セキセイインコ、体調不良…冬場の保温と行動変化への対処法

セキセイインコ。体調不良。 3年目になるインコを飼っています。今年の夏はクーラーの効いた部屋に入れすぎて肺炎を起こしました。11月12月になり寒くなってきたら、様子がおかしくなりました。常にゲージの下で丸ま っています。ペット用ヒーターを入れてもあまり効いてないようです。前は覚えた言葉を話していたのに全く鳴かなくなりました。唯一呼ぶ鳴き声は出してくれます。普段からゲージの中を嫌う子なんですが、最近はほとんどをゲージの外、それも人の服の中や犬の体にくっついて過ごしています。人や犬に慣れ過ぎて踏まれて羽のほうが少し難しそうです。歩き方は少しおかしいですが、太り過ぎなのかなと思ってます。飛ぶのは普通に飛びます。ご飯はよく食べて糞も水っぽくなく、普段より少し黒いかな程度です。鼻水はないですが、餌を戻しています。あと、あくびをする仕草をよくしています。人がいるときは出して温めていますがいないときは入れるしかないので可哀想です。病院に一度連れて行くべきでしょうか? 近くに小鳥専門で見てくれる病院はないので、普通の動物病院になるんですが。

セキセイインコの体調不良:症状と原因の特定

愛鳥のセキセイインコが体調を崩しているとのこと、ご心配ですね。夏の肺炎からの回復過程で、冬の寒さの影響を受けている可能性が高いです。具体的な症状を整理し、原因を推測してみましょう。

主な症状

* ゲージの下で丸まっている:寒さを感じている、または体調不良による衰弱の可能性があります。
* 鳴かなくなった:体調不良やストレスが原因と考えられます。
* ゲージの外で過ごす:寒さ対策、安心できる場所を求めている可能性があります。
* 羽が少し傷んでいる:犬に踏まれたり、落ち着かない状態が続いているためと考えられます。
* 歩き方がおかしい:太りすぎ、足腰の痛み、神経系の問題などが考えられます。
* 餌を戻す:消化器系の問題、ストレス、病気の可能性があります。
* あくびをする:呼吸器系の問題、ストレスの可能性があります。
* 糞が少し黒い:消化器系の問題、出血の可能性も考えられますが、普段より少し黒い程度であれば、すぐに深刻な問題とは限りません。

考えられる原因

* 低体温症:夏の肺炎の後遺症や、冬の寒さによる低体温症が考えられます。
* ストレス:環境の変化、飼い主さんの不在、犬との接触などによるストレスが蓄積している可能性があります。
* 消化器系の問題:餌の戻しや黒い糞は、消化器系の問題を示唆しています。
* その他疾患:肺炎の後遺症、他の感染症、内臓疾患の可能性も否定できません。

獣医への受診:早期発見が大切

上記の症状から、獣医への受診が強く推奨されます。特に、餌を戻す、歩き方がおかしい、などの症状は、見過ごせないサインです。

一般動物病院への受診について

小鳥専門の病院がない場合、一般動物病院でも対応可能な場合があります。事前に電話で小鳥の診療が可能かどうかを確認し、可能な場合は、インコの症状を詳しく説明しましょう。

獣医への説明ポイント

* 症状の詳細:いつから症状が現れたか、症状の程度、具体的な行動などを具体的に説明しましょう。
* 過去の病歴:夏の肺炎について、治療内容、経過などを詳しく伝えましょう。
* 飼育環境:ゲージの種類、温度、湿度、餌の種類、日々の生活パターンなどを説明しましょう。

自宅でのケア:一時的な対応

獣医への受診を待つ間、できる限りのケアを行いましょう。

保温対策の強化

* ペットヒーターの見直し:現在のヒーターが適切な温度を保てているか確認し、必要に応じて交換しましょう。サーモスタット付きのヒーターを使用すると、温度管理が容易になります。
* 保温カバーの追加:ゲージ全体を覆う保温カバーを使用することで、保温効果を高めることができます。
* 暖かい場所の確保:ゲージを暖房の効いた部屋に置き、直射日光を避けましょう。
* ケージ内温度の測定:温度計を用いて、ケージ内の温度を常に確認しましょう。理想的な温度は20~25℃です。

ストレス軽減

* 静かな環境:騒音や刺激を避け、落ち着ける環境を整えましょう。
* 安心できる場所:インコが安心して過ごせる場所(例えば、柔らかい布などを敷いた場所)を用意しましょう。
* 十分な睡眠:インコが十分な睡眠をとれるように配慮しましょう。
* コミュニケーション:優しく声をかけたり、撫でたりすることで、安心感を与えましょう。ただし、無理強いは避けましょう。

食事管理

* 消化の良い餌:消化の良い餌を与え、消化器への負担を軽減しましょう。
* 新鮮な水:常に新鮮な水を用意しましょう。
* 強制給餌:餌を全く食べない場合は、獣医の指示に従って強制給餌を行う必要があるかもしれません。

専門家の意見:信頼できる情報源

小鳥の飼育に関する情報は、信頼できる情報源から得ることが重要です。

* 獣医:最も信頼できる情報源です。
* 小鳥専門のブリーダー:飼育に関する豊富な知識と経験を持っています。
* 信頼できるウェブサイトや書籍:専門家によって書かれた情報を選びましょう。

まとめ:早期対応と継続的なケア

セキセイインコの体調不良は、早期発見と適切な対応が重要です。上記の症状や原因、対応策を参考に、獣医への受診と適切なケアを行いましょう。インコが健康を取り戻すまで、愛情をもって見守り、サポートすることが大切です。

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