ゼニガメの飼育と餌やりに関する疑問と解決策

亀に空腹感は有りますか? ゼニガメ(クサガメ)を飼っています。 ものすごく元気で餌をよく食べます。 うちに来て2週間ですが、最初の頃は亀の餌を10粒程度だったのですが今では25粒に増えました。 夕方以降は消化によくないと聞き朝水替えの前とお昼過ぎに餌をあげるようにしました。 今まで夜もあげてしまっていたので、夜あげなくなってから夜もひたすら餌くれダンスをし、朝も必死で餌くれダンスをしています。 ①餌くれダンスは癖になっているわけでなくやっぱりおなかが減っているからしているのでしょうか? ほんとにひたすら餌くれダンスやってます。目が合ったり人影が見えると大急ぎで餌くれダンスして疲れたら休憩してまた餌くれダンス、みたいな感じです。 ②一昨日に糞がゼリーのような透明な物に包まれて出てきました。餌の食べ過ぎで消化不良でも起こしているのかと考えていますが餌は量を減らしたほうがいいでしょうか?(その後通常の糞に戻ったので今は様子を見ています。) ③気づいたら取り除くようにしているのですが、糞・脱皮してはがれた皮を食べているところを目撃しました。 あと、シェルター等の置物にパクっと噛みついているのですが餌が足りないのでしょうか? ④乾燥エビ買ってきたのですが一日1つ(1センチくらいの大きさ)あげても健康に問題は有りませんか? ⑤部屋の電気はいつも夜11時くらいまでついているんですが亀に問題有りますか? お昼寝したりしてるので夜もよく起きていて餌くれダンスをしています。 餌くれダンスしているところすごく申し訳ないのですが布等かぶせて暗くしてあげた方がいいでしょうか? 糞に異常が出たので体調管理も含め私がきちんとやらなければいけないと思っているのですが、 おなかがすいているのかと思うとかわいそうでなりません。 アドバイスよろしくお願い致します。 飼育環境 約5センチのゼニガメ ヒーター・ライト類有り 水替え毎日1回(汚れていたら2回) 水深深いところで約8センチ・浅いところ約4センチ・陸有り 陸にはほとんどあがってくれませんので水から出るのは水替えの時くらいです。

ゼニガメの食欲と餌くれダンスについて

ゼニガメは確かに空腹感を覚えます。そして、あなたのゼニガメが盛んに「餌くれダンス」をしているのは、単なる癖というよりも、お腹が空いているからである可能性が高いです。2週間で餌の量が2倍に増えたということは、成長期であることや、現在の餌の量が少ない可能性を示唆しています。

しかし、餌の量を増やす前に、現在の餌の栄養価とゼニガメの成長段階を考慮することが重要です。 餌の粒数が全てではありません。ゼニガメの甲羅の長さや体重、活動量などを考慮し、適切な餌の量を獣医や爬虫類専門家に相談してみるのも良いでしょう。

餌くれダンスは、あなたとの学習効果によって強化されている可能性があります。以前は夜も餌を与えていたため、夜に餌くれダンスをすれば餌がもらえるという学習をしていると考えられます。 そのため、夜に餌を与えないというルールを徹底することが重要です。

消化不良と糞の状態について

ゼリー状の透明な糞は、消化不良のサインである可能性があります。餌の食べ過ぎや、栄養バランスの偏り、水質の悪化などが原因として考えられます。 一過性のものでその後通常の糞に戻ったとのことですが、餌の量を減らし、栄養バランスの良い餌を与えるように心がけましょう。

具体的な対策としては、

  • 餌の量を現在の25粒から15〜20粒に減らす。
  • 高タンパク質の餌だけでなく、野菜や甲殻類なども混ぜて与えることで栄養バランスを整える。
  • 毎日、水質をチェックし、必要に応じて水替えの回数を増やす。

これらの対策を行っても改善が見られない場合は、獣医への相談をおすすめします。

糞や脱皮した皮を食べる行動について

ゼニガメが糞や脱皮した皮を食べるのは、カルシウムなどの栄養素を補給するためと考えられます。これは必ずしも異常ではありませんが、糞には寄生虫がいる可能性もあるため、過剰に食べさせないよう注意が必要です。 脱皮した皮は、自然に除去するか、気づいたら取り除くようにしましょう。

シェルターを噛む行動は、単なる遊びの可能性もありますが、隠れ家や休息場所が不足している可能性も考えられます。 シェルターの種類や数を増やす、隠れ家となる流木や石などを追加するなど、環境の改善を試みてください。

乾燥エビの給餌について

乾燥エビは、ゼニガメにとってカルシウム源として良い栄養補助食品です。1日に1センチ程度の乾燥エビを与えるのは、問題ありません。 しかし、主食ではなく、あくまで補助食として与えるようにしましょう。

夜間の照明と睡眠について

夜11時まで照明をつけていること自体は、必ずしも問題ではありません。 ゼニガメは夜行性ではありませんが、昼行性でもなく、活動時間は環境や個体差によって異なります。 しかし、常に明るい状態は、ゼニガメの自然な睡眠リズムを乱す可能性があります。

餌くれダンスが気になるのであれば、夜間は水槽に布などをかけて暗くするのも良いでしょう。 ただし、完全に暗くするのではなく、わずかな明かりを残すようにしてください。 完全に暗くすると、ゼニガメが不安を感じてしまう可能性があります。

専門家の意見として、爬虫類専門の獣医に相談することで、より適切な飼育方法や餌の量、栄養バランス、環境設定についてアドバイスを受けることができます。 ゼニガメの健康状態を把握し、適切な対応をするためには、獣医への定期的な健康診断もおすすめです。

まとめ

ゼニガメの飼育は、愛情と適切な知識が必要です。 餌の量や種類、飼育環境、健康状態などを常に観察し、必要に応じて調整することが大切です。 今回の質問をきっかけに、ゼニガメの飼育についてさらに学び、より良い飼育環境を整えてあげましょう。 何か心配なことがあれば、迷わず獣医に相談することをおすすめします。

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