ゼニガメの皮膚感染症と水槽環境:回復へのサポート

最近飼い始めた子亀(ゼニガメ)が皮膚感染病になってしまいました。2日前からご飯も食べずかなり弱っていたため今日病院につれて行き注射と塗り薬を施してもらったんですが、家に帰ってから水槽に戻すとずっと水に潜ったままです。たまに息継ぎのため(?)水から顔を出しますがまだ餌は食べません。 体力が無いと水に入らないと言われましたが、逆に水に入りっぱなしも心配です。たまに陸にあげた方が良いのか、それとも放っておいてあげた方がいいのでしょうか? それと、水に潜ってるということは水温は丁度良いのでしょうか?亀さんの水槽を置いている部屋の温度は24℃です。

ゼニガメの皮膚感染症と水槽環境:回復へのサポート

ゼニガメが皮膚感染症にかかり、治療後も元気がないとのこと、ご心配ですね。 食欲不振、水に潜りっぱなしの状態は、病気の症状や治療によるストレス、あるいは環境の不適応などが考えられます。 適切なケアでゼニガメの回復をサポートしましょう。

水に潜りっぱなしの理由と対処法

ゼニガメが水に潜りっぱなしなのは、いくつかの理由が考えられます。

  • 体力低下:病気と治療で体力が消耗しているため、陸に上がるエネルギーがない可能性があります。
  • ストレス:治療や環境の変化によるストレスで、落ち着いていられない状態かもしれません。
  • 水温:室温24℃では、水槽の水温が適切でない可能性があります。ゼニガメは変温動物なので、水温が低すぎると活動性が低下し、高すぎても負担になります。水槽の水温を測り、適切な温度に調整することが重要です。
  • 隠れ場所の不足:病気で弱っているゼニガメは、安全な隠れ場所を求めて水中に潜んでいる可能性があります。水槽内に隠れ家となるシェルターを設置しましょう。

水温管理は特に重要です。ゼニガメの飼育に適した水温は25~28℃程度です。室温24℃では、水槽の水温が低くなっている可能性が高いです。水槽ヒーターを使用して水温を調整し、水温計で常に確認しましょう。

陸に上げるべきか?

完全に放っておくのは避け、時々陸に上げてあげることが大切です。 陸地で日光浴(紫外線ライトの使用が推奨)をさせることで、カルシウム吸収を促進し、病気の回復を助けることができます。ただし、弱っている状態なので、無理強いせず、数分間だけ優しく陸に上げてあげましょう。 陸地には、日光浴用の場所と、シェルターとなる隠れ家を用意しましょう。

具体的なケアと環境整備

  • 安静を確保:水槽内を静かに保ち、ゼニガメにストレスを与えないようにしましょう。水槽の場所も、人の出入りが少ない静かな場所に移動するのも良いでしょう。
  • 清潔な環境:水槽の水を定期的に交換し、フィルターを清掃して清潔な環境を保ちましょう。汚れた水は、病気の悪化につながる可能性があります。
  • 適切な餌:食欲がない場合は、無理強いせず、少量の嗜好性の高い餌から始めましょう。 小さな生き餌や、細かく刻んだ野菜などを試してみてください。 回復とともに食欲も戻ってくるはずです。
  • 紫外線ライト:カルシウムの吸収を助けるために、紫外線ライトを照射しましょう。 UVBライトを使用し、適切な照射時間と距離を守りましょう。
  • 隠れ家:シェルターとして、石や流木、人工の隠れ家などを水槽内に設置しましょう。 ゼニガメは安全な場所を求めて隠れようとします。
  • 水質管理:水質検査キットを使用して、水質を定期的にチェックしましょう。アンモニアや亜硝酸塩などの有害物質の濃度が高すぎると、ゼニガメの健康に悪影響を及ぼします。
  • 獣医師への相談:症状が改善しない場合や、心配なことがあれば、すぐに獣医師に相談しましょう。

専門家のアドバイス

爬虫類専門の獣医師は、ゼニガメの病気や飼育に関する専門知識を持っています。 治療後の経過観察や、飼育環境の改善について、獣医師に相談することを強くお勧めします。

インテリアとの調和:癒やしの空間づくり

ゼニガメの飼育環境を整えることは、単に生き物を飼育することだけでなく、あなたの生活空間の一部でもあります。 水槽は、インテリアの一部として、部屋の雰囲気を豊かにする存在にもなります。 水槽の設置場所やデザイン、周辺のインテリアとの調和を考え、癒やしの空間を作りましょう。

例えば、水槽を置く場所として、自然光が差し込む窓辺を選ぶことで、ゼニガメにとって理想的な環境を作り出しつつ、部屋全体を明るく、自然な雰囲気にすることができます。 水槽の周りの壁の色や、使用するインテリア小物も、部屋全体の雰囲気に合わせ、落ち着いた空間を演出しましょう。 緑色の植物を近くに置くことで、自然な雰囲気をさらに高めることができます。 水槽の素材やデザインも、部屋のインテリアスタイルに合わせて選びましょう。

まとめ

ゼニガメの回復には、適切な水温管理、清潔な環境、そしてあなたの愛情あるケアが不可欠です。 獣医師の指示に従いながら、上記のポイントを参考に、ゼニガメが快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。 そして、インテリアと調和した癒やしの空間を作ることで、あなた自身もリラックスできる空間を手に入れることができます。

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