ジャンガリアンハムスターの寝床問題:巣箱に入らない原因と解決策

ハムスターのことで質問させていただきます。ジャンガリアンハムスターの パールホワイト♀(6ヶ月)を飼っているのですが、ここ最近巣箱に入ってくれなくなりました。最初は巣箱に入って寝ていたのですが、その巣箱におしっこをするようになりカビが生えてしまったので、陶器製のゴールデンハムスターのお部屋を買ったのですが、1、2回そこで寝ていて、またおしっこをするようになりました(>_<) (最初の巣は4ヶ月間使いました。その際ずっとその巣を使っていたのですが…) トイレは覚えていてトイレでもおしっこをしているんですが、巣にもおしっこをしてしまうんです(>_<) 最近は回し車の裏で寝ていたり、トイレの裏で寝ていたりしています。巣は必要ないですかね(>_<)?

ハムスターが巣箱を避ける理由:清潔さ、安全性、快適性の3つの視点

ジャンガリアンハムスターの女の子が巣箱を嫌がる原因は、いくつか考えられます。単に「巣箱が不要」というわけではなく、ハムスターにとっての安全性、清潔さ、快適さが満たされていない可能性が高いです。 6ヶ月という年齢は、ハムスターにとって大人になり、行動範囲や好みが変化する時期でもあります。

1. 清潔さの確保:トイレと寝床の分離が重要

ハムスターは清潔好きな動物です。巣箱におしっこをするようになったのは、トイレと寝床が同じ場所にあることで、不快感を感じている可能性があります。 陶器製の巣箱でも、一度おしっこをされてしまうと、完全に清潔にするのが難しいです。ハムスターは匂いに敏感なので、わずかな臭いでも嫌がる場合があります。

  • 対策:巣箱とトイレを完全に離して設置しましょう。巣箱は、ハムスターが落ち着いて眠れる、清潔な場所であることが重要です。トイレは、ハムスターが簡単にアクセスでき、掃除しやすい場所に設置しましょう。トイレの材質は、木製や紙製のものがおすすめです。陶器製は、冷たすぎる場合もあります。
  • 具体的なアドバイス:ケージの広さを確認し、巣箱とトイレの間に十分なスペースを確保しましょう。トイレはケージの一角に、巣箱は反対側に配置するのが理想的です。定期的なケージ全体の清掃と、トイレの交換は必須です。床材もこまめに交換しましょう。

2. 安全性の確保:隠れ家としての巣箱の重要性

ハムスターは、安全で隠れられる場所を必要とします。巣箱は、彼らが安心して眠ったり、休息したりするための大切な場所です。回し車やトイレの裏で寝ているということは、ハムスターが現在の環境で安全を感じていない可能性を示唆しています。

  • 対策:隠れ家となる場所を増やすことを検討しましょう。例えば、ハウス型のシェルター、トンネル、小枝などをケージ内に設置することで、ハムスターはより安全に感じることができます。巣箱の素材も重要で、布製や木製など、ハムスターが落ち着ける素材を選びましょう。陶器製は、冷たさや硬さがストレスになる可能性があります。
  • 具体的なアドバイス:ケージのレイアウトを見直し、ハムスターが自由に動き回れるスペースを確保しましょう。複数の隠れ家を用意することで、ハムスターは気分によって場所を選べます。隠れ家は、ケージの隅や、高い位置に設置するのも効果的です。ただし、隠れ家が多すぎると、掃除がしにくくなるため、バランスが重要です。

3. 快適性の追求:温度、湿度、素材のチェック

ハムスターは、適温・適湿の環境を好みます。巣箱の素材や、ケージ内の温度・湿度がハムスターにとって快適でない場合、巣箱を避ける原因となります。特に陶器製の巣箱は、冬場は冷たすぎる可能性があります。

  • 対策:ケージ内の温度と湿度を測り、ハムスターにとって快適な範囲(20~26℃、湿度40~60%程度)を保ちましょう。冬場は、ケージ全体を保温する工夫が必要です。巣箱の中に、柔らかい布や綿などを敷いてあげると、より快適に過ごせます。夏場は、ケージを直射日光の当たらない場所に設置し、暑さ対策をしましょう。
  • 具体的なアドバイス:温度計と湿度計をケージ内に設置し、常に温度と湿度をチェックしましょう。床材は、通気性の良いものを選び、こまめに交換しましょう。巣箱の素材は、ハムスターが噛んでも安全な自然素材のものを選ぶのがおすすめです。綿やティッシュペーパーは、誤って食べてしまう危険性があるため、避けた方が良いでしょう。

専門家の視点:獣医師への相談も検討を

上記の方法を試しても改善が見られない場合は、獣医師への相談を検討しましょう。病気や怪我、ストレスなど、健康状態に問題がある可能性も否定できません。獣医師は、ハムスターの状態を詳しく診察し、適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ:ハムスターの快適な生活環境を整備しよう

ハムスターが巣箱に入らない原因は、必ずしも巣箱そのものに問題があるとは限りません。清潔さ、安全性、快適性の3つの要素を総合的に見直し、ハムスターにとって最適な環境を整えてあげることが重要です。 ケージのレイアウト、巣箱の素材、温度・湿度管理、そして定期的な清掃など、細やかな配慮が、ハムスターの健康と幸せにつながります。 必要に応じて獣医師に相談し、ハムスターの健康状態を確認することも大切です。

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