セキセイインコの放鳥:成鳥でも大丈夫?壁への激突を防ぐには?

手乗りじゃないセキセイインコの放鳥について 人になれてない(手のりで育てられてこなかった)成鳥も放鳥したほうがいいんですか? かごに戻すときとかちゃんともどってくれますか? 後、前飼っていたセキセイインコ(手乗り)は放鳥すると必ず飛んで壁に激突していました。 これはなにが原因だったのでしょうか? YouTubeなどでセキセイちゃん達を見ると全然放鳥してても飛ばないし、飼い主さんにベッタリしている子ばっかりでどうしたらああいう風になるのかも教えていただけたら嬉しいです(>_<) お願いします!!

セキセイインコを放鳥するメリットと、成鳥の放鳥について

セキセイインコにとって、放鳥は心身ともに健康を保つ上で非常に重要な活動です。ケージの中だけで生活していると、運動不足による肥満やストレス、羽づくろいの不足による羽のトラブルなどが起こる可能性があります。放鳥によって自由に動き回り、羽ばたくことで、これらの問題を予防することができます。

  • 運動不足の解消:ケージ内では限られた空間での生活となるため、放鳥は必須です。十分な運動は健康維持に不可欠です。
  • ストレス軽減:狭い空間での生活はストレスの原因となります。放鳥によって自由に動き回れることで、ストレスを軽減し、より穏やかな性格になります。
  • 羽根の健康維持:羽ばたくことで羽根の健康を維持し、美しい羽根を保つことができます。
  • 環境への適応:放鳥を通して、周囲の環境に慣れ、より安全に生活できるようになります。

手乗りで育てられていない成鳥であっても、放鳥は推奨されます。ただし、いきなり広い空間で放鳥するのではなく、最初はケージから出してすぐそばで様子を見ることから始め、徐々に放鳥時間を延ばしていくことが大切です。 最初は安全な部屋を選び、危険な物(コード、観葉植物など)を事前に片付けておくことも重要です。

かごへの戻し方と、壁への激突を防ぐ方法

放鳥後、ケージに戻すのが難しいと感じる飼い主さんもいるかもしれません。 いくつかコツがあります。

  • お気に入りの場所を作る:ケージの中に、お気に入りの玩具や止まり木、おやつなどを置いて、ケージ内を魅力的な空間にします。
  • おやつで誘導する:ケージの中に、インコの大好物のおやつを置いて、ケージへと誘導します。 おやつを少しずつケージの奥へと移動させ、ケージの中に入っていくように促します。
  • 呼びかけとタイミング:決まった合図(言葉や音)でケージに戻ることを覚えさせます。 夕方の決まった時間などにケージに戻す練習を繰り返すと効果的です。
  • ケージの位置:ケージの位置は、インコがよくいる場所の近くに設置すると、自ら戻りやすくなります。

以前のセキセイインコが壁に激突していた原因としては、以下の可能性が考えられます。

  • 空間認識能力の不足:特に狭い空間で育てられたインコは、空間認識能力が未発達な場合があります。放鳥する際は、最初は狭い範囲から始め、徐々に広い範囲へと広げていくことが重要です。
  • 視力の問題:視力の低下や、目の病気の可能性もあります。獣医師による健康診断を受けさせることをお勧めします。
  • 恐怖や不安:新しい環境や、急に広い空間に出されたことによる恐怖や不安から、パニック状態になり壁に激突した可能性があります。ゆっくりと時間をかけて慣れさせることが大切です。
  • ケージの配置:ケージの位置が窓際など、外からの刺激が多い場所に設置されていた場合、鳥が驚いて飛び出し、壁にぶつかる可能性があります。

YouTubeのようなベタつきインコを育てるには?

YouTubeなどで見かける飼い主さんにベタベタなセキセイインコは、適切なコミュニケーションと信頼関係を築くことで実現できます。

  • コミュニケーション:毎日、優しく話しかけたり、撫でたりすることで、インコとの信頼関係を築きます。 インコが安心できる存在になることが重要です。
  • スキンシップ:無理強いせず、インコが自ら近づいてきた時などに優しく触れることで、スキンシップを図ります。 インコが嫌がる場合はすぐにやめましょう。
  • 環境整備:安全で快適な環境を整えることで、インコは安心して過ごすことができます。 ケージは清潔に保ち、適切な温度と湿度を保ちましょう。
  • 適切な食事:栄養バランスのとれた食事を与えることで、インコの健康を維持し、活発な行動を促します。
  • 時間をかける:信頼関係を築くには、時間と忍耐が必要です。焦らず、ゆっくりと時間をかけて接することで、インコは飼い主を信頼するようになります。

専門家の意見:鳥類専門の獣医師に相談することで、個々のインコに合わせた適切な放鳥方法や、健康状態の確認、適切な飼育方法についてアドバイスを受けることができます。 壁への激突が続く場合は、特に獣医師への相談が重要です。

インテリアとの調和:放鳥空間の安全性とデザイン

放鳥空間は、インコにとって安全であるだけでなく、インテリアとしても美しくあるべきです。 安全性を確保しながら、お部屋の雰囲気を損なわないように工夫しましょう。

  • 安全対策:窓にはカーテンや網戸を設置し、危険な物(コード、薬品、小さな物など)は手の届かない場所に片付けます。 鏡やガラス面も、インコがぶつからないように工夫しましょう。
  • 止まり木:自然素材の止まり木を設置することで、インコが安心して休むことができます。 デザイン性のある止まり木を選ぶことで、インテリアとしても楽しめます。
  • おもちゃ:カラフルなおもちゃは、インコを刺激し、楽しく遊ばせることができます。 インテリアに合うデザインのおもちゃを選ぶことも可能です。
  • ケージの設置場所:ケージは、インコがよくいる場所に設置し、落ち着ける場所を作ることで、放鳥時にも安心感を高めます。 インテリアに合うデザインのケージを選ぶことも重要です。

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