セキセイインコの行動とケージ環境:安心できる飼育方法について

セキセイインコのしぐさ またよろしくお願いします ヒナを飼って1週間たち 昨日から新しいケージです 1ヶ月過ぎのスパングルです 最近飛べるようになりましたが 放鳥時は手の上だけで ビックリした時だけ飛びます 少し遊ぶと頭を撫でてという行動になり うとうとはじまるのですが 包み込まれるのが好きみたいで なでなでされながら手に包まれて 軽く寝ています 部屋の温度はオイルヒーターで 温度管理しています 放鳥は昼と夜で このように 手の中で寝かしたりする クセはつけないほうがいいですか? こうやって遊んだあと おとなしく ケージに戻り夜は電気を消します このままでいいのか教えて下さい(^-^)/

セキセイインコの行動と、安心できる飼育環境について

1ヶ月過ぎのセキセイインコ、スパングルちゃんを飼われて1週間。新しいケージにも慣れて、最近では飛べるようになったとのこと、おめでとうございます! 放鳥時、手の上で過ごすことが多く、撫でられるとウトウトと眠る様子は、インコちゃんがあなたを信頼し、安心している証拠です。 しかし、「手の中で寝かしたりするクセはつけないほうがいいですか?」というご質問、とても大切な点ですね。

手の中で寝かせることへの賛否両論

結論から言うと、常に手の中で寝かせるのは避けた方が良いでしょう。 理由はいくつかあります。

  • 野生本能の阻害:セキセイインコは本来、安全な場所で眠る習性があります。常に人間の手に依存した睡眠は、野生の本能を阻害し、自立心を育む妨げになる可能性があります。
  • 依存心の増大:常に手の中でしか眠れない状態になると、インコは人間への依存が強くなり、分離不安などを引き起こす可能性があります。
  • 健康面への影響:不自然な姿勢での睡眠は、インコの体への負担となり、健康に悪影響を及ぼす可能性も否定できません。
  • ケージ内での安心感の欠如:ケージ内が安全で快適な場所として認識されていない可能性があります。ケージ内の環境を見直す必要があるかもしれません。

安心できるケージ環境の作り方

インコちゃんがケージ内で安心して過ごせるように、以下の点をチェックしてみましょう。

  • 適切なケージサイズ:インコが自由に羽ばたける広さがありますか?小さすぎるケージはストレスの原因となります。 目安として、ケージの横幅はインコの翼を広げた長さの2倍以上が理想と言われています。
  • 安全な止まり木:太さや材質の異なる止まり木を複数設置し、足への負担を軽減しましょう。天然木の止まり木がおすすめです。
  • 隠れ家:インコは隠れ家のある環境を好みます。巣箱や布製のカバーなどを設置して、安全な場所を提供しましょう。 特に就寝時は隠れ家の中で眠れるように配慮しましょう。
  • おもちゃ:様々な種類のおもちゃを用意して、インコが飽きないで遊べるように工夫しましょう。 おもちゃは定期的に交換して、新鮮さを保つことも大切です。
  • 清潔さ:ケージは毎日清掃し、常に清潔な状態を保ちましょう。糞や食べ残しはこまめに取り除く必要があります。
  • 適切な温度と湿度:オイルヒーターを使用されているとのことですが、温度変化に注意が必要です。温度計と湿度計で常に確認し、適切な環境を保ちましょう。特に、冷暖房の風が直接当たらないように注意してください。

理想的な放鳥時間とケージへの誘導方法

放鳥は昼と夜に行われているとのことですが、放鳥時間を徐々に短くし、ケージへの誘導をスムーズに行う練習をしましょう。 いきなり放鳥時間を減らすのではなく、少しずつ短くしていくことでインコへの負担を軽減できます。

  • おやつで誘導:お気に入りのフードやオヤツをケージの中に置いて、ケージに戻ることを促します。
  • お気に入りの場所を作る:ケージ内に、インコが気に入る場所(例えば、お気に入りの止まり木や隠れ家)を作ります。
  • 言葉で誘導:「おやすみ」「ケージへ」など、決まった言葉を使い、ケージに戻ることを促します。
  • 時間管理:放鳥時間を決めて、時間になったら必ずケージに戻すことを徹底します。

専門家のアドバイス:獣医師への相談

もし、インコの様子に少しでも異常を感じたら、すぐに獣医師に相談しましょう。 獣医師は、インコの健康状態をチェックし、適切なアドバイスをしてくれます。 特に、食欲不振や元気がない、呼吸が苦しそうなどの症状が見られた場合は、すぐに受診することをお勧めします。

まとめ:信頼関係を築きながら、自立を促す飼育を

スパングルちゃんはあなたを信頼し、安心しているからこそ、手の上で眠る行動をとっているのでしょう。 しかし、過度な依存はインコにとって良くありません。 ケージ内を快適な空間にすることで、インコが安心して過ごせるように環境を整え、徐々に自立を促していくことが大切です。 放鳥時間やケージへの誘導方法を工夫し、信頼関係を築きながら、健康で幸せなインコライフを送れるようサポートしていきましょう。 何か心配なことがあれば、迷わず獣医師に相談することをお勧めします。

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