タイ赴任が決まった!住宅手当・生活費など、交渉すべき条件とは?

会社よりタイに出向の話がありました。まだ立ち上げたばかりで、手当などが決まっておりません。また物価や相場などもよくわからず、会社により事情は様々かと思いますが、手当がどの程度が妥当かや必須条件などご意見を頂きたくお願い致します。行き先:タイ バンコク中心地 期間:今後の話し合いによります。おそらく1-2年 会社:中規模7-80名規模、製造業 私:既婚 40代、日本年間600-700万 条件:住宅は会社が準備(格安タコ部屋と思います) その他は全く決まってなく、これから会社と話し合いになります。ざっくりした質問ですが、参考意見を頂きたくお願い致します。補足 ご連絡ありがとうございます。会社によって大きく差があるようですね。大変参考になります。医療や自己都合による帰国負担など、その他考えるべき条件はいかがでしょうか?

タイ赴任における手当・条件交渉:具体的なポイント

タイへの赴任が決まり、これから会社と条件交渉をするとのこと、おめでとうございます!そして、不安な気持ちもよく分かります。 7-80名規模の中堅企業での赴任となると、手当などの規定が明確にされていないケースも多いでしょう。 しかし、安心して赴任生活を送るためにも、しっかりと準備を進めていきましょう。 ここでは、具体的な交渉ポイントを解説します。

1. 住宅手当:格安タコ部屋ではなく、快適な住環境を確保する

会社が「格安タコ部屋」を用意すると言っているとのことですが、これは交渉の余地大です。 40代既婚者で、1~2年の赴任期間を考えると、快適な住環境は生活の質を大きく左右します。 単身赴任とは異なり、家族帯同を考慮した上で、以下の点を会社に伝えましょう。

  • 安全で清潔な住環境:治安の良いエリア、家具・家電付き、適切な広さのアパート・マンションを要求しましょう。 具体的に「バンコク中心部から○○km圏内、○○㎡以上、セキュリティ完備」など、条件を提示することで、会社側も具体的な物件探しを進めやすくなります。
  • 通勤時間:職場からの通勤時間を考慮し、妥当な範囲を提示しましょう。 長時間の通勤は疲労につながり、仕事のパフォーマンスにも影響します。
  • 家賃補助の金額:日本の家賃相場と比較し、妥当な家賃補助額を算出しましょう。 バンコクの家賃相場はエリアによって大きく異なりますので、事前に不動産サイトなどで相場を確認しておきましょう。
  • 物件選定への参加:会社が用意した物件を一方的に提示されるのではなく、物件選定に自分も参加できるよう交渉しましょう。 納得のいく住環境を確保するためには、重要なポイントです。

2. 生活手当:物価高騰を考慮した金額を算出する

バンコクの物価は、日本と比べて高騰している部分もあります。 特に食費や光熱費は、予想以上に高くなる可能性があります。 生活手当は、単なる「お小遣い」ではなく、生活を維持するための重要な要素です。

  • 物価調査:バンコクの物価を事前に調査し、具体的な金額を提示しましょう。 スーパーマーケットの価格や外食費、交通費などを参考に、月々の生活費を算出します。 インターネットで多くの情報が得られますので、活用しましょう。
  • 家族構成:家族構成を考慮した金額を要求しましょう。 配偶者や子供の有無によって、生活費は大きく変わります。
  • 現地通貨での支給:現地通貨(タイバーツ)での支給を交渉しましょう。 為替レートの変動リスクを回避し、円安の際に損失を被るのを防ぎます。

3. その他の手当:医療費、帰国費用など、万全の体制を整える

赴任期間中のリスクを考慮し、以下の手当についても交渉しましょう。

  • 医療保険:万が一の病気やケガに備え、充実した医療保険への加入を要求しましょう。 日本の保険制度とは異なるため、現地での医療体制や保険の内容を事前に確認する必要があります。
  • 帰国費用:自己都合による帰国の場合でも、帰国費用を会社が負担するよう交渉しましょう。 これは、赴任者にとって大きな安心材料となります。
  • 家族へのサポート:家族帯同の場合、家族へのサポート体制も確認しましょう。 例えば、配偶者の就労支援や子供の教育支援などです。
  • 赴任旅費:家族の赴任旅費についても、会社が負担するよう交渉しましょう。
  • 語学研修:タイ語の学習費用を会社が負担するよう交渉しましょう。 現地での生活を円滑に進めるためには、タイ語の習得は非常に重要です。

4. 交渉の進め方:具体的な数字を提示し、冷静に交渉する

交渉では、感情的にならず、冷静に、そして具体的な数字を提示することが重要です。 事前にしっかりと準備を行い、自分の要求を明確に伝えましょう。 また、会社側の言い分にも耳を傾け、双方が納得できる落としどころを見つけることが大切です。

5. 専門家の意見:国際人事コンサルタントのアドバイス

国際人事の専門家に相談することも有効です。 専門家は、企業の慣習や相場などを熟知しており、より効果的な交渉戦略をアドバイスしてくれるでしょう。

まとめ:安心してタイ赴任生活を送るために

タイ赴任は、大きなチャンスであり、同時にリスクも伴います。 しかし、事前の準備と適切な交渉によって、安心して赴任生活を送ることが可能です。 今回ご紹介したポイントを参考に、会社と積極的に交渉し、納得のいく条件を勝ち取りましょう。 快適な住環境、充実した生活手当、万全のサポート体制を確保することで、タイでの生活をより充実したものにできるはずです。 頑張ってください!

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