セキセイインコが挿し餌を嫌がる!原因と解決策|メガバクテリアと離乳期の注意点

わたしは生後一ヶ月少しのセキセイインコを飼っています。生後3週間の時にペットショップからお迎えしました。お迎えして3日目に動物病院で健診を受けたところメガバクテリアが見つかりました。徹底した保温と一ヶ月ほどの投薬を続けるようにとお医者様には言われています。インコは保温性の高いプラケースの中で育てていますが、四六時中遊びたい遊びたい!と外に出たがります。見た目はとても元気なようですが、保温のため、挿し餌を与える時以外はプラケースの中にいれています。狭くてとてもかわいそうですが、保温のためですから心を鬼にしています。ここ数日、挿し餌後に遊んでいると部屋の中を飛び回りるようになりました。しかしそれと同時期に挿し餌を一口か二口しか食べなくなり、ギャーギャーと鳴いて首を振り嫌がるようになりました。プラケースの中には皮むき皮付き混合のシードをばら撒き、小皿にもシードを入れていますが時々つつくもののほとんど食べようとしません。体重は朝晩の二度測り一時期33gほどありましたが現在は29gほどです。お医者様にはちょうど1人餌に切り替わる時期に体重が減少するのはしょうがない、元気があるので強制給餌や入院は必要ないと言われましたが、挿し餌の数口以外全く食べていないので、心配でたまりません。しかしお医者様に「1人餌に切り替わる時期だから挿し餌を嫌がっているのか、メガバクテリアの影響で胃が荒れて餌を嫌がっているのかどちらなのかわからない」と言われ困惑しています。また、昨日糞便検査をしていただいた結果、糞のなかからはメガバクテリアは検出されませんでした。しかし胃の中にはまだ菌がいる可能性がありますので投薬は続けてゆきます。挿し餌はラウディブッシュ社のオリジナルフォーミュラとあわ玉を混ぜたものを与えています。プラケースの中は30度くらいに保っており、お医者様は鳥に詳しい先生に診ていただいています。この子のためにできることはありますか?どうすればごはんをたくさん食べてくれますか?なにか縁があってわたしのところにきてくれたんだから、幸せに長生きしてほしいです。みなさまアドバイスよろしくお願いします。

セキセイインコの挿し餌拒否:原因の特定と対処法

生後1ヶ月頃のセキセイインコは、まさに離乳期にあたります。体重減少や挿し餌の拒否は、メガバクテリア治療の影響、離乳期による嗜好の変化、あるいはその両方の可能性があります。獣医師の指示通りにメガバクテリアの治療を継続しつつ、以下の点を注意深く観察し、対応しましょう。

1. メガバクテリア治療と食欲不振の関係

メガバクテリアは、消化器系の炎症を引き起こす可能性があります。そのため、胃腸の不快感から食欲不振に繋がることがあります。糞便検査でメガバクテリアが検出されなくなったとはいえ、胃の中に残存している可能性は否定できません。獣医師の指示に従い、治療を継続することが最優先です。

2. 離乳期と挿し餌拒否の関係

生後1ヶ月頃は、自然と一人餌へと移行していく時期です。挿し餌への興味が薄れ、シードなどへの関心が強まるのは自然な流れです。インコがプラケースから出たいと騒ぐのも、活動量が増え、探索行動が活発になっているためと考えられます。

3. 挿し餌の工夫

* 挿し餌の温度と粘度:挿し餌の温度が低すぎるとインコは嫌がる場合があります。人肌程度の温度を保ち、適度な粘度に調整しましょう。
* 挿し餌の種類と味:ラウディブッシュ社のオリジナルフォーミュラとあわ玉は良い選択ですが、飽きてきた可能性もあります。少量ずつ、別の種類の挿し餌(例えば、ペレットを粉末状にしたものなど)を混ぜてみて、好むものを探ってみましょう。
* 挿し餌の与え方:無理強いせず、インコが落ち着いて食べられる環境と時間を選びましょう。優しく声をかけ、リラックスした雰囲気で与えることが大切です。
* シードの種類:皮付きと皮むきの混合シードを与えているとのことですが、皮むきシードの割合を増やしてみるのも良いかもしれません。消化が容易で、栄養価も高いものを選んであげましょう。

4. 環境の改善

* プラケースの広さ:保温は重要ですが、常にプラケースの中にいるのはストレスになります。安全な場所で、短時間ずつプラケースの外で遊ばせてあげましょう。ケージを用意し、徐々に慣れさせていくことも検討しましょう。
* 遊びの提供:安全な玩具を用意し、遊びを通してインコを刺激しましょう。鈴や小さな鏡、木製の玩具などがおすすめです。
* 日光浴:日光浴は、インコの健康維持に重要です。紫外線はビタミンDの生成を促し、骨の健康を保ちます。ただし、直射日光は避けて、窓越しに日光浴をさせましょう。
* ストレス軽減:大きな音や急な動きは避け、静かで落ち着いた環境を心がけましょう。

専門家のアドバイス:獣医師との連携

獣医師は、メガバクテリアの治療だけでなく、インコの健康状態全般を把握しています。体重減少や食欲不振について、定期的に相談し、適切なアドバイスを仰ぎましょう。必要に応じて、血液検査などの追加検査を行うことで、より詳細な原因究明に繋がる可能性があります。

具体的な行動計画

1. 獣医師との相談:現在の状況を詳しく説明し、挿し餌の拒否、体重減少について相談しましょう。治療方針の見直しや、追加検査の必要性を検討します。
2. 挿し餌の工夫:温度、粘度、種類、与え方を調整し、インコが喜んで食べてくれるものを探します。
3. 環境改善:安全な場所で、短時間ずつプラケースの外で遊ばせる時間を増やし、ストレスを軽減します。ケージを用意し、徐々に慣れさせていきましょう。
4. 観察と記録:毎日、体重、食欲、糞の状態などを記録し、変化を細かく観察します。記録は、獣医師への相談や、問題解決の糸口になります。
5. 継続的なケア:インコはデリケートな生き物です。愛情を持って接し、健康状態に気を配り、継続的なケアを心がけましょう。

まとめ

セキセイインコの体重減少と挿し餌拒否は、メガバクテリア治療の影響と離乳期の変化の両方が考えられます。獣医師との連携を密にし、状況に合わせて挿し餌の工夫や環境改善を行いましょう。焦らず、根気強く対応することで、インコはきっと元気を取り戻し、健康に成長してくれるでしょう。

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