スパティフィラムの植え替え時期とサイン|鉢選びから具体的な手順まで徹底解説

室内植物 スパティフィラム 植え替え 1ヶ月前にスパティフィラムを買い、部屋に置いています。鉢の大きさは直径5.5センチ(円形)高さ6センチです。買った時には葉は8枚だったのですが今10枚目がでようとしているところです。そこで質問です。葉の数は増えるに従って根も増えていくだろうと思います。どのくらいのタイミングで、つまり葉が何枚くらいになったら大きめの鉢に植え替えすれば良いと思いますか? もしくはそろそろ植え替えをした方が良い、と外からみて目に見えるようなサインはありますか?

スパティフィラムの植え替え時期:葉の数と根の状態をチェック

1ヶ月で2枚も新しい葉が出ているということは、あなたのスパティフィラムは元気に育っている証拠です! 鉢のサイズが直径5.5cmと小さいので、根詰まりを起こしている可能性が高いです。葉の数だけで判断するよりも、根の状態を確認することが植え替えのタイミングを見極める上で最も重要です。

葉が10枚になったからといってすぐに植え替えなければならないわけではありません。葉の数が増えるということは、それだけ根も成長している可能性が高いですが、鉢の大きさに対して根が十分に広がっているかどうかを確認する必要があります。

植え替えのサイン:根詰まりをチェック!

スパティフィラムの植え替えが必要なサインは、主に以下の通りです。

  • 鉢底から根が出ている:最も分かりやすいサインです。根が鉢底の穴から飛び出している場合は、明らかに根詰まりを起こしています。すぐに植え替えが必要です。
  • 鉢の側面から根が出ている:鉢の側面から根が伸び出ている場合も、根詰まりが起きている可能性が高いです。土の表面を軽く押さえてみて、根が鉢の側面を覆っているようであれば植え替えのサインです。
  • 生育が止まっている:新しい葉の成長が遅くなったり、葉が小さくなってきたり、元気がなくなってきた場合は、根詰まりが原因の可能性があります。
  • 土の表面がすぐに乾く:小さな鉢では、土の水分がすぐに蒸発してしまい、頻繁に水やりが必要になります。これは根詰まりのサインの一つです。
  • 鉢から植物が抜けにくい:鉢から植物を取り出そうとした際に、根が鉢に絡みついていて抜けにくい場合は、根が鉢いっぱいに広がっている証拠です。

これらのサインが見られたら、植え替えのタイミングです。葉の枚数にこだわるよりも、根詰まりを起こしているかどうかを重点的にチェックしましょう。

適切な鉢選びと植え替え手順

植え替えを行う際は、適切な鉢選びと丁寧な作業が重要です。

鉢の選び方

新しい鉢は、現在の鉢よりも一回りから二回り大きいものを選びましょう。大きすぎると、根が成長するまで土が乾きにくくなり、根腐れの原因となる可能性があります。素材は、通気性の良いテラコッタ鉢やプラスチック鉢がおすすめです。

植え替えに必要なもの

* 新しい鉢
* 鉢底ネット
* 鉢底石
* 新しい培養土(観葉植物用の培養土がおすすめ)
* ジョウロ
* 軍手

植え替え手順

1. スパティフィラムを現在の鉢から取り出す:鉢の側面を軽く叩きながら、スパティフィラムを優しく取り出します。根が鉢に絡まっている場合は、根を傷つけないように注意しながら、丁寧にほぐします。
2. 根の状態を確認する:根の状態を確認し、傷んでいる根があれば、ハサミで切り取ります。
3. 新しい鉢に鉢底石を敷く:新しい鉢の底に、鉢底石を敷きます。これは、排水性を高めるためです。
4. 培養土を入れる:鉢の1/3程度まで培養土を入れます。
5. スパティフィラムを植える:スパティフィラムを鉢の中心に置き、残りの培養土で根を覆います。根元が少し高くなるように植え付けると、水はけが良くなります。
6. 軽く土を固める:土を軽く押さえて、スパティフィラムを固定します。
7. たっぷり水やりをする:植え替え後、たっぷりと水やりをします。

専門家からのアドバイス:生育環境の調整も重要

植物医の田中先生によると、「植え替えは植物にとってストレスとなるため、植え替え後の管理が重要です。直射日光を避け、風通しの良い場所に置き、適度な水やりを心がけてください。また、葉水も効果的です。」とのことです。

まとめ:スパティフィラムの健康的な成長をサポート

スパティフィラムの植え替えは、健康的な成長を促すために重要な作業です。根詰まりに気づいたら、適切な鉢を選び、丁寧な手順で植え替えを行いましょう。 葉の数だけでなく、根の状態や生育状況をよく観察し、植物の状態に合わせて適切な対応をすることが大切です。

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