傷がつく可能性があります。 まな板を使用しましょう。
  • 定期的な研磨: 傷が目立ってきたら、専用の研磨剤で研磨することで、表面を修復できます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ペニンシュラタイプのキッチンは、ワークトップが視覚の中心になります。 そのため、デザイン性と耐久性を両立したクォーツストーンやフィオレストーンは、非常に魅力的な選択肢です。 予算が許すのであれば、キッチン全体のデザインに合わせた色や柄を選ぶことで、より洗練された空間を演出できます。 例えば、グレー系のクォーツストーンは、どんなインテリアにも合わせやすく、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。

口コミと事例

インターネット上では、クォーツストーンやフィオレストーンを使用している方の口コミが多く見られます。 多くの方が、その美しさや耐久性を高く評価しています。 ただし、個々の使用状況やメンテナンス状況によって、耐久性や寿命は異なります。

まとめ:あなたのキッチンスタイルに合った選択を

クォーツストーンとフィオレストーンは、どちらも高耐久性で美しいワークトップ素材です。 ステンレスと比較して価格が高めですが、デザイン性や高級感を重視するなら、十分に検討する価値があります。 ご自身のライフスタイルやインテリアの好み、そして予算を考慮して、最適な素材を選びましょう。 長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが不可欠です。 この記事が、皆様のキッチン選びの参考になれば幸いです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)