セキセイインコが足を痛がっている!落下事故後の対処法とインテリアとの関係

セキセイインコが片足を怪我したようなのですが・・・。すみません、初めて質問させて頂くので私の説明が足らないところもあるかもしれませんが・・。 家で飼っているセキセイインコ(生後2か月程、障害なし)を部屋で好きに遊ばせていたところ、私の肩にしがみついて飛び立ち、背後にあった棚(高さ80㎝ぐらい)の裏にほぼ真上からフローリングの床に落ちてしまったんです。 すぐに無事に出てきたのですが、4時間ぐらい経った今、右足を庇うように左足一本で止まり木に止まっています。 初めはリラックスをしている仕草だろうと思っていたのですが、 しばらくして右足を止まり木につけた途端またすぐに右足を庇うように上げてしまったんです。 普段通りにさえずったり、時々普通に両足で立ったり、棚から出てすぐは普通に歩いたり、ゲージにしがみついたりしていたのですが、心配でなりません。 しばらく様子を見るつもりですが、やはり怪我をしてしまったのでしょうか・・・。 これから悪化したり(骨折していた、酷い打撲、等)するのか、ただ単に今は少し痛がっているだけなのか、皆さんどうか回答お願いします。

セキセイインコの落下事故後の症状と対処法

愛鳥のセキセイインコが80cmの高さから落下し、足を痛がっているとのこと、大変心配ですね。生後2ヶ月と幼鳥であること、落下直後は問題なさそうだったものの、時間が経つにつれて右足を庇うようになったことから、怪我の可能性が高いと考えられます。

考えられる怪我の種類

落下による怪我としては、以下の可能性が考えられます。

  • 骨折:最も深刻なケースです。足に強い衝撃が加わった場合、骨が折れている可能性があります。この場合、足を引きずったり、全く動かなくなったりすることがあります。
  • 脱臼:関節が外れている状態です。骨折ほどではないものの、痛みがあり、足を正常に動かせません。
  • 捻挫:関節や靭帯を痛めた状態です。腫れや痛みを伴います。
  • 打撲:筋肉や組織が損傷した状態です。痛みや腫れ、内出血などが起こる可能性があります。

すぐにできる応急処置

まずは、鳥かごを静かな場所に移動させ、鳥を安静にさせましょう。無理に足を触ったり、動かしたりしないことが大切です。

  • 保温:鳥が冷えないように、鳥かごを暖かい場所に移動させましょう。ただし、直射日光は避けましょう。
  • 観察:様子を注意深く観察します。食欲、排泄、呼吸、活動性などに変化がないか確認しましょう。少しでも異変を感じたら、すぐに獣医に相談しましょう。
  • 水分補給:脱水症状を防ぐため、新鮮な水を常に用意しましょう。スポイトなどで無理なく水分を与えてあげましょう。
  • 安静:鳥かごの中に、止まり木以外の余計なものを入れず、安静に過ごせる環境を整えましょう。

獣医への受診

落下から数時間経過し、症状が改善しない、もしくは悪化している場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。レントゲン検査などで正確な診断を受け、適切な治療を受けることが重要です。

インテリアとセキセイインコの安全

今回の事故は、棚の配置が原因の一つと考えられます。セキセイインコは好奇心旺盛で、高い場所にも簡単に飛び上がります。そのため、鳥かごの周囲には、鳥が飛び降りたり、ぶつかったりする危険性のあるものを置かないようにしましょう。

安全なインテリア選びのポイント

  • 高い家具の配置:鳥かごの近くには、高い家具や棚を置かない、もしくは鳥が登れないように工夫しましょう。例えば、家具の脚にガードをつける、棚にカバーをかけるなどです。
  • 危険な物の除去:鳥が口に入れてしまうと危険な物(小さな部品、有毒植物など)は、鳥かごの周囲から完全に撤去しましょう。
  • 滑り止め:フローリングなどの滑りやすい床では、鳥が転倒しやすいため、鳥かごの下に滑り止めマットを敷くことをおすすめします。
  • 鳥かごの設置場所:鳥かごは、安定した場所に設置し、地震などで倒れないように工夫しましょう。
  • 自然素材のインテリア:自然素材を使ったインテリアは、鳥にとって安全で、落ち着いた雰囲気を演出します。例えば、木製家具や竹製の小物などです。

専門家の意見:獣医師からのアドバイス

鳥類専門の獣医師によると、「落下事故後の症状は、時間経過とともに悪化する可能性があります。初期症状が軽微であっても、骨折や脱臼などの可能性を考慮し、早期の受診が重要です。また、日頃から鳥の安全を確保するための環境整備を行うことが、事故予防につながります。」とのことです。

まとめ:安全な環境で愛鳥と暮らすために

セキセイインコが足を痛がっている状況は、飼い主さんにとって非常に辛いものです。しかし、落ち着いて適切な処置を施すことで、愛鳥の回復を助けることができます。今回の事故を教訓に、鳥かご周辺のインテリアを見直し、安全な環境を整えましょう。愛鳥との安全で幸せな生活のために、日頃から注意を払い、必要に応じて専門家の意見を参考にしながら、適切なケアをしてあげることが大切です。

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