セキセイインコがケージをかじる!ストレス解消とケージ環境改善のヒント

手乗りじゃないセキセイインコがケージをかじる。生後約7ヶ月のセキセイが、最近急に止まり木や、ケージをかじりだしました。今までそんなことしなかったのに、ストレスでしょうか?以前自作のおもちゃを入れてから結構遊んでるようですが、手乗りじゃないので私と触れ合うことはもちろん、放鳥もしません。最近少ししか話しかける時間がないストレス?と思いつつ、そこまで私って好かれてるのかな?と自信がない私もいます。私が自分の部屋の扉を開ける音や部屋に入るだけでビビられますので。涙 かじるおもちゃや新しいおもちゃ付けたらストレス発散になりますかね?私が飼っているのは荒鳥ですので、それだけ踏まえてアンサーをよろしくお願いいたします。

セキセイインコのケージかじりの原因を探る

セキセイインコがケージをかじるのは、様々な原因が考えられます。単なるストレスだけでなく、栄養不足、病気、環境の変化なども影響します。特に、7ヶ月齢は成長期であり、好奇心旺盛な時期でもあります。かじり癖は、その好奇心と行動欲求の表れとも捉えることができます。しかし、ケージを傷つけるほど激しい場合は、早急な原因究明と対策が必要です。

1. ストレスの可能性

  • 環境の変化:ケージの位置変更、室温・湿度の変化、家族構成の変化など、環境の変化はインコにストレスを与えます。特に、急に新しいおもちゃを追加したことが、かえってストレスになっている可能性もあります。
  • コミュニケーション不足:手乗りではないとはいえ、セキセイインコは社会性のある生き物です。飼い主とのコミュニケーション不足は、大きなストレス要因となります。あなたが部屋に入るだけでビビるという状況は、信頼関係が築けていない可能性を示唆しています。毎日一定時間、優しく声をかけて、存在を認識させることが大切です。
  • 遊びの不足:自作のおもちゃで遊んでいるとはいえ、遊びの種類や時間が不足している可能性があります。セキセイインコは知的好奇心が旺盛なので、飽きさせない工夫が必要です。多様な素材や形状のおもちゃを用意し、定期的に交換しましょう。
  • ケージの広さ:ケージが狭すぎると、ストレスを感じやすくなります。十分な広さがあるか確認し、必要であれば、より広いケージへの変更を検討しましょう。

2. 栄養不足の可能性

偏った食事は、かじり癖の原因となる可能性があります。ミネラルやカルシウムが不足すると、ケージをかじることで補おうとする行動に出ることがあります。

  • 適切な餌:ペレットと、新鮮な野菜や果物をバランスよく与えましょう。セキセイインコ用の市販のペレットは、必要な栄養素がバランスよく配合されています。
  • ミネラルサプリメント:必要に応じて、獣医師に相談し、ミネラルサプリメントの投与を検討しましょう。

3. 病気や怪我の可能性

かじり癖は、病気や怪我のサインであることもあります。

  • 獣医師への相談:ケージをかじる行動が急に始まった場合、または他の異常な行動が見られる場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。病気や怪我の可能性を早期に発見することが重要です。

具体的な対策と改善策

  • 新しいおもちゃの導入:様々な素材(木、紙、麻など)、形状のおもちゃを用意し、定期的に交換することで、飽きさせないようにしましょう。安全な自然素材のおもちゃを選ぶことが重要です。市販のおもちゃだけでなく、安全に配慮した手作りおもちゃも効果的です。例えば、無漂白の紙を細く裂いたものや、安全な木片などを与えてみましょう。
  • コミュニケーションの強化:毎日決まった時間に、優しく話しかけたり、手のひらに餌を乗せて近づけたりするなど、少しずつ信頼関係を築きましょう。焦らず、インコ自身のペースに合わせて接することが大切です。無理強いは逆効果です。
  • 環境の改善:ケージの位置や配置を見直し、ストレスとなる要因を取り除きましょう。ケージを明るく清潔に保ち、快適な温度と湿度を維持することも重要です。直射日光や冷暖房の風が直接当たらない場所に設置しましょう。
  • 放鳥の検討:手乗りではないとはいえ、安全な場所で、短時間でも放鳥させてあげましょう。広い空間で自由に動き回ることで、ストレス軽減に繋がります。ただし、部屋の安全対策は万全に行いましょう。電化製品や危険な物を片付け、窓やドアを閉めるなど、脱走防止策を徹底することが重要です。最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのがおすすめです。
  • ケージの素材の確認:ケージの素材が、インコが好んでかじる素材ではないか確認しましょう。例えば、金属製のケージよりも、木製のケージの方がかじられる可能性が高いです。もし、かじりやすい素材のケージを使用している場合は、かじり止めスプレーを使用したり、ケージカバーを使用したりするなどの対策を検討しましょう。
  • 専門家への相談:どうしても改善が見られない場合は、鳥類に詳しい獣医や専門家への相談を検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、適切な解決策を見つけることができます。

インテリアとの調和:ケージの配置とデザイン

セキセイインコのケージは、インテリアの一部として考えることも重要です。ケージの配置やデザインを工夫することで、部屋全体の雰囲気を損なわず、インコにとっても快適な環境を作ることができます。

ケージの設置場所

  • 直射日光を避け、風通しの良い場所:直射日光はインコに熱中症のリスクを与えます。また、風通しが悪いと、インコがストレスを感じやすくなります。
  • 人の視線が届く場所:インコの様子を観察しやすい場所を選びましょう。常にインコの様子を把握することで、異変に早く気づくことができます。
  • 騒音の少ない場所:騒音はインコにストレスを与えます。テレビや音楽の音量に注意し、静かな場所にケージを設置しましょう。

ケージカバーの活用

ケージカバーを使用することで、インコが落ち着いて過ごせる空間を作ることができます。また、ケージカバーはインテリアの一部としても活用できます。

ケージの周辺環境

ケージの周辺には、インコが安全に遊べるスペースを確保しましょう。おもちゃや止まり木を配置し、インコが自由に動き回れるように工夫しましょう。

まとめ

セキセイインコがケージをかじる原因は様々です。ストレス、栄養不足、病気など、様々な可能性を考慮し、適切な対策を行うことが重要です。焦らず、インコの行動をよく観察し、原因を特定することで、より効果的な解決策を見つけることができます。専門家への相談も有効な手段です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)