セキセイインコ雛の飼い方:怖がりな雛との絆を育むステップ

セキセイインコ 雛 飼い方について 昨日生後2週間♂と2週間半♀が我が家にやってきたのですが、まだきたばかりのせいかかなり怖がっています。飼っている環境は鳥かごに草の壺?状の家を入れてその中で 寝ています。1日しか経ってないので焦りすぎかもしれませんが、手を入れると奥に逃げてしまい、カゴから出すと部屋の隅に逃げちゃいます。♂の方は手に乗りながら挿し餌を食べてくれるのですが、♀の方は壺家にスプーンを持って行かないと食べてくれません。これは日にちが経てば慣れてくるものでしょうか?

セキセイインコ雛との信頼関係構築:最初の1週間が重要

生後2週間のセキセイインコ雛は、まだ環境の変化に敏感で、怖がるのは当然です。新しい環境に慣れるには、時間と愛情が必要です。焦らず、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。1日だけでは判断できません。これから1週間、そして数ヶ月かけて、雛とじっくりと向き合うことが大切です。

環境への配慮:安全で快適な空間を

まず、鳥かごの設置場所を見直してみましょう。人通りの少ない静かな場所で、直射日光や冷暖房の風が直接当たらない場所を選びましょう。鳥かごのサイズは、雛が自由に動き回れる広さが必要です。小さすぎるとストレスになります。

  • 適切な温度と湿度:セキセイインコは寒さに弱いため、室温は25℃前後を保ちましょう。加湿器などで適度な湿度を保つことも大切です。
  • 隠れ家:草の壺状の家は良いですが、さらに小さな布製の隠れ家などを追加して、雛が落ち着ける場所を増やすのも効果的です。
  • 刺激の少ない環境:テレビや音楽の音量を控えめにするなど、騒音に配慮しましょう。また、猫や犬などのペットがいる場合は、雛に近づけないように注意が必要です。

コミュニケーション:ゆっくりと信頼関係を築く

雛に声をかけたり、優しく語りかけたりすることで、安心感を与えられます。いきなり手を出さず、まずは鳥かごの前に座って、雛の様子を観察しましょう。雛があなたを認識し、警戒心が薄れてくるまで、数日かかるかもしれません。

  • 距離を縮める:最初は鳥かごのそばで数時間過ごすことから始め、徐々に雛に近づいていきましょう。雛があなたを認識し始めたら、ゆっくりと手を近づけてみましょう。焦らず、雛のペースに合わせて進めることが大切です。
  • おやつ作戦:お気に入りの餌を、あなたの指の上に乗せて与えてみましょう。最初は警戒するかもしれませんが、何度も繰り返すことで、指に慣れてくれる可能性があります。♂のように、手に乗って餌を食べるようになるまで、根気強く続けることが重要です。
  • アイコンタクト:雛と目を合わせ、ゆっくりとまばたきをしてみましょう。これは鳥類の間で信頼関係を示す行動です。雛があなたを信頼するにつれて、アイコンタクトの時間が長くなるはずです。

挿し餌:個体差への対応

♂の雛は手に乗って挿し餌を食べてくれるのに対し、♀の雛は壺家にスプーンを持って行かないと食べないとのこと。これは、個体差によるものです。臆病な性格の雛は、安全な場所からしか餌を食べないことがあります。

♀の雛への対応:安全な場所を確保

♀の雛が壺の中でしか餌を食べない場合は、無理強いせず、壺の中にスプーンを入れて餌を与えましょう。徐々に、壺から少し離れた場所で餌を与え、少しずつ距離を縮めていくのが効果的です。

  • 安心できる環境:壺の中は、♀の雛にとって安全な場所です。この安心感を壊さないように、ゆっくりと時間をかけて慣れさせていきましょう。
  • 段階的なアプローチ:壺の入り口付近で餌を与え、徐々に壺から離れた場所へ移動させてみましょう。雛が落ち着いて餌を食べられる場所を見つけることが重要です。
  • お気に入りの餌:雛が好む餌を見つけることで、餌への意欲を高めることができます。色々な種類の餌を試して、お気に入りの餌を見つけてあげましょう。

専門家への相談:必要であれば獣医へ

もし、数週間経っても雛が全く慣れてくれず、健康状態に不安がある場合は、動物病院で診察を受けることをお勧めします。獣医は、雛の健康状態をチェックし、適切なアドバイスをしてくれます。特に、食欲不振や元気がないなどの症状が見られる場合は、すぐに獣医に相談しましょう。

まとめ:根気と愛情で信頼関係を築こう

セキセイインコ雛との生活は、根気と愛情が必要です。焦らず、雛のペースに合わせて、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。環境を整え、適切なコミュニケーションを取り、必要であれば専門家の力を借りることで、あなたと雛との幸せな日々が始まるでしょう。

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