ジャンガリアンハムスターの飼育に関するQ&A

飼っているジャンガリアン2匹について 約1ヶ月くらい前に友人から生後1ヶ月になっていないジャンガリアンの姉妹をもらいました。 その子たちについていくつか質問します。 Q1.二匹ともおなじ衣装ケースの中に飼っています。80ccの給水器で水をあげているのですが、1日で約2分の1くらい減ります。これは飲みすぎですか? (野菜は、1週間に1回ほど。部屋の気温は21度くらいに保っています。) Q2.この前、本当にどちらともメスなのか確認しました。ネットで区別の仕方を探してみると、肛門と生殖器(?)の間が長いのがオス、ということだったので見てみましたがあまりわからなかったのですが、1匹はおっぱいが確認できるのですが、もう1匹はさがしてもおっぱいが見当たりません。しかもこの子は、もう1匹の子とおしりの形が違います。オスみたいにすこし膨らんでみえます。 (以前に、キンクマのオスを飼っていたのですが、その子みたいにタマみたいなものがある。) Q3.ジャンガリアンは生後何か月くらいで、繁殖時期を迎えますか? Q4.うちの2匹はもう生後1ヶ月以上経過していて時々ケンカをするので、プラスチックの仕切りを作り、衣装ケースの半分ずつで飼育していたのですが、どこか隙間から噛んで、通り抜けられるくらいの穴をつくり、また一緒にねていたり、ご飯をたべたりするようになりましたが、やはりハムスターは1匹で行動する動物だと思うので2匹を離して飼育をしたほうがいいですよね? (ケンカをし始めたのは1週間くらい前) Q5.最近、ティッシュを集めて1か所に寝床をつくり、よくそこでねるようになりました。いままでこんなことしなかったのですがなにかあるんでしょうか? (小屋をおいているのですが、その中ではなく小屋のそとで作っています) Q6.そのティッシュが湿っています。これは尿で湿っているんですよね? (3日くらいで湿りが気になり始めました) Q7.これは友達のキンクマについてなのですが、噛み木のかわりとして割り箸をいれたらしいのですがその割り箸が次の日にみるとなくなっていたそうです。どこを探しても無かったらしいです。 (そのキンクマは脱走癖はなく、脱走をこころみるけどうまくできないらしいです。あと、次の日はそのキンクマはゲージの中にちゃんといたそうです) たくさんの質問ですが、回答宜しくお願いします。補足本当に弱らずにすんで、ほっとしています(^^; Q6についてですがティッシュはチップの匂いしかしませんでした。給水器は近くにつけていないので水もれではないと思います。 Q1について、うちのジャンガリアンの体重は、約40gくらいです。 多飲多尿ではなさそうです。

Q1. 水の消費量について

生後1ヶ月未満のジャンガリアンハムスター2匹で、80ccの給水器の水が1日で約半分減るというのは、必ずしも飲みすぎとは言い切れません。 気温21度という環境、そして体重約40gと小さめであることを考慮すると、この消費量は妥当な範囲内と言える可能性があります。

ただし、多飲多尿の兆候がないか、注意深く観察する必要があります。多飲多尿は、糖尿病などの病気のサインである可能性もあるためです。以下の点をチェックしてみましょう。

  • 排尿量:尿の量が増えているか。
  • 活動量:普段より活発になったり、逆に元気がないか。
  • 体重:体重の減少や増加がないか。
  • 食欲:食欲の変化はないか。

これらの症状が見られる場合は、獣医への相談をおすすめします。 また、給水器の種類によっては、水の蒸発量も考慮する必要があります。もし心配であれば、給水器を交換して様子を見るのも良いでしょう。

Q2. 性別の判別について

ジャンガリアンの性別の判別は、生後数週間では難しい場合があります。特に、おっぱいがあるかないかだけでは判断できません。おっぱいはオスにも痕跡として残っている場合があり、また、メスでも発達に個人差があります。

確実に判別するには、経験豊富な獣医に診てもらうのが一番です。 肛門と生殖器の間の長さだけで判断するのは、正確性に欠けるためおすすめしません。 もし、一匹がおしりが膨らんで見えるとのことですが、これはオスの可能性が高いです。 オスであれば、生殖器の確認も可能かもしれません。しかし、素人判断は危険なので、獣医の診察を受けましょう。

Q3. 繁殖時期について

ジャンガリアンハムスターの繁殖可能な時期は、生後3ヶ月~4ヶ月頃からと言われています。 しかし、個体差があり、早熟な個体もいます。 そのため、早めの避妊・去勢手術も検討した方が良いでしょう。特に、オスとメスの同居は、望まない妊娠につながる可能性が高いため、避妊・去勢手術が望ましいです。

Q4. 同居について

ハムスターは基本的に縄張り意識が強く、単独で生活する動物です。 ケンカが始まっているということは、ストレスが溜まっているサインです。 仕切りを作っても、隙間から接触できる状態では、ストレスは軽減されません。 別々のケージで飼育することを強くおすすめします。 ケージは、ジャンガリアンハムスターの大きさに適したサイズを選び、隠れ家や回し車、給水器などをそれぞれに用意しましょう。

適切なケージ選びは、ハムスターの健康に大きく影響します。ケージ選びのポイントとしては、

  • 十分な広さ:ジャンガリアンハムスターは活動的なため、自由に動き回れる広さが重要です。
  • 安全な素材:ハムスターが噛んでも安全な素材であること。
  • 通気性:通気性が良いケージを選ぶことで、カビやダニの発生を防ぎます。

などが挙げられます。

Q5. ティッシュでの巣作りについて

ハムスターが小屋ではなく、ティッシュで巣を作るようになったのは、現在の寝床に満足していない可能性があります。 小屋が狭すぎる、清潔でない、気に入らない素材など、様々な理由が考えられます。

以下の点をチェックしてみましょう。

  • 小屋のサイズ:小屋が狭すぎないか。
  • 小屋の素材:ハムスターが快適に過ごせる素材か。
  • 小屋の清潔さ:小屋が汚れていないか。
  • 寝床の素材:ハムスターが好む素材の寝床を用意しているか。

必要であれば、新しい小屋や寝床を用意してあげましょう。 ハムスターは、安全で快適な寝床を確保することで、ストレスを軽減し、健康的に過ごすことができます。

Q6. 湿ったティッシュについて

ティッシュが湿っているのは、尿による可能性が高いです。 チップの匂いがするとのことですが、尿がチップに吸収され、その匂いがティッシュに移っている可能性もあります。 ケージの清掃頻度を高め、清潔な環境を保つことが大切です。 また、排泄物の量が多い場合は、健康状態に問題がないか、獣医に相談することをお勧めします。

Q7. 友達のキンクマと割り箸について

キンクマハムスターが割り箸を食べてしまった可能性があります。 ハムスターは木をかじる習性があり、特に割り箸のように柔らかい木は、簡単に噛み砕いて食べてしまう可能性があります。 誤飲による消化器系の問題も考えられます。 もし、現在も割り箸が見つからない場合は、獣医に相談することをお勧めします。 ハムスターのケージ内には、安全な素材の噛み木や、おもちゃを用意しましょう。

ハムスターの飼育は、責任と愛情が必要です。 日々の観察を怠らず、少しでも気になる点があれば、すぐに獣医に相談することが大切です。 健康で幸せなハムスターライフを送れるよう、頑張ってください。

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