セキセイインコの保温対策:神奈川県・団地暮らしの冬越しガイド

季節はずれですみません。セキセイインコを初めて飼っています。今、生後2ヶ月でもうすぐ3ヶ月です。今までヒーターなしで過ごしてきましたが、今年の冬はどうしようか考え中です。ひよこ電球にサーモをつける予定です。①20W~100Wありますがどれが良いのかわかりません。自宅は機密性のある団地、普段皆がいる部屋(居間兼寝室)のチェストの上です。地域は神奈川県です。夜は最低13度位まで下がります。夜寝ている時に暖房をつける習慣はありません。②専用の黒い、オヤスミカバーを現在使っています。電球をケージの中に入れる事になりますがカバーかけても大丈夫でしょうか?③昼間留守の時に誰も部屋の暖房をつけないので電球に頼る予定ですがオヤスミカバーでは暗いですよね?ビニールシートを使おうと思うのですが「臭いが取れない」「熱すると毒が出る」など評判がイマイチですが実際はどうでしょうか?④根本的なことを聞きます。保温電球は一日中つけっぱなしですか?電気代も気になるので出来れば夜だけにしたいですが昼は15度(保温ナシ)夜は25度(保温あり)だと差が10度もあり10度も差があるのは、鳥にはかなり負担だと獣医さんに言われたのですが

セキセイインコ飼育における保温の重要性

セキセイインコは寒さに弱い鳥です。特に生後間もない幼鳥は体温調節機能が未発達なため、適切な保温が不可欠です。神奈川県のような地域では、冬の夜間は13℃まで気温が下がるため、保温対策は必須となります。低温が続くと、インコは風邪をひいたり、免疫力が低下したり、最悪の場合、命に関わる危険性もあります。 適切な温度管理で、愛鳥の健康を守りましょう。

ひよこ電球のワット数選びと設置方法

①20W~100Wありますがどれが良いのかわかりません。

ひよこ電球のワット数は、ケージの大きさ、部屋の温度、そしてサーモスタットの使用状況によって異なります。 20W~40Wが一般的で、ケージのサイズが小さい場合や、部屋の温度が高い場合は20Wで十分です。ケージが大きい場合や、部屋が寒い場合は40Wが良いでしょう。100Wは非常に高温になるため、ケージ内での使用はおすすめしません。サーモスタットを使用することで、温度を一定に保ち、ワット数の選択ミスによる過熱を防ぐことが出来るので、必ず使用しましょう。

設置場所は、ケージの上部ではなく、ケージの側面に設置するのが理想的です。ケージ全体を均一に温めることができ、インコが電球に直接触れるリスクを減らせます。 また、電球とケージの間に十分な距離を確保し、火傷を防ぎましょう。

オヤスミカバーと保温電球の併用

②専用の黒い、オヤスミカバーを現在使っています。電球をケージの中に入れる事になりますがカバーかけても大丈夫でしょうか?

オヤスミカバーをかけた状態でも、保温電球を使用することは可能です。ただし、カバーの素材によっては保温効果が高まりすぎ、ケージ内の温度が上がりすぎる可能性があります。サーモスタットで温度を厳密に管理し、ケージ内の温度が適切な範囲(25℃前後)に保たれているか、必ず確認しましょう。

昼間の保温とビニールシートの使用

③昼間留守の時に誰も部屋の暖房をつけないので電球に頼る予定ですがオヤスミカバーでは暗いですよね?ビニールシートを使おうと思うのですが「臭いが取れない」「熱すると毒が出る」など評判がイマイチですが実際はどうでしょうか?

昼間はオヤスミカバーを外し、明るさを確保しましょう。ビニールシートの使用は、おすすめしません。ビニールシートは、臭いや有害物質の放出の危険性があり、インコにとって有害な環境を作りかねません。代わりに、ケージ全体を覆うタイプの保温カバーを使用することを検討しましょう。通気性も考慮し、ケージ内の温度と湿度を適切に保てるものを選びましょう。

保温電球の使用時間と温度差

④根本的なことを聞きます。保温電球は一日中つけっぱなしですか?電気代も気になるので出来れば夜だけにしたいですが昼は15度(保温ナシ)夜は25度(保温あり)だと差が10度もあり10度も差があるのは、鳥にはかなり負担だと獣医さんに言われたのですが

獣医さんのアドバイス通り、昼夜で10℃もの温度差はインコにとって負担が大きいです。理想的には、昼夜を通して20~25℃を維持することが望ましいです。昼間は室温が15℃しかない場合、保温電球を使用する、または室温を上げる対策が必要です。電気代が気になる場合は、タイマー付きコンセントを利用して、保温電球の使用時間を調整しましょう。例えば、朝方と夜間に数時間ずつ点灯させるなど、工夫することで電気代の節約にも繋がります。

まとめ:セキセイインコのための快適な冬越し

セキセイインコの健康を維持するためには、適切な保温が不可欠です。 ひよこ電球を使用する際は、ワット数、設置場所、サーモスタットの使用に注意し、ケージ内の温度を常に監視しましょう。 昼夜の温度差を極力少なくし、快適な環境を保つことが、愛鳥の健康と長寿に繋がります。 不明な点があれば、獣医さんに相談することをお勧めします。

  • 適切なワット数のひよこ電球を選択する
  • サーモスタットを必ず使用し、温度を管理する
  • ケージの設置場所と電球との距離に注意する
  • 昼夜を通して適切な温度を維持する努力をする
  • 通気性の良い保温カバーを使用する
  • 定期的にケージ内の温度を確認する
  • 必要に応じて獣医に相談する

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)