セキスイハイム快適エアリーの効果と問題解決:高知県での事例と改善策

セキスイハイムの快適エアリーについて。 今年新築し快適エアリーを1階と2階に搭載しました。1階が4kW、2階が7kWのものです。1階は①27畳のLDK、②8畳洋室、③床下で、2階は①14畳洋室、②8畳洋室、③8畳洋室にそれぞれ吹き出し口があります。2階を7kWにしたのは夏場に①②③を同時稼働させたときに4kWでは間に合わないとセキスイ側が判断したからです。 1階は夏場涼しく冬場は暖かくて確かに快適です。ですが問題は2階。夏場は冷えず冬場は暖まりません。ただの送風運転のようで冬場など稼働させる方が寒いぐらいです。夏にセキスイの担当者に抗議すると、「体感温度もひとそれぞれ違いますから実際温度計で測ってみてください」との返答。実際測ると、2階の①の部屋で設定16℃で強風運転、30分稼働させても室温は30℃から1℃たりとも下がりませんでした。また、③の部屋で16℃で強風、30分稼働させてもただ居るだけで汗が出る状態でした。冬場は寒すぎて①に2000円ほどのファンヒーターを置いていますがそっちの方がよっぽど暖まります。 さらに部屋ごとに個別稼働ができると言われ契約したのに、2階は①と②の部屋が常時同時運転になります。「これを搭載すれば部屋ごとのエアコンは絶対要りません」とも言われました。完全に不快エアリーです。 県内で2階にも快適エアリーを搭載したのはうちだけだそうです。ちなみに高知県です。モデルルームにも搭載されていないため比較のしようがありません。何か解決案や仕様について、また、実際に搭載されている方の感想など聞かせてください。補足機械自体は1階の分は床下に、2階の分はクローゼットの中にあります。天井の厚みや材質は分かりませんが、セキスイハイムbjですのでセキスイでは一般的なものだと思います。天井近くの窓というのはよく分かりませんが、天井近くに快適エアリーの吹き出し口があり、そのすぐ横に吸い口があります。機械の点検もしてもらっていますが、風の強弱すらききません。一度言われたことがあるのが、快適エアリーは常時稼働を前提としているので…でした。つまり常時稼働させて家を涼しく(温かく)しているものだそうで、けど昼間などは不在の事が多いのにそんなことただの(電気代の)無駄にしか思えません。

セキスイハイム快適エアリー:期待と現実のギャップ

セキスイハイムの快適エアリーは、全館空調システムとして、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を実現すると謳われています。しかし、質問者様のように、期待通りの効果が得られないケースも存在します。特に、2階への設置においては、kW数や吹き出し口の位置、部屋の広さ、断熱性能など、様々な要因が影響し、効果にばらつきが出ることが考えられます。高知県という地域性も、夏場の暑さや冬場の寒さにおいて考慮すべき点です。

快適エアリーの効果が出ない原因を探る

快適エアリーの効果が出ない原因として考えられる点を、いくつか挙げてみましょう。

1. kW数の不足

2階7kWのシステムが、3つの部屋を同時に効率的に冷暖房できない可能性があります。特に夏場は、室温の上昇が早く、7kWでは能力不足となるケースも考えられます。各部屋の広さや窓の面積、日射量などを考慮し、適切なkW数を再検討する必要があるかもしれません。

2. 吹き出し口の位置と気流

吹き出し口の位置が適切でない場合、冷暖気が部屋全体に均一に届かず、温度ムラが生じます。また、吸気口の位置も重要で、適切な空気循環ができないと、効率が悪くなります。吹き出し口と吸気口の位置関係、部屋のレイアウトなどを確認し、改善策を検討しましょう。

3. 断熱性能

セキスイハイムBJであっても、家の断熱性能は重要です。窓の種類、壁や天井の断熱材の種類や厚さ、気密性などによって、冷暖房効率は大きく変わります。断熱性能の不足は、快適エアリーの能力を相殺し、効果を低減させる可能性があります。

4. 機器の不具合

機械自体の故障や不具合も考えられます。風の強弱が効かないとのことですので、セキスイハイムの担当者に改めて点検を依頼し、機器の動作状況を確認してもらうことをお勧めします。

5. 同時運転の制約

2階で①と②の部屋が同時運転になるという仕様は、設計上の制約によるものかもしれません。契約時に説明があったとしても、実際の使用感とのギャップが大きい場合は、セキスイハイムに改めて説明を求めるべきです。

具体的な解決策

問題解決に向けて、以下の対策を検討してみましょう。

1. 専門家への相談

セキスイハイムの担当者だけでなく、建築士や空調設備の専門家に相談することをお勧めします。現場調査を行い、原因を特定し、最適な解決策を提案してもらうことができます。

2. 追加設備の検討

快適エアリーだけでは冷暖房が不十分な場合は、補助的な設備として、エアコンやファンヒーターなどを追加設置するのも一つの方法です。特に、2階のように冷暖房が難しい場合は、各部屋にエアコンを設置することで、より快適な環境を実現できる可能性があります。

3. 断熱性能の向上

窓に断熱フィルムを貼ったり、カーテンなどを工夫したりすることで、断熱性能を向上させることができます。また、隙間風を防ぐなどの対策も有効です。

4. 運用方法の見直し

快適エアリーは常時稼働を前提としているものの、昼間不在の場合は、稼働時間を調整することで電気代の節約になります。タイマー機能などを活用して、必要な時間だけ稼働させるようにしましょう。

他の快適エアリーユーザーの意見

インターネット上のフォーラムや口コミサイトなどで、快適エアリーを使用している方の意見を調べてみましょう。同様の悩みを抱えている人がいるかもしれませんし、解決策が見つかる可能性もあります。ただし、個々の状況によって効果は異なるため、参考程度に留めてください。

まとめ

快適エアリーは優れた全館空調システムですが、設置場所や家の条件、運用方法によって効果は大きく異なります。問題が発生した場合は、専門家への相談や追加設備の検討、運用方法の見直しなど、様々な解決策を検討することが重要です。セキスイハイムに積極的に問題点を伝え、改善を求めることも忘れずに。快適な住空間を実現するためには、諦めずに積極的に行動することが大切です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)