ジャンガリアンハムスターの多頭飼育と冬対策:快適な環境づくりと保温方法

ジャンガリアンの姉妹を知人から譲り受けました。 現在、生後2ヶ月になろうというところ… 同じケースで飼っています。 たまに小さいケンカをします。 寝てるときはくっついて寝てます。 保温のためだとは思いますが… 別けたほうがいいのはわかっています。 ウォーターボトルなどのその他ハムグッズはその辺で調達すればいいのですが、 ヒーター付きのハウスが1つしかないです。 ホームセンターで探したのですがなく(住んでる所が田舎なのでホームセンターがココの他にない)、冬眠されても困るので悩んでいます。 (過去にハムスターを冬眠させてしまった経験あり。) 自分は高校生でバイトもあり、家をあけている時間が多いです。 なので部屋にずっとヒーターを入れた状態にはできないです。 コレからの冬… 別居させず同じハウスで寝てもらうか それとも 別居させて1匹に寒い想いをしてもらうか どっちがいいと思いますか?

ジャンガリアンハムスターの多頭飼育と冬眠リスク

ジャンガリアンハムスターの姉妹を飼育されているとのこと、そして冬場の保温対策でお悩みとのことですね。まず重要なのは、ジャンガリアンハムスターは基本的に単独飼育が推奨されるということです。たとえ姉妹であっても、縄張り意識やストレスからケンカが発生する可能性があり、ケガや病気の原因となります。寝ている時はくっついているように見えますが、これは保温のためであり、必ずしも仲が良いとは限りません。

過去にハムスターの冬眠を経験されているとのこと、大変心配ですね。ハムスターの冬眠は、低体温症によるもので、最悪の場合、死に至る危険性があります。特に生後2ヶ月のハムスターは、まだ体が小さく、冬眠のリスクが高いです。

解決策:別居と適切な保温対策

結論から言うと、姉妹を別々のケージで飼育し、それぞれに適切な保温対策を行うのが最善策です。同じハウスで飼育し続けることは、ケンカやストレス、そして冬眠リスクを高めることになります。

1. 別々のケージを用意する

まずは、それぞれのハムスターのために、新しいケージを用意する必要があります。ホームセンターになかったとのことですが、ペットショップやオンラインショップなどを利用して、適切なサイズのケージを探してみてください。ケージ選びのポイントは、以下の通りです。

  • サイズ:ジャンガリアンハムスターはそれほど大きなスペースは必要としませんが、運動できるスペースと隠れ家となる場所を確保できる十分な広さが必要です。
  • 素材:通気性が良く、清掃しやすい素材を選びましょう。プラスチック製や金網製のケージが一般的です。
  • 安全性:ハムスターが逃げ出したり、ケガをしたりしないよう、安全な構造のケージを選びましょう。隙間がないか、金網の目が細かいかなどを確認してください。

2. ヒーター付きハウスの代替策

ヒーター付きハウスが1つしかないとのことですが、代替策として以下の方法があります。

  • ペット用ヒーター:ケージ全体を暖めるのではなく、ハウス内だけを暖めるタイプのペット用ヒーターがおすすめです。安全性を確認し、火傷しないように設置場所には注意しましょう。ケージの外側に設置するタイプや、ケージ内に設置する安全なヒーターなどがあります。
  • 保温ボトル:お湯を入れて使用する保温ボトルは、手軽で安全な保温方法です。ただし、お湯の温度管理が重要で、低温やけどに注意する必要があります。定期的に温度を確認し、必要に応じてお湯を交換しましょう。
  • ペット用湯たんぽ:ペット用の湯たんぽも、安全な保温方法です。こちらも温度管理に注意し、低温やけどを防ぎましょう。カバーを使用し、ハムスターが直接触れないように工夫しましょう。
  • ケージ全体を覆うカバー:ケージ全体を覆うカバーを使用することで、保温効果を高めることができます。ただし、通気性を確保することが重要です。完全に密閉してしまうと、ハムスターが窒息する危険性があります。
  • 場所の工夫:ケージを直接床に置かず、台の上に置くことで、床からの冷気を防ぐことができます。また、直射日光やエアコンの風が当たらない場所に設置しましょう。

3. その他の冬対策

  • 床材:保温性の高い床材を使用しましょう。例えば、ペットシーツの上に、綿や麻などの柔らかい素材を敷くのも効果的です。
  • 餌:高カロリーの餌を与え、ハムスターの体温を維持するのを助けるようにしましょう。冬場は特に、栄養価の高い餌を十分に与えることが重要です。
  • 観察:ハムスターの様子をこまめに観察し、元気がない、動きが鈍いなどの異常が見られた場合は、すぐに獣医に相談しましょう。

専門家のアドバイス

動物病院の獣医に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。ハムスターの飼育経験が豊富な獣医であれば、適切な保温方法やケージの選び方などを教えてくれるでしょう。

まとめ:快適な環境でハムスターの健康を守ろう

ジャンガリアンハムスターの健康を維持するためには、適切な飼育環境と保温対策が不可欠です。多頭飼育は避けて、別々のケージで飼育し、それぞれのハムスターに合った保温方法を選択しましょう。そして、日々の観察を怠らず、何か異常が見られた場合はすぐに獣医に相談することが大切です。

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