セキセイインコがカゴに戻らない!放鳥後の帰宅方法とインテリア対策

2ヶ月ちょっとのセキセイインコですが、、、最近、飛ぶことが楽しいのか、放鳥したとき、なかなかカゴに戻ろうとしません。昨日までは簡単に手の中に入ってくれてカゴまで戻せましたが、今日なんか1時間も逃げ回ってえらい騒ぎでした。ちょっとづつ反抗的になって困ってます。放鳥したとき、なかなかカゴに戻ろうとしないインコをどうやって戻せばいいですか?

セキセイインコがカゴに戻らない理由と解決策

2ヶ月齢のセキセイインコは、活発に動き回り、好奇心旺盛な時期です。飛ぶことの楽しさを覚えたインコが、カゴに戻ることを嫌がるのは、ごく自然な行動と言えるでしょう。 しかし、1時間も逃げ回るようでは、飼い主さんも心配ですよね。 インコがカゴに戻らない原因と、具体的な解決策をステップごとに見ていきましょう。

1. 環境の変化とストレス

  • 部屋のレイアウト変更: 普段と違う場所に家具を移動したり、新しいインテリアを置いたりすると、インコは警戒し、落ち着きを失う可能性があります。安全な場所であるカゴに戻ろうとしなくなる原因の一つです。
  • 騒音や刺激: 掃除機の音や来客、テレビの音など、普段とは違う騒音や刺激もインコを不安にさせ、カゴに戻りにくくします。
  • 家族構成の変化: 新しい家族が増えたり、ペットが加わったりといった環境の変化も、インコのストレスにつながる可能性があります。

解決策:
まずは、インコの生活環境を見直してみましょう。安全で落ち着ける空間を確保することが大切です。 カゴの位置は、高い位置で、かつ人通りの少ない場所に設置し、騒音や刺激の少ない場所を選びましょう。 また、部屋のレイアウトは、極力変更しないように心がけましょう。

2. カゴの魅力度アップ

インコにとって、カゴは安全で快適な休息場所であるべきです。 カゴが魅力的でない場合、インコは戻ろうとしません。

  • お気に入りのオモチャ: 新しいオモチャや、お気に入りのオモチャをカゴの中に入れてみましょう。 インコが喜んでくれるような、安全な素材のオモチャを選びましょう。
  • 快適な寝床: 柔らかく、保温性のある寝床を用意しましょう。 寒さや暑さ対策も忘れずに行いましょう。
  • 美味しいご飯: カゴの中に、普段より少し美味しい餌や、おやつを置いておくのも効果的です。 ただし、与えすぎには注意しましょう。
  • 清潔な環境: カゴの中は常に清潔に保ちましょう。 糞や食べ残しをこまめに掃除し、定期的に消毒を行いましょう。

解決策:
カゴの中に、インコが喜んでくれるようなアイテムを配置し、居心地の良い空間を作ることが重要です。 定期的な清掃も忘れずに行いましょう。 インテリアとしても、カゴ周辺を自然な素材や色合いのアイテムで囲むことで、より落ち着ける空間を作ることができます。例えば、木製のカゴカバーや、緑色の植物などを配置するのも良いでしょう。

3. 呼び戻し方

インコが逃げ回っている時に、無理やり捕まえようとすると、インコはさらに警戒し、恐怖心を抱く可能性があります。 優しく、ゆっくりと呼び戻すことが大切です。

  • お気に入りの言葉: 普段から使っている、インコが喜んで反応する言葉で呼びかけましょう。
  • おやつを使う: インコが大好きなおやつを手に持ち、ゆっくりと近づいていきましょう。 焦らず、インコが自ら近づいてくるのを待ちましょう。
  • カゴの扉を開けておく: カゴの扉を開けておき、インコが自らカゴに戻れるように促しましょう。 無理強いせず、落ち着いて待ちましょう。
  • 隠れ場所を作る: インコが落ち着けるような、隠れ家となる場所を用意しておきましょう。 布製のシェルターや、小箱などが効果的です。

解決策:
焦らず、優しく、時間をかけて呼び戻すことが重要です。 インコがリラックスできる環境を作ることで、自然とカゴに戻ってくるようになるでしょう。

4. 専門家への相談

上記の対策を試しても改善が見られない場合は、獣医さんや、鳥類に詳しい専門家への相談を検討しましょう。 病気や、何かしらのストレスを抱えている可能性もあります。

インテリアとインコの快適な共存

セキセイインコと快適に暮らすためには、インテリアにも配慮することが大切です。

安全な空間づくり

  • 有毒植物を避ける: インコにとって有毒な植物は、絶対に置かないようにしましょう。 観葉植物を選ぶ際は、インコに安全な植物を選びましょう。
  • 小さな物体の除去: インコが誤って食べてしまう可能性のある、小さな物体を床や家具の上から取り除きましょう。
  • 電化製品への注意: 電化製品のコード類は、インコが噛み砕かないように、保護チューブなどで覆うなど、安全対策を施しましょう。

インコに優しい色使い

  • 落ち着いた色: 刺激の少ない、落ち着いた色合いのインテリアを選ぶことで、インコがリラックスできる環境を作ることができます。 緑色や青色は、自然を連想させ、リラックス効果が期待できます。
  • 鮮やかな色のアクセント: ただし、ずっと落ち着いた色だけだと、インコが退屈してしまう可能性もあります。 鮮やかな色のオモチャや、小物をアクセントとして取り入れるのも良いでしょう。

専門家の視点: 動物行動学の専門家によると、鳥類は鮮やかな色に敏感に反応するため、刺激の強い色は避けた方が良いとのことです。 しかし、全く刺激のない環境も、鳥にとって良いとは限りません。 バランスが大切です。

まとめ

セキセイインコがカゴに戻らない問題は、焦らず、優しく、根気強く解決していくことが重要です。 環境の見直し、カゴの魅力アップ、そして適切な呼び戻し方法を試すことで、必ず解決できるはずです。 それでも改善が見られない場合は、専門家への相談を検討しましょう。 インテリアにも配慮することで、インコと飼い主さん双方にとって、より快適な生活空間を築くことができます。

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