セクハラ被害に遭われたセラピストの方へ:法的措置と慰謝料請求について

社長をセクハラで訴えたいと思います 私は今アロマリンパマッサージのセラピストをしています。なんでも社長は家に問題があり帰りたくないとかで、先週あたりから私の勤めている店舗に毎日のように泊まりに来ています。 今朝方、夜勤が終わり寝ようとしたら社長に「有料講習やらないか」と誘われ断りました。そしたら「ならお前は終わりだ次の仕事も頑張れ」と言われました。その時は酔っ払いの戯言と聞き流してたのですが「一杯だけでも付き合え」と言われ相手は社長なので仕方なく部屋に行き1時間ほど愚痴や身の上話に付き合ってたのですが、急にリンパマッサージを迫られパンツ一丁で抱きつかれました。その後なんとか部屋に戻り施錠し寝たら廊下で騒ぎ出し、鍵を開けて部屋に入りパンツ一丁で私の横に寝て自分の性器を無理矢理握らせ「動かせ、それとも俺に身を委ねるか?」と発言までしました。 その後なんとか部屋から出て行ってもらい店長(女性)に報告し話をつけてもらったのですが「警察呼びたきゃ呼べばいいだろ俺はなれてんだよ」と開き直り、その後も「君もブタ箱だよ!」「本気で俺に火をつけないように注意、静に寝なさい」などとメールを送ってきました。 これは「警察に言ったらタダじゃ冤罪着せてやる。済まない泣き寝入りしろ」と解釈しましたが、生憎私は泣き寝入りするか弱い女じゃありません。 これらの罪状と量刑、示談になったときに請求できる慰謝料はどのくらいでしょうか?ちなみに彼は都内に五箇所の店舗を持ち今でも別れた奥さんの住宅ローンを支払う余裕があるようです。

深刻なセクハラ被害:法的対応と慰謝料請求について

ご相談いただいた内容は、深刻なセクハラ被害にあたる可能性が高いです。社長の行為は、業務上の地位を利用した性的な嫌がらせであり、強制わいせつ脅迫に該当する可能性があります。具体的に、以下の点が問題となります。

  • 職場の権力関係の悪用:社長という立場を利用して、性的行為を強要しようとした行為。
  • 強制わいせつ:承諾のない性的接触(抱きつき、性器を触らせる行為)。
  • 脅迫:「警察に言ったら冤罪着せてやる」「ブタ箱だよ」といった発言による脅迫。

これらの行為は、刑法上の罪に問われる可能性があり、懲役または罰金の刑が科せられる可能性があります。

具体的な法的措置

まず、警察への被害届の提出をお勧めします。証拠となるものは全て保存してください。メールのやり取り、店長への報告内容なども重要な証拠となります。警察は、事件の捜査を行い、社長を逮捕・起訴するかどうかを決定します。

次に、弁護士への相談が不可欠です。弁護士は、事件の法的側面を分析し、適切な法的措置をアドバイスします。慰謝料請求、刑事告訴、民事訴訟など、状況に応じて最適な方法を選択する必要があります。弁護士費用は、事件の難易度や弁護士によって異なりますが、着手金と成功報酬を組み合わせた体系が一般的です。

慰謝料請求の可能性

セクハラ被害に対する慰謝料請求は、民事訴訟によって行われます。請求できる慰謝料の額は、以下の要素によって異なります。

  • 被害の程度:精神的苦痛の程度、身体的被害の有無。
  • 加害者の責任:社長の行為の悪質性、反省の有無。
  • 加害者の経済状況:社長の資産状況(都内に五箇所の店舗を持つなど)は、慰謝料額に影響します。

社長の経済状況を考慮すると、高額な慰謝料請求が期待できます。具体的な金額は、弁護士と相談して決定する必要がありますが、数百万単位の請求も十分に考えられます。

示談の可能性

示談交渉も可能です。弁護士を介して交渉することで、裁判よりも迅速かつ円満に解決できる可能性があります。示談においては、慰謝料の金額、謝罪の方法、情報開示の範囲などを交渉します。示談成立後も、内容をきちんと文書化し、証拠として保存しておくことが重要です。

専門家の視点:セクハラ問題の解決に向けて

セクハラ問題は、被害者にとって大きな精神的苦痛を伴います。専門家のサポートを受けることで、よりスムーズに問題解決を進めることができます。

  • 弁護士:法的アドバイス、訴訟代理、示談交渉。
  • 精神科医・カウンセラー:心のケア、トラウマ治療。
  • 労働基準監督署:セクハラに関する相談、企業への指導。

これらの専門機関を活用し、適切なサポートを受けながら、問題解決に取り組んでください。

具体的なアドバイス

1. 証拠の確保:メール、メッセージ、証言など、すべての証拠を保存してください。
2. 警察への被害届:速やかに警察に被害届を提出してください。
3. 弁護士への相談:弁護士に相談し、法的措置についてアドバイスを受けてください。
4. 心のケア:精神科医やカウンセラーに相談し、心のケアを受けてください。
5. 周囲への相談:信頼できる友人や家族、同僚に相談してください。

まとめ

今回のケースは、深刻なセクハラ被害にあたります。法的措置を講じることで、加害者への責任追及と、被害者への適切な救済が期待できます。まずは警察への被害届と弁護士への相談を強くお勧めします。一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、勇気を持って行動してください。

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