セキセイインコの急死と鳥小屋環境:原因究明と対策

セキセイインコについてお尋ねします。 今まで鳥かごで2羽のセキセイインコを飼っておりました。 外の鳥小屋に移して一晩たったら、1羽だけ仰向けで地面に倒れておりました。 詳細は↓ 今まで鳥かごで2羽のセキセイインコを飼っておりました。 もっと広い所で飛ばせてあげたい! と、子供たちの要請を受け 庭に高さ約3M四方の鳥小屋を造りました。 で、昨夜引越しし、元気に飛び回ることを確認し就寝 今朝見てみたら、2羽の内の1羽が地面に仰向けの状態で倒れており フラフラの状態でした。 自力で歩こうとするのですが、まるで泥酔したかのように すぐひっくり返ってしまいます。 もう1羽は元気です。 鳥小屋と言っても、木を2本(カルミヤとつつじ)を囲むように 金網を張り、日よけ、雨よけ、風よけの為に屋根を少し付けた程度です。 ただ、地面が土ではなく、芝生で、やぶ蚊やダニなどが居るので 刺されて病気にならないよう、小屋の中に吊り下げタイプの虫よけ剤 (無虫空間 屋外用 住友化学)を2個付けました。 この虫よけ剤が鳥には良くないのでしょうか? それとも、木? それとも、環境変化によるストレス? 何か考えられる要因がありましたら、教えてください。 どうか宜しくお願いします。 現在、小屋から出し、家の中で様子見 餌、水、自力での接種ができないため、 強制的にスポイトで一滴づつ飲ませている。

セキセイインコ急死の可能性:原因を探る

愛鳥の急変、大変心配ですね。セキセイインコが鳥小屋に移してすぐにこのような状態になったとのこと、原因を特定するためにいくつかの可能性を検討してみましょう。

1. 環境変化によるストレス

鳥は環境の変化に非常に敏感です。今まで狭い鳥かごで生活していたインコにとって、広くなった鳥小屋は一見良いように思えますが、逆に大きなストレスになる可能性があります。新しい環境への適応に失敗し、ショック状態に陥った可能性があります。特に、夜間の温度変化や、外敵への不安など、鳥かご内とは全く異なる環境に急にさらされたことが原因と考えられます。

具体的な対策:

* 段階的な環境変化: 今後は、いきなり広い鳥小屋に移すのではなく、数日間かけて徐々に環境に慣れさせることが重要です。例えば、最初は鳥かごを鳥小屋の中に入れて、数日過ごさせ、徐々に鳥かごの扉を開けて、鳥小屋内を自由に探索できるようにします。その後、鳥かごを取り除き、完全に鳥小屋での生活に移行します。
* 隠れ家を作る: 鳥小屋の中に、セキセイインコが隠れることのできる小さな箱や、木の枝などを設置しましょう。安全な場所があると、落ち着いて過ごせます。
* 安心できる空間を確保: 鳥小屋の配置場所も重要です。風の通り道や直射日光が当たる場所、騒がしい場所などは避け、静かで安全な場所に設置しましょう。

2. 虫よけ剤の影響

ご使用の「無虫空間 屋外用」は、ピレスロイド系殺虫剤を使用している可能性が高いです。ピレスロイド系殺虫剤は、鳥類にとって有害な可能性があります。特に、狭い空間で大量に使用すると、インコが中毒症状を起こす可能性も否定できません。仰向けに倒れ、フラフラする症状は、神経系の障害を示唆している可能性があります。

具体的な対策:

* 虫よけ剤の使用中止: まずは、鳥小屋から虫よけ剤を撤去しましょう。
* 自然な虫よけ対策: ハーブ類(シトロネラ、レモングラスなど)を植える、またはハーブオイルを薄めて使用する方法などを検討してみましょう。ただし、鳥が直接触れないように注意が必要です。
* 獣医師への相談: もし、虫よけ剤が原因だと疑われる場合は、獣医師に相談し、適切な処置を受けてください。

3. カルミヤとツツジの毒性

カルミヤとツツジは、鳥にとって有毒な植物です。インコがこれらの植物の葉や花を食べてしまった可能性があります。摂取量によっては、神経症状や消化器症状を引き起こす可能性があります。

具体的な対策:

* 有毒植物の除去: 鳥小屋からカルミヤとツツジを完全に撤去しましょう。安全な植物を選び、鳥が口にしても安全な植物を選びましょう。
* 代替植物の選択: 代わりに、鳥にとって安全な植物を選びましょう。例えば、桑の葉や、リンゴの木の枝などは安全です。

4. その他の可能性

* 病気: 細菌感染やウイルス感染、寄生虫感染なども考えられます。
* ケガ: 鳥小屋内でケガをした可能性も考えられます。
* 老衰: インコの年齢によっては、老衰の可能性もあります。

獣医師への緊急相談

上記のいずれもが原因である可能性があります。現在、インコはフラフラの状態とのことですので、すぐに動物病院に連れて行き、獣医師に診てもらうことが最も重要です。 症状を詳しく説明し、鳥小屋の環境についても説明することで、より正確な診断と治療を受けることができます。

鳥小屋環境の改善と安全な飼育

今回の出来事を教訓に、セキセイインコにとって安全で快適な鳥小屋環境を整えましょう。

* 適切な広さ: セキセイインコが自由に飛び回れる広さが必要です。
* 安全な素材: 鳥が噛んでも安全な素材を使用しましょう。
* 温度管理: 特に夜間の温度変化には注意が必要です。
* 通気性: 換気を良くし、鳥小屋内の湿度を適切に保ちましょう。
* 清潔さ: 定期的に鳥小屋を清掃し、清潔さを保ちましょう。
* 隠れ家: セキセイインコが落ち着いて過ごせる隠れ家を用意しましょう。
* エサと水: 常に新鮮なエサと水を用意しましょう。

まとめ

セキセイインコが急に体調を崩した原因は、複数の要因が重なった可能性があります。環境の変化、虫よけ剤、有毒植物など、様々な可能性を考慮し、獣医師の診察を受けながら、適切な対策を講じることが大切です。 今後は、鳥の安全と健康を第一に考え、より安全で快適な環境を整えてあげましょう。 今回の経験を活かし、より良い飼育環境を構築することで、愛鳥との幸せな時間を長く過ごせるよう願っています。

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