セキスイハイム快適エアリーの設定と運用方法:二階建て住宅での活用事例とよくある問題解決

セキスイハイムの快適エアリーについて 長文失礼します。 セキスイハイムで二階建てのドマーニを建て先週引っ越しました。 快適エアリーをつけましたが、説明書を読んで使ってみましたがいまいち設定した内容のものと違う反応をしてくれることがしばしばあります。 うちの現状(参考程度に。とばしてもらって構いません)———————– ゾーンは ゾーン1 A床下 Bダイニング Cリビング ゾーン2 A洋室 B和洋室 C床下 という設定になっています。 外気温が30℃で一階も二階も窓を閉め切っている、として… ●現在、説明書にあったキープ運転(25℃~26℃くらいに設定)で朝と夜に冷房が入り、他の時間はキープ運転にして、暑いときは手動でつける という状況になっています。しかし、廊下は蒸し暑く部屋の冷気が少し漏れて多少涼しいくらいです。 ■そして、深夜24時くらいから少なくとも午前3時くらい(それ以降は寝るので分からない)まで昼間では聞いたことがないくらいものすごい風量でゴーゴーと音を立てて起動しています。 部屋は涼しいどころか寒いくらいです。(毎日夜中になるとうるさい、寒いので現在はピークカットを深夜24時から午前5時に設定して無理矢理切っています。) ◆また、昼間にキープ運転で北西の影になる涼しい部屋(ゾーン2 A洋室)なのに冷房がそよそよと吹き出し、南側の暑い部屋(ゾーン2 B和洋室)から一切風が出てこない ということもあります。 ▲一階の部屋はそのような状況ですが、昼も夜も二階は異常なくらいに熱がこもって暑すぎます。 二階の部屋には換気用吸気穴がついているだけなので、一般的な壁付けクーラーで温度調節しています。 夜に25℃くらいで設定して2時間後にOFFになるようにして深夜24時に寝ると朝6時には汗だらだらで起こされます。 以下、質問内容————————- 実際に住んで使われている方にお聞きしたいのですが、 1、どのような設定で快適エアリーを運用しているのでしょうか? 2、他のお宅でも二階も上記▲のように暑くなるものなのでしょうか? 3、各ゾーンのA床下 C床下が起動しないのですが、他のお宅でも快適エアリーの床下は使っていますか? 4、廊下も涼しくするにはどのようにしていますか? よろしくお願いします。

セキスイハイムの快適エアリーシステムは、全館空調システムとして人気ですが、実際に運用してみると、設定や効果に戸惑う方も少なくありません。この記事では、快適エアリーを二階建て住宅で運用する際の具体的な設定方法、よくある問題点とその解決策、そしてより快適な住環境を実現するためのヒントをご紹介します。

快適エアリーの運用設定:あなたの家の状況に合わせた最適化

快適エアリーの運用設定は、住まいの構造、間取り、ライフスタイルによって大きく異なります。質問者様の状況を踏まえ、具体的な設定方法と改善策を提案します。

1. ゾーン設定の見直しと調整

質問者様は、ゾーン1にダイニングとリビング、ゾーン2に洋室と和洋室を設定されていますが、各ゾーンの面積や日当たり、断熱性を考慮した上で、ゾーン分けを見直す必要があるかもしれません。例えば、南向きの部屋と北向きの部屋を同じゾーンに含めるのは、温度差が大きくなり、効率的な空調が難しくなります。ゾーンを細かく分割したり、日当たりや熱の出入りを考慮してゾーンを再配置することで、より効果的な空調を実現できる可能性があります。

2. キープ運転の設定温度と時間帯の見直し

キープ運転は、設定温度を維持することを目的としていますが、外気温や日射量によって、設定温度だけでは十分な効果が得られない場合があります。特に真夏の昼間は、設定温度を少し下げて、運転時間を長くすることを検討してみましょう。また、夜間の冷房運転については、ピークカット機能を有効活用し、深夜の強風運転を抑制することで、騒音問題と冷えすぎを軽減できます。

3. 床下エアコンの活用

床下エアコンは、室温の均一化に大きく貢献します。質問者様のように床下エアコンが起動しない場合は、フィルターの詰まり故障の可能性があります。まずは、フィルターの清掃を行い、それでも改善しない場合は、セキスイハイムのメンテナンス担当者に点検を依頼しましょう。床下エアコンが稼働することで、廊下を含む室温の均一化が期待できます。

4. 換気システムとの連携

快適エアリーは、換気システムと連携することで、より効果を発揮します。24時間換気を適切に行うことで、室内の空気を常に新鮮に保ち、結露の防止カビの発生抑制にも繋がります。換気システムの設定も確認し、適切な換気量に調整しましょう。

二階部分の暑さ対策:快適エアリーと併用する有効な方法

二階部分の暑さ対策は、快適エアリーだけでは不十分な場合があります。以下のような対策を併用することで、より快適な環境を実現できます。

  • 窓の遮熱対策:遮光カーテンや断熱フィルムなどを活用し、日射による室温上昇を防ぎます。
  • 屋根裏の断熱強化:屋根裏の断熱材を追加することで、熱伝導を抑制し、室温上昇を抑えます。
  • 換気扇の活用:二階に設置されている換気扇を効果的に活用することで、室内の空気を循環させ、熱気を排出します。
  • 壁掛けクーラーの併用:質問者様のように、壁掛けクーラーを補助的に使用することで、快適な室温を保てます。タイマー機能を活用し、効率的な運用を心がけましょう。

廊下を涼しくするための工夫

廊下は、部屋と比べて冷気が滞留しにくい場所です。以下のような工夫で、廊下を涼しく保ちましょう。

  • 床材の選択:熱伝導率の低い床材を選ぶことで、室温上昇を抑える効果があります。
  • 天井扇の設置:天井扇を設置することで、空気を循環させ、室温の均一化を図ります。
  • 間接照明の活用:照明による熱気を軽減するために、間接照明を効果的に活用しましょう。
  • 植物の配置:観葉植物などを配置することで、室温を下げる効果が期待できます。

専門家への相談:快適エアリーの最適な運用方法をプロに相談する

快適エアリーの設定や運用に不安がある場合は、セキスイハイムのメンテナンス担当者専門業者に相談することをおすすめします。専門家のアドバイスを受けることで、より効率的で快適な空調を実現できます。また、定期的なメンテナンスを行うことで、快適エアリーの性能を維持し、故障を防ぐことができます。

まとめ:快適エアリーを最大限に活用するためのポイント

快適エアリーは、適切な設定と運用によって、快適な住環境を実現できる優れたシステムです。この記事で紹介したポイントを参考に、ご自身の住まいに合わせた最適な設定を見つけてください。それでも問題が解決しない場合は、専門家への相談を検討しましょう。

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