セクハラ被害からの回復と法的対応:2年前のメール証拠に基づく相談

はじめまして投稿させていただきます。不適切であれば削除お願いします。2年前に勤めていた職場の上司と出張に行った事があったのですが、お酒を呑み過ぎて泥酔した上司は、ビジネスホテルに戻るなり(勿論部屋は別です。)私にメールを送ってきて、「○○ちゃん、ほんとに可愛いよね、一緒に僕の部屋で寝ようよ、ちょっとだけだから」と言ったセクハラとも取れるメールを送ってきました。元上司とは、奥さんも子供さんも何回も会った事があり、奥さんとはたまに連絡を取る仲です。そう言った事もあり、今までその事を誰にも言えずずっときました。上記の内容のメールは、今も残っています。最近偶然会ったのですが、あの時の事はまるで何もなかったかのように接してきた元上司が憎くてたまりません・・メールがきた時のあの気持ち悪さ、恐怖心は今も忘れる事が出来ない位です。あれ以降男性恐怖症のようなものになってしまい、偶然会って以来思い出しては悔しい思いでいっぱいです。もし、今元上司を訴える事になれば、まず最初に何をすれば良いのでしょうか。後、費用的な事も出来れば教えていただきたいです。罰せられるなら、どんな処罰になるのでしょうか。全く無知なので、みなさんの力をお借りしたいです。宜しくお願いします・・ちなみに、メールを送ってきた翌朝、謝ってきたので、本人も泥酔していたとはいえ絶対にあのことを覚えていると思います。

2年前のセクハラ、今訴えることは可能?

2年前のセクハラ行為について、現在でも法的措置を講じることは可能です。民法上の不法行為に基づく損害賠償請求や、刑事告訴(強制わいせつ罪など)が考えられます。ただし、時効の規定があるので、まずは相談できる専門機関への早めの相談が重要です。時効は、民事の場合、原則として3年です。事件の内容によっては、時効が異なる場合もありますので、専門家にご相談ください。

セクハラ被害に遭った場合の対処法

まず、冷静に状況を整理しましょう。ご自身が受けた行為がセクハラに該当するかどうか、客観的に判断することが大切です。証拠となるメールをしっかりと保管しておきましょう。これは非常に重要な証拠となります。

1. 証拠の確保と整理

ご質問にあるように、セクハラメールは重要な証拠です。メールのスクリーンショットを撮り、原本も安全に保管しましょう。メールの送信日時、相手の名前、内容などを記録しておきましょう。その他、セクハラ行為に関する証言があれば、それも記録しておきましょう。

2. 相談窓口への相談

一人で抱え込まず、まずは専門機関に相談することが大切です。相談できる窓口はいくつかあります。

  • 弁護士: 法的なアドバイスを受け、訴訟手続きについて相談できます。初回相談は無料の弁護士事務所も多いので、まずは相談してみましょう。
  • 労働基準監督署: 職場でのセクハラに関する相談を受け付けています。相談内容は秘密が守られます。
  • 都道府県労働局: 労働基準監督署と同様に、職場でのセクハラに関する相談に対応しています。
  • 女性相談窓口: 各都道府県に設置されている女性相談窓口では、セクハラ被害に関する相談や、心のケアを受けることができます。
  • NPO法人など: セクハラ被害者の支援を行うNPO法人なども存在します。インターネットで検索して、相談できる団体を探してみましょう。

3. 訴訟手続き

弁護士に相談し、訴訟を行うかどうかを判断します。訴訟には費用がかかりますが、弁護士費用特約付の保険に入っていれば、その費用の一部または全部を負担してもらえる可能性があります。また、国選弁護人制度を利用することも可能です。

4. 刑事告訴

セクハラ行為が犯罪に該当する場合は、刑事告訴することも可能です。刑事告訴は、警察署に被害届を提出することから始まります。警察は捜査を行い、証拠に基づいて判断します。

費用と処罰について

訴訟費用は弁護士費用、裁判費用など、ケースによって大きく異なります。弁護士費用は着手金、成功報酬など、弁護士との契約内容によって異なります。裁判費用は、裁判所の判断によって請求額が変動します。弁護士に相談し、費用について事前に確認することが重要です。

処罰については、民事訴訟の場合、損害賠償金の支払いが命じられる可能性があります。刑事告訴の場合、強制わいせつ罪などで有罪判決を受ければ、懲役または罰金が科せられます。

専門家の視点:心理的なケアも重要

セクハラ被害は、精神的な負担が非常に大きいです。訴訟手続きを進める傍ら、カウンセリングや精神科医への受診も検討しましょう。トラウマを克服し、健康的な生活を取り戻すためにも、専門家のサポートを受けることは非常に大切です。

具体的なアドバイス

* 証拠となるメールは、絶対に削除しないでください。
* 誰かに相談することをお勧めします。一人で抱え込まず、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。
* 専門機関に相談し、適切なアドバイスを受けてください。
* 自分のペースで、ゆっくりと対処していきましょう。

まとめ

2年前のセクハラ行為でも、訴えることは可能です。ただし、時効や証拠の確保、費用面など、考慮すべき点がいくつかあります。まずは、専門機関に相談し、適切なアドバイスを受けて、自分にとって最善の行動を選択しましょう。ご自身の心のケアも忘れずに行い、健康的な生活を取り戻すことを願っています。

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