Contents
1.生後1ヶ月ちょっとのセキセイインコ、挿し餌卒業と体重減少について
生後1ヶ月ちょっとで挿し餌から皮付き餌への切り替えは、時期としてはやや早い可能性があります。セキセイインコは通常、生後2ヶ月~3ヶ月頃まで挿し餌が必要とされています。体重減少が心配な場合は、挿し餌を完全に卒業するのではなく、様子を見ながら徐々に減らすことをおすすめします。
挿し餌の量を調整する
まずは、皮付き餌と粟の穂の摂取量を確認しましょう。しっかり食べていれば、挿し餌の量を少しずつ減らしていきましょう。一日3回挿し餌を与えていたとしたら、2回、1回と減らし、最終的には皮付き餌と粟の穂だけで過ごせるか様子を見ます。体重の減少が止まらない、元気がないなどの変化が見られたら、すぐに挿し餌の量を増やすなど対応が必要です。
体重管理の重要性
セキセイインコの健康状態を知る上で、体重測定は非常に重要です。毎日同じ時間帯に体重を測り、記録することで、体重の変化を早期に発見できます。体重減少が続く場合は、獣医への相談が不可欠です。脱水症状や病気の可能性も考えられます。
適切な餌の選択
皮付き餌は、栄養価が高く、セキセイインコにとって重要な栄養源です。しかし、種類によっては消化しにくいものもあります。高品質な皮付き餌を選び、新鮮なものを与えることが大切です。粟の穂は、嗜好性が高く、良いおやつになります。しかし、主食として頼りすぎるのは避けましょう。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
2.セキセイインコとの信頼関係構築と、自主的なコミュニケーション
セキセイインコが自分から手に乗って来ない、呼んでも来ないとのことですが、これは決して珍しいことではありません。セキセイインコは警戒心が強く、人間を信頼するまでに時間がかかる場合があります。
無理強いは禁物
小さいお子さんがいるとのことですが、セキセイインコに触る際は、優しく、ゆっくりとした動作を心がけましょう。無理やり触ったり、怖がらせたりすると、セキセイインコは人間を怖がり、距離を置くようになります。
信頼関係を築くためのステップ
* 距離を縮める:最初はケージの近くで静かに過ごしたり、優しく話しかけたりすることで、セキセイインコに安心感を与えます。
* おやつで誘導:お気に入りの餌を手に乗せて、少しずつ近づいていきます。最初はケージの外から、徐々にケージの中へ手を伸ばす距離を縮めていきます。
* アイコンタクト:セキセイインコと目を合わせ、ゆっくりと呼吸をすることで、安心感を与えます。
* 時間をかける:信頼関係の構築には時間がかかります。焦らず、根気強く接することが大切です。
専門家のアドバイス
鳥類に詳しい獣医や、ペットショップの店員に相談することも有効です。個々のセキセイインコの性格や状況に合わせたアドバイスをもらえるでしょう。
3.ジージーという鳴き声の原因と対処法
セキセイインコがジージーと鳴くのは、ストレスや不安、または甘えなど様々な理由が考えられます。
ストレスの可能性
* 環境の変化:新しい環境への移動や、ケージ内の配置変更など。
* 騒音:大きな音や、頻繁な人の出入りなど。
* 過度な触れ合い:嫌がっているのに無理やり触られるなど。
* 病気:体調不良も鳴き声の変化につながることがあります。
甘えの可能性
セキセイインコが飼い主さんの近くに寄ってきて、ジージー鳴く場合は、甘えている可能性があります。この場合は、優しく撫でてあげたり、話しかけたりすることで、安心感を与えましょう。
対処法
* ストレス要因の排除:上記のようなストレス要因をできる限り排除しましょう。
* 快適な環境づくり:ケージを清潔に保ち、適切な温度と湿度を保ちましょう。
* 十分な休息:セキセイインコは十分な睡眠が必要です。夜間は静かな環境を用意しましょう。
* 獣医への相談:鳴き声が続く場合、または元気がない場合は、獣医に相談しましょう。
まとめ
セキセイインコとの生活を豊かにするためには、彼らの気持ちに寄り添い、適切なケアを行うことが重要です。挿し餌の卒業、コミュニケーション、鳴き声など、気になることがあれば、獣医や専門家への相談を躊躇せずに行いましょう。焦らず、根気強く接することで、きっとセキセイインコとの絆を深めることができるでしょう。