ゼロ物件からの退去:敷金ゼロ物件でのトラブルと賢い対応策

ゼロ物件、戦う知恵をください!二年前ある社長の事務所の2階に入居しました。外観はオンボロ、中はリフォーム済み。敷金ゼロ、従業員が前にいたとのこと、障子が破れた状態。旦那は社長の元で日雇い。社長に 掃除しろ(急にきたことも)と言われ、家賃が遅れてしまって生活していました。色々おかしな社長で、夫婦でこんな社長から逃げようとなり、ペット可をみつけ、退去を言うと、ペット可にするから考え直せと言われました。併せて日雇いも辞めるとなったら、立合に自分もくると。不動産会社は社長の義理の兄。散らかしながらも綺麗に使い、掃除も完璧。関係が拗れる前は、出ていくとき掃除してくれればいいと。ガス台の横にすぐ、クロスがあり、ガード越しに熱でクロスが焦げたときも、燃えやすくてすまん。燃えないようにしてくれればいいと言いました。生活に必要な穴はあけていいとも。なので、綺麗に掃除をし、ガス台の横の壁にも金属板をはり、障子もはりかえました。隣の部屋も退去後、クリーニングは入っていません。 関係が拗れた以上、社長が吹っ掛けてくると思います。うちとしては、隣の部屋の対応も加味し、クリーニング代や、壁の常識の範囲内での汚れの修繕は拒否。ガス台の横は、交渉し、最低面積の張り替えに持ち込みたいと思います。従業員寮のような物件でリフォームも細かいとこは廃材の寄せ集めでしたし。流しはガス台も含めなんと、全面クロス張りのみ。 なので、常識の範囲内の汚れだと思います。不動産会社の社長は冷静な方なので、全て社長の言いなりにはならない感じです。(自分が立合しないと、大将の気がすまないんでしょ)と言っているので。補足 いきなり精神的にとか言われてビックリです。仕事の件と賃貸の件は別です。相手がそういう相手ではないので、知恵が欲しいのです。クリーニング代とか、クロス総張り替えとか言い出す感じです。入居したことは後悔しています。引っ越し先はきちんと、不動産会社を通し、敷金も払いました。

敷金ゼロ物件退去におけるトラブルと解決策

敷金ゼロの物件でトラブルに巻き込まれている状況、大変お辛いですね。しかし、冷静に対処することで、状況を改善できる可能性はあります。まず、重要なのは、証拠をしっかり残すことです。写真や動画で、現状を記録しておきましょう。特に、ガス台横の焦げ跡や、障子の修理跡などは、明確な証拠として残しておくと有利になります。

1.冷静な対応と証拠の確保

相手が感情的に対応してくる可能性が高い状況では、感情的にならず、冷静に事実を伝えることが重要です。すべてのやり取りは、メールや書面で行い、記録を残すようにしましょう。口頭での約束は、後々トラブルの原因となる可能性があります。

2.不動産会社との連携

不動産会社は社長の義理の兄とのことですが、冷静な対応を期待できるという点では心強い味方です。「自分が立合しないと、大将の気がすまないんでしょ」という発言からも、社長の意向をある程度コントロールできる可能性があります。不動産会社を通じて、交渉を進めることをお勧めします。

3.クリーニング代と修繕費用の交渉

社長がクリーニング代やクロス総張り替えを要求してきた場合、現状を写真や動画で示し、常識的な範囲を超えた要求であることを主張しましょう。特に、隣の部屋がクリーニングされていない点も、重要な交渉材料となります。

常識的な範囲内の汚れとは?

一般的に、通常の居住による汚れや傷は、借主の負担とはなりません。しかし、故意または過失による破損は、借主の負担となる可能性があります。ガス台横の焦げ跡についても、金属板を貼るなどの対応をしていた点を説明し、最低限の面積の張り替えで済むよう交渉しましょう。

専門家の意見を参考に

必要であれば、不動産鑑定士や弁護士に相談し、専門家の意見を参考に交渉を進めるのも有効です。専門家の意見は、交渉において強い味方となります。

4.交渉の進め方

交渉は、書面で行うことをお勧めします。メールや内容証明郵便を利用し、具体的な要求事項と根拠を明確に記載しましょう。

交渉例

「〇〇年〇〇月〇〇日付けで、貴社と賃貸借契約を締結し、〇〇物件に入居しておりました。退去にあたり、現状回復費用について協議をさせて頂きたく存じます。ガス台横のクロスについては、金属板を貼るなどの対策を講じておりましたが、最小限の範囲での張り替えを提案させていただきます。それ以外の部分については、通常の使用による軽微な汚れであり、修繕費用は発生しないと判断しております。隣室の現状回復状況も鑑み、過剰な費用請求はご遠慮頂きたく存じます。」

5.最悪の場合の対応

交渉がまとまらない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討する必要があるかもしれません。

敷金ゼロ物件を選ぶ際の注意点

今回の経験から、敷金ゼロ物件を選ぶ際の注意点も学ぶことができます。

  • 物件の状態をしっかり確認する:入居前に、物件の状態を隅々まで確認し、写真や動画で記録しておきましょう。特に、老朽化している部分や修繕が必要な箇所は、入居前に家主と話し合っておくことが重要です。
  • 契約内容を丁寧に確認する:契約書の内容をしっかりと理解し、不明な点は家主や不動産会社に質問しましょう。特に、修繕義務や原状回復に関する条項は、注意深く確認する必要があります。
  • 家主との信頼関係を築く:家主との良好なコミュニケーションを心がけ、トラブルを未然に防ぎましょう。定期的な連絡を取り合い、問題が発生した際には、早めに対処することが大切です。
  • 信頼できる不動産会社を選ぶ:不動産会社は、家主と借主の間を取り持つ重要な役割を担っています。信頼できる不動産会社を選ぶことで、トラブルを回避できる可能性が高まります。

まとめ

敷金ゼロ物件は、家賃が安いというメリットがありますが、リスクも伴います。今回のケースのように、トラブルに巻き込まれる可能性も十分に考えられます。入居前に物件の状態をしっかり確認し、契約内容を丁寧に確認するなど、十分な注意が必要です。トラブルが発生した場合には、冷静に対応し、証拠をしっかり残しながら、交渉を進めていきましょう。必要であれば、専門家の力を借りることも検討しましょう。

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