セキセイインコとの絆を育むステップ:手乗りインコへの道

2/11にインコの若鳥をお迎えしました。生年月日は12/27で殻付きの餌を自分で食べれるようになったばかりとのことでした。主人はインコを飼っていた経験があるのですが既に人を怖がっている状態で手乗りにはならなかったそうで手乗りにするためのステップアップがお互いわからないままです(私はハムスターしか飼育経験がありません)いろんなHPなどを見て回ったのですが手に餌を乗せて差し出してあげるタイミングなどがわかりません。まだ家に来て3日なので焦るのも良くないのですが子供(6歳4歳1歳)が手乗りを楽しみにしていて、いつ??とせっつかれています。子供には、すぐには無理だよ○○が怖くないってわかってもらえたら少しづつ仲良しになれるよ、と言い聞かせて分かってはいるようです(1歳児は別ですが・・・・)手を入れて遠ざかる時もあったり、逃げないこともあったりとマチマチです。子供たちが鳥かごのある部屋で遊んでいると頻繁に鳴くようにはなりました。名前を呼んで話しかけることは随時しています。これから、どのような段階を踏んでいけばよいでしょうか?お詳しい方、ご教授をお願いします。補足インコはセキセイインコです

セキセイインコとの信頼関係構築:最初の3週間が重要

まだお迎えして3日とのことですので、まずは焦らず、セキセイインコが新しい環境に慣れる時間を与えましょう。最初の3週間は、インコが新しい環境に適応し、あなたや家族の存在に慣れていくための大切な期間です。この期間は、無理強いせず、インコ自身のペースで過ごせるように配慮することが大切です。

段階的なアプローチ:信頼関係を築くためのステップ

手乗りインコにするためには、段階的なアプローチが重要です。焦らず、インコが安心できるペースで進めていきましょう。

  • ステップ1:存在に慣れさせる:まずは、インコがあなたの存在に慣れることから始めましょう。毎日、一定の時間、鳥かごの近くに静かに座り、優しく声をかけたり、インコの様子を観察したりします。直接触ろうとせず、距離を保ち、インコがあなたの存在を認識し、安心感を抱けるようにします。この段階では、インコの反応を見ながら、距離を徐々に縮めていくことが大切です。急に近づいたり、大きな音を立てたりしないように注意しましょう。
  • ステップ2:餌やりを通してコミュニケーション:インコがあなたの存在に慣れてきたら、餌やりを通してコミュニケーションを図りましょう。最初は、鳥かごの外から餌を与え、徐々に距離を縮めていきます。ピンセットで餌を優しく差し出し、インコが自ら餌をついばむ様子を観察します。この時、インコが怖がっている様子が見られたら、すぐに距離を取りましょう。無理強いは禁物です。インコが自ら餌を食べる行動を繰り返すことで、あなたへの信頼感が高まります。
  • ステップ3:手のひらへの誘導:インコがピンセットから餌を食べることに慣れてきたら、今度は手のひらに餌を乗せて差し出してみましょう。最初は、鳥かごの扉を開けた状態で、手のひらを鳥かごの中に入れて餌を差し出します。インコが手のひらに近づき、餌をついばむようになったら、徐々に手のひらを鳥かごの外に出して、インコが自ら手のひらに止まるように誘導します。この段階では、インコがいつでも鳥かごに戻れるように、鳥かごの扉は開けたままにしておきましょう。
  • ステップ4:手のひらの上での滞在時間延長:インコが手のひらに止まるようになったら、徐々に手のひらの上での滞在時間を長くしていきます。最初は数秒から始め、徐々に時間を延ばしていきます。この時、インコが落ち着いていられるように、優しく声をかけたり、撫でたりするのも効果的です。ただし、インコが嫌がったり、逃げようとしたりする場合は、すぐに手を離し、鳥かごに戻しましょう。
  • ステップ5:鳥かごの外での時間増加:インコが手のひらの上で落ち着いて過ごせるようになったら、鳥かごの外で過ごす時間を徐々に増やしていきます。最初は、あなたの肩や腕の上などに止まって過ごせるように誘導します。この時、インコが安全だと感じられるように、静かな場所で、優しく声をかけながら過ごしましょう。徐々に、部屋の中を一緒に移動したり、遊ぶ時間を増やしたりしていくと良いでしょう。

子供との関わり方:適切な距離感と教育

子供たちがインコと触れ合う際には、適切な距離感と教育が大切です。

  • 大人の監視下で触れ合う:子供たちがインコと触れ合う際には、必ず大人の監視下に置いてください。子供たちは、無意識のうちにインコを驚かせるような行動をとってしまう可能性があります。大人の監視があれば、そのような事態を防ぐことができます。
  • 優しい言葉かけと行動を教える:子供たちに、インコへの優しい言葉かけと行動を教えましょう。「優しく触る」「急に驚かせない」「無理強いしない」といったことを、具体的に説明して理解させましょう。ロールプレイングを通して、実践的な練習をさせるのも効果的です。
  • 期待値の調整:子供たちに、すぐに手乗りになるわけではないことを伝え、焦らず待つことの大切さを教えましょう。手乗りになるまでには、時間と忍耐が必要です。子供たちの期待値を調整することで、失望を防ぎ、長期的な関係構築に繋がります。

専門家のアドバイスと信頼できる情報源

セキセイインコの飼育に関する情報は、信頼できる情報源から得ることが大切です。

  • 獣医師への相談:インコの健康状態や行動に不安がある場合は、獣医師に相談しましょう。獣医師は、インコの健康状態を適切に評価し、必要であれば適切なアドバイスや治療を提供してくれます。
  • ペットショップやブリーダーへの相談:セキセイインコの飼育経験が豊富なペットショップやブリーダーに相談してみるのも良いでしょう。彼らは、具体的な飼育方法や手乗りへのステップアップ方法について、多くの知識と経験を持っています。
  • 専門書やウェブサイトの活用:セキセイインコの飼育に関する専門書やウェブサイトを活用しましょう。信頼できる情報源から得た知識は、適切な飼育方法を理解する上で非常に役立ちます。

インテリアとセキセイインコの共存

セキセイインコを飼育する際には、インテリアとの調和も大切です。

  • 鳥かごの設置場所:鳥かごは、直射日光や冷暖房の風が直接当たらない場所に設置しましょう。また、子供たちが容易に近づけない場所に設置することで、インコへの安全性を高めることができます。鳥かごの色は、部屋のインテリアに合う色を選ぶと、より自然な雰囲気になります。例えば、ナチュラルな木目調の鳥かごは、どんなインテリアにも合わせやすくおすすめです。
  • 遊び場や止まり木の設置:インコが自由に動き回れるように、遊び場や止まり木を設置しましょう。これらのアイテムは、インコの運動不足解消やストレス軽減に役立ちます。また、カラフルな止まり木などを設置することで、インテリアのアクセントにもなります。
  • 安全対策:インコが誤って食べてしまう危険性のあるものや、ケガをする可能性のあるものは、インコの手の届かない場所に片付けておきましょう。特に、小さな子供がいる家庭では、安全対策を徹底することが重要です。

まとめ:時間と愛情で育む絆

セキセイインコを手乗りにするには、時間と愛情が必要です。焦らず、インコのペースに合わせて、信頼関係を築いていきましょう。この記事で紹介したステップを参考に、あなたとセキセイインコとの素敵な絆を育んでください。

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