セキセイインコの雛の飼育相談:安心できる環境づくりと手乗りへのステップ

こんにちは。 セキセイインコの雛の飼育について、相談をさせて下さい。 一昨日、生後二週間ほどのセキセイインコ雛を飼いました。鳥さんの飼育は初めてです。 ペットショップは清潔、店員さんは親切、雛の健康状態も良好でした。 一緒にいた兄弟に比べ人に怯えているような印象でした。 鳥さんを飼育している部屋には先住のうさぎさんが一匹います。 その子の性格は大人しく、雛には無関心な様子で寝ています。お互いが目に入らない位置で飼育しています。 雛ちゃんは28度の鳥かご内に住んでもらっています。 まず一つめの相談をさせて下さい。 > 雛が、ケージの布をとった状態で物音がすると怯えたように鳴き続けます。私が視界にいる状態で少しでも動くと怯えて鳴きます。 大丈夫だよーと言いつつ視界から消えると鳴き止みます。 現在TVなどは着けず、なるべく静かに過ごしています。 餌の時以外は構っていません。 夜など布を全面に被せていれば、物音がしてもぐっすり寝ているようでほとんど鳴きません。 この場合はやはり、なるべく布を被せていたほうがよいのでしょうか? それともきちんと日中の時間は守って、私が視界に入らないように過ごすべきでしょうか? それでは次の質問をさせて下さい。 > 現在、さし餌(あわ玉とパウダーと小松菜をすりおろして和えたもの)を一日三回与えています。 良く食べますが、手を怖がります。 ご飯だよ、と話しかけて雰囲気をつくり、手を温め、ゆっくり雛の横から手を入れて、足が手にのったら鳥かごから出し、さし餌を与えるといった感じです。 でも手が怖いようで、さし餌中もスプーンを離した瞬間手から逃げようとします。 ペットショップでは軽く手の上に立たせている状態で食べさせていたので真似しようとしていますが、 怯えるのは下手なせいなのかなと感じています。 本ではがっしりと抱きかかえているのですが、そのようにして怖がる記憶にならないかと悩んでいます。今は、手に乗せずにさし餌したほうが良いでしょうか? > 長文失礼致しました。質問は以上です。 私は健康でのびのび育ってくれるなら、無理に手乗りにならずとも良いと考えています。 ただ、少しでも仲良くなることは雛と私のこれからの長い時間を思うと大切だと感じています。 兄弟から引き離してさみしいのかなと思うと可哀想です 初めてのことに神経質になりすぎているのでしょうか。 先輩の皆様、どうかアドバイスを下さい。 よろしくお願いします。

セキセイインコの雛の落ち着かない行動と、安心できる環境づくり

生後2週間のセキセイインコの雛は、まだ非常にデリケートな時期です。環境の変化や音に敏感に反応するのは、ごく自然なことです。雛が物音に怯えて鳴き続けるのは、恐怖や不安の表れです。まずは、雛が安全で安心できる環境を整えることが最優先です。

ケージカバーの使用について

夜間はケージカバーを使用することで、雛は安心して眠れるでしょう。しかし、日中は完全に覆うのは避け、ケージの一部にカバーをかけるなど、雛が落ち着ける程度の明るさと安心感を確保しましょう。完全に暗闇にすることで、雛の成長に悪影響を及ぼす可能性もあります。

ポイント:ケージカバーは、完全に覆うのではなく、雛が落ち着ける程度の明るさを確保する程度にしましょう。

環境の整備

* 静かな場所の確保:雛のケージは、人の往来が少ない静かな場所に設置しましょう。テレビやラジオの音も、雛にとってストレスとなる可能性があります。
* 温度管理:28度は少し高いかもしれません。セキセイインコの適温は20~25度です。室温を適切に保ち、雛が暑すぎないか、寒すぎないか注意深く観察しましょう。サーモスタット付きのヒーターを使用すると、温度管理が容易になります。
* 刺激の軽減:不用意な動きや大きな音は避け、雛にゆっくりと慣れさせてあげましょう。
* うさぎとの距離:うさぎと雛が互いに見えないように、ケージの位置を工夫しましょう。うさぎが雛に危害を加える可能性は低いですが、ストレスを与えないように配慮することが大切です。

手乗りへのステップ:焦らず、雛のペースに合わせることが重要

雛が手を怖がるのは、まだ人間に慣れていないためです。無理強いせず、雛のペースに合わせてゆっくりと信頼関係を築いていくことが大切です。

さし餌の工夫

* 手の温度:手のひらを温めてから、優しく雛に近づきましょう。
* 声かけ:優しく穏やかな声で話しかけることで、雛は安心感を覚えます。
* 無理強いしない:雛が怖がっている場合は、無理に手の上に乗せようとせず、ケージの中でさし餌を与えましょう。
* 段階的なアプローチ:最初はケージの外からさし餌を与え、雛が慣れてきたら、徐々に手を近づけてみましょう。最終的には、手のひらの上でさし餌を与えられるように練習します。
* 頻度と量:一日3回は頻度が多すぎます。生後2週間の雛は、2~3時間おきに少量ずつ与えるのが理想的です。獣医やペットショップの店員に相談して、適切な量と頻度を確認しましょう。

ポイント:焦らず、雛のペースに合わせてゆっくりと進めましょう。

抱っこについて

本に書いてあるようにがっしりと抱きかかえるのは、雛にとって大きなストレスになります。特に生後2週間の雛は、まだ体が弱く、不意の動きで怪我をする可能性もあります。最初は、優しく手を添える程度から始め、雛が慣れてきたら、徐々に抱っこする時間を長くしていきましょう。

専門家の意見

鳥類専門の獣医に相談することもおすすめです。獣医は、雛の健康状態をチェックし、適切な飼育方法や、手乗りへのトレーニング方法についてアドバイスしてくれます。

まとめ:愛情と時間をかけて信頼関係を築きましょう

セキセイインコの雛との生活は、愛情と時間をかけて信頼関係を築くことが大切です。焦らず、雛のペースに合わせて接することで、きっと素敵な絆を育むことができるでしょう。雛の行動をよく観察し、何か異常が見られた場合は、すぐに獣医に相談しましょう。

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