セキセイインコの保温と健康管理:羽を膨らませる理由と適切な対応

病鳥の保温の有無について、教えてください。 生後約三ヶ月ほどの、セキセイインコの男の子を飼っています。 お迎えした時から、よく寝る子だと思っていたのですが、ヒナだから寝るのは当たり前だとスルーしていました。 しかし、いまだに一日の大半を寝ている(場所としては人の手の中や、人に寄り添うように)のはおかしいのでは?と思い、今日動物病院に連れて行きました。(地方なので鳥専門の病院などどこにもなく、とりあえずHPでそれなりに評判のよさそうな病院にいきました。) 診察の結果、くちばしの周りに吐き戻したエサが固まっていることと、上のくちばしの内側に同じく吐き戻したであろうエサがこびりついているのが発見され、取り除いた上で、消毒していただきました。 エサはしっかり食べていたのでまったく気がつかなかったのですが、取り除かれたエサの固まりを見て、今まで気づかなくてごめんね、と反省しています。 お聞きしたいのは今後のことです。 病院には一週間後にいくことが決まっているのですが、その間、どのような対応をすべきなのでしょうか? 我が家は3世帯住宅で、老いた両親のために自宅は24時間冷暖房が効いています。たちの悪いことにすべての部屋に空気(冷気)が循環するので、鳥部屋もそれなりの涼しさ(25℃程度)です。 鳥部屋にはオカメ夫妻とウロコインコが二羽、別ケージで同居していますが、彼らはこの気温でも問題はありません。 しかしセキセイ君は、この半月あまりは昼も夜もなく確実に羽を膨らませ、たまに震えて寝てばかりでした。 セキセイ君のケージには保温電球20Wをつけて対処してきましたが、病院でその話をしたところセキセイインコは意外と強いから特に保温の必要はない(ケージと外の気温差が体調を崩す原因では?)といわれました。 今まで飼ったセキセイインコは暑さ寒さに強かったのは事実なので、その場ではなるほど、と思ったので家に帰って保温電球のコンセントを抜いたのですが、やはりこの子は今もひざの上で人の体温を感じながら羽を膨らませて寝ています。 今まで鳥ばかり飼育してきましたが、羽を膨らませているときは保温、というのが私の中での常識だったので、夜…とくに明け方の肌寒い時間帯にエアコンの涼しさはセキセイ君にとってどうなの?と思ってしまいます。 ちなみに昼間の鳥部屋の温度は外気温にもよりますが、25~27℃くらいになるよう設定されています。明け方の部屋の温度は秋めいてきたこともあってエアコン設定が28℃でも23℃位まで下がっているかもしれません。(山の中の家なので場合によっては20℃くらいかも…) 先生のお言葉を信じて、保温なしでセキセイ君の自然治癒機能に任せるか、やはり保温第一に考えるか、皆様の意見をお聞かせください。 せっかく縁あって我が家にやってきた子なので、できるだけ長生きさせてあげたいのです。 どうかご協力、お願いいたします。

セキセイインコの体調不良と保温:獣医師の意見と飼い主の判断

セキセイインコが元気がなく、羽を膨らませ震えているとのこと、ご心配ですね。吐き戻しがあったとのことですので、まずは獣医師の診察を受けられたことは適切な対応でした。 獣医師から「セキセイインコは意外と強いから保温は特に必要ない」と言われたとのことですが、これはあくまで一般的なセキセイインコの耐寒性についてであり、個体差や現在の体調を考慮していない可能性があります。 特に、吐き戻しや食欲不振といった症状がある場合は、保温によって体調を安定させることが重要です。

セキセイインコの保温:適切な温度と方法

セキセイインコにとって理想的な室温は25~27℃と言われています。しかし、明け方に20℃まで下がる環境では、特に体調の悪いセキセイインコにとって寒すぎる可能性があります。 保温電球を使用する場合は、ケージ全体を暖めるのではなく、ケージの一部を暖めるように設置し、セキセイインコが自由に温度を選べるようにしましょう。 20Wの保温電球は、ケージの大きさや環境によって適切な温度にならない場合もあります。温度計でケージ内の温度を測定し、25℃前後を維持できるよう調整することが重要です。

保温電球以外の保温方法

保温電球以外にも、以下の方法で保温することができます。

  • ペット用ヒーター:ケージの外側に設置するタイプのヒーターは、ケージ全体を均一に暖めることができます。
  • 湯たんぽ:タオルで包んだ湯たんぽをケージの近くに置くことで、優しく暖めることができます。ただし、火傷に注意が必要です。
  • 保温マット:ケージの下に敷くタイプの保温マットは、底冷えを防ぎます。

これらの方法を組み合わせて、セキセイインコにとって快適な温度環境を維持しましょう。

セキセイインコの体調不良の原因と対応

吐き戻しは、様々な原因が考えられます。

  • 消化不良:エサの食べすぎや、消化しにくいエサを与えている可能性があります。
  • ストレス:環境の変化や、他の鳥とのトラブルが原因になっている可能性があります。
  • 病気:細菌感染やウイルス感染、寄生虫感染などが原因になっている可能性があります。

具体的な対応策

* エサの見直し:消化の良いペレットや、新鮮な野菜、果物を与えましょう。
* ストレス軽減:ケージの位置やレイアウトを見直したり、他の鳥との距離を調整しましょう。
* 清潔な環境:ケージの掃除をこまめに行い、清潔な環境を保ちましょう。
* 安静:セキセイインコが落ち着いて休めるように、静かな環境を確保しましょう。
* 水分補給:新鮮な水を常に用意しましょう。

獣医師のセカンドオピニオン

400キロの距離は確かに負担ですが、セキセイインコの容体が心配な場合は、セカンドオピニオンを得ることを検討しましょう。 信頼できる鳥専門の獣医師を探し、電話で相談してみるのも良いでしょう。 長距離移動が難しい場合は、現地の獣医師に詳しく状況を説明し、遠隔診療の可否を確認してみましょう。 写真や動画を送信することで、より的確なアドバイスが得られる可能性があります。

まとめ:セキセイインコの健康管理は継続的な観察が大切

セキセイインコは小さな生き物ですが、繊細な一面も持っています。 日々の観察を怠らず、少しでも異変を感じたらすぐに獣医師に相談することが大切です。 今回の件を教訓に、セキセイインコとの信頼関係を深め、健康管理に努めていきましょう。 保温の有無は、環境や個体の状態によって判断する必要があります。 獣医師の指示を参考に、セキセイインコにとって最適な環境を整えてあげましょう。

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