セントラルヒーティングの圧力低下とエア抜き:6年目の冬支度とトラブルシューティング

我が家のセントラルヒーティングは設置から6年余りたっています。ボイラーは密閉型で、設置当初圧力が0.7mpaくらいあったと思います。 年々少しづつ圧力が下がり、今では0.1~0.2位で揺れています。圧力が下がるということは、異常なのでしょうか?暖房は、1部屋に限りバルブ側しか熱くならず、エア噛みしてるようにみえます。素人でもエア抜きは簡単にできるものでしょうか?他の部屋はパネル全体が暖かいです。見える範囲で不凍液の漏洩を探しましたが特に見当たりません。よろしくお願いします。補足密閉式のようで、もともとラジエーターキャップがついていた(取り説の絵を見た)と思われるところから配管されており、リザーバータンクはあるのですが、不凍液を入れられそうな場所がありませんでした。

セントラルヒーティングの圧力低下:何が原因?

6年以上経過したセントラルヒーティングシステムで、圧力が0.7MPaから0.1~0.2MPaに低下しているとのこと、ご心配ですね。圧力低下は、システム内部の不具合を示唆する可能性があります。まずは、考えられる原因をいくつか見ていきましょう。

1. システムからの微小な漏洩

密閉型ボイラーとはいえ、配管の継ぎ目やラジエーター、バルブなどから微小な不凍液の漏洩が起こっている可能性があります。目に見えるほどの漏洩がない場合でも、長期間にわたって少しずつ漏洩が続くと、圧力が低下します。特に、配管の接続部やバルブ周辺は、経年劣化によるシール不良が起こりやすい箇所です。

2. エア噛み

ご指摘の通り、一部屋のみバルブ側しか熱くならないという状況は、エア噛みが原因である可能性が高いです。エアが配管内に溜まると、熱伝導が悪くなり、ラジエーター全体が暖まらなくなります。

3. システムの経年劣化

6年という歳月は、セントラルヒーティングシステムにとって決して短い期間ではありません。配管やバルブなどの部品の経年劣化により、シール性能が低下し、圧力低下につながる可能性があります。

エア抜き:素人でも大丈夫?具体的な方法

エア抜きは、比較的簡単に自分で行うことができます。ただし、作業前に必ずボイラーの電源をオフにしてください。安全を最優先しましょう。

エア抜き手順

1. **対象ラジエーターのバルブを確認:** エア噛みが発生しているラジエーターのエア抜きバルブを探します。通常、ラジエーターの上部に小さなバルブがあります。
2. **準備:** エア抜きバルブに合うサイズのエア抜きキー(またはマイナスドライバー)を用意します。バケツやタオルなどを用意して、漏れる不凍液を受け止められるようにしましょう。
3. **エア抜き開始:** エア抜きバルブをゆっくりと開けます。最初は空気が「シュー」という音とともに排出されます。その後、不凍液が流れ出始めます。
4. **不凍液の流れを確認:** 不凍液が勢いよく流れ出たら、バルブを閉じます。
5. **他のラジエーターも確認:** 必要に応じて、他のラジエーターについてもエア抜きを行います。
6. **ボイラーの再起動:** エア抜きが完了したら、ボイラーの電源を入れ、暖房運転を開始します。

エア抜きができない場合

上記の方法でエア抜きを行っても改善が見られない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。複雑な配管システムや特殊なバルブの場合、素人による作業は危険を伴う可能性があります。

圧力低下への対処法:専門家への相談も視野に

圧力低下が継続する場合は、専門業者に点検・修理を依頼することを強くお勧めします。

専門家への依頼:メリット

* **原因の特定:** 専門家は、目視検査や機器を用いた検査を行い、圧力低下の正確な原因を特定します。
* **適切な修理:** 原因に応じて、適切な修理方法を選択し、安全かつ効率的に修理を行います。
* **保証の活用:** 多くの場合、ボイラーにはメーカー保証があります。保証期間内であれば、修理費用の一部または全額が負担される可能性があります。

専門家を選ぶ際のポイント

* **経験と実績:** 長年の経験と実績を持つ業者を選びましょう。
* **資格と信頼性:** 適切な資格を持つ業者であることを確認しましょう。
* **見積りの明確性:** 修理費用が明確に記載された見積もりを提示してくれる業者を選びましょう。

インテリアとの調和:暖房器具の選び方

セントラルヒーティングは、お部屋のインテリアにも影響を与えます。ラジエーターのデザインや設置場所を工夫することで、お部屋の雰囲気をより良くすることができます。

ラジエーターのデザイン

* **シンプルでモダンなデザイン:** お部屋の雰囲気を邪魔することなく、自然に溶け込むデザインです。
* **レトロなデザイン:** クラシカルな雰囲気のお部屋に合う、アンティーク調のデザインです。
* **コンパクトなデザイン:** 省スペースで設置できる、コンパクトなデザインです。

設置場所の工夫

* **目立たない場所に設置:** ラジエーターが目立たないように、家具やカーテンで隠すことができます。
* **インテリアの一部として:** ラジエーターをインテリアの一部として捉え、デザイン性の高いものを選び、積極的に見せることもできます。

まとめ:安全と快適な暖房環境を

セントラルヒーティングの圧力低下やエア噛みは、放置すると暖房効率の低下や故障につながる可能性があります。早期発見と適切な対処が重要です。まずは、自分でできるエア抜きを試みてみましょう。それでも改善が見られない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。快適な暖房環境を維持し、冬を暖かく過ごしましょう。

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